登山記録・写真                          
                        

東北
ー2
24  那須岳  なすだけ  1,917m  2021年  令和 3年 6月 1日(火)
 2017年  平成29年10月 5日(木)
 2015年  平成27年 6月29日(月)
 2006年  平成18年 8月14日(月)
 標高差 ≒430m
 累積標高差 ≒800m

【 那須岳 】
 ・ 標高=1,917m。 
 ・ 那須岳(なすだけ)は日光国立公園内、栃木県那須塩原市、同県那須郡那須町、福島県西白河郡西郷村にある複数の火山の総称。那須岳の主峰で現在も蒸気と火山ガスを盛んに噴出しているハゲ山の茶臼岳(1897m、最高地点は1915m)、切り立った岩壁上の朝日岳(1896m)、最高峰で緑に包まれた三本槍岳(1917m)等がある。茶臼岳以外の山はすでに噴火活動を終えている。火山特有の広い裾野を持っており、この広い那須野を超えると東北(みちのく)である。 南月山(1776m)、黒尾谷岳(1589m)を加えて那須五岳と総称する。
 ・ 茶臼岳ともいう。 栃木県北部,那須火山帯に属する那須火山群の主峰。標高 1915m。複式のコニトロイデ型の活火山で,山頂部には直径 100mの火口がある。
 ・ 西側山腹に爆裂火口があり,噴気孔付近には硫黄が昇華している。 
 ・ 連峰の主峰ともいえるのが、頂上直下までロープウェイがかかり、今なお噴煙を吐いている茶臼岳。
 ・ 最高峰は栃木・福島県境にある三本槍岳。 岩場が続き「ミニ穂高」とも称される朝日岳。 さらに南月山、黒尾谷岳を加え「那須五岳」を総称して那須岳と呼ばれている。 
 ・ 那須の山々は、2000mに届かない標高とはいえ、ハイマツの稜線、5月まで冬支度を見せるほどに積もる雪景色が高山の趣をかもし、煙噴く火の山、中腹をおおう広葉樹の折々の景観が彩りを添えてくれる。
 ・ 山麓には那須七湯とも言われる温泉郷が点在し、那須登山に華を添える。                      (〜フリー事典等より)

 【山名の由来】
  ・ 土地を均す(ナラス)が縮まってナスになったと言う説がある。
  ・ 那須岳とは茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の総称だが、それに南月山・黒尾谷岳を加えて那須五岳とも呼ぶ。
  ・ 茶臼岳は茶臼に似ていることからその名前がある。
  ・ 那須岳とは茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の総称だが、それに南月山・黒尾谷岳を加えて那須五岳とも呼ぶ。茶臼岳は茶臼に似ていることからその名前がある。
  ・ 三本槍岳は鋭峰を思わせるが、実際は重量感のあるゆったりとした山容。 昔、会津と那須・黒羽の3藩が国境を確認するため、5月5日の節句にそれぞれの槍を立てたという故事に由来する。

※  紅葉の名所 那須岳 姥ヶ平
 ・ 特に、姥ケ原のひょうたん池の紅葉は最高。
 参考HP ・ 
紅葉の那須 ひょうたん池に映る逆さ茶臼岳 - 那須岳 姥ヶ平 ひょうたん池

※ サンカヨウ
 ・ シンデレラのガラスの靴のよう…神秘の花。 花言葉は、“幸せ”。
 ・ サンカヨウは漢字で「山荷葉」。
 ・ 山荷(サンカ)とはそもそもハスのことを指して、荷葉(カヨウ)と呼びます。サンカヨウの葉はハスの葉に見た目が似ていますが、ハスは水辺の植物でサンカヨウは山に自生する植物です。このことから「山」をつけて、「山荷葉」という名前となった。
 ・ 花期は5月から7月で、花は小さく2センチほどです。白い色をしていて花弁は6枚で中心に黄色い雄しべと、黄緑色の雌しべが確認できます。 開花期間は約5日。
 ・ 水に濡れると透明になる。不思議なことに乾くと白く元に戻る
 ・ ゆっくりと時間をかけて(数時間)濡れることで透明になる。 霧吹きでさっと水をかけても透明にはならない。
 ・ 透明になる仕組みは未解明。
 ・ 青藍色に熟した液果を生食する、ブドウのように甘くて食べられる。


  (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)   

『 参考HP 』 
 ・ 
那須岳 - Wikipedia 
 ・ 那須岳 - Google 
 ・ 那須岳 | 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ
 ・ 那須岳(朝日岳〜三本槍岳〜茶臼岳) 日帰り登山 | 今日という日を忘れずに  
 ・ 那須岳(茶臼岳?朝日岳?三本槍岳)【日帰り登山】 | 64bitの花びら  
 ・ 那須岳(茶臼岳・朝日岳) 日帰り登山 | あらぺると(Allaperto)  
 ・ 那須岳 登山 コースデータ 日本百名山 
 ・ 那須岳|日本百名山登山ルートガイド - 日本アルプス登山ルートガイド  
 ・ 那須岳(朝日岳〜三本槍岳〜茶臼岳) 日帰り登山 | 今日という日を忘れずに  
 ・ 那須岳紅葉登山 沼原湿原〜白笹山〜南月山〜姥ヶ原 | 今日という日 
 ・ 絶景の紅葉を求めて! 那須岳登山 (朝日岳〜茶臼岳〜牛ヶ首): 善  
 ・ 2012年10月20日那須岳紅葉 - HOMER's玉手箱 
 ・ 『初トレッキング!那須岳・姥ヶ平の絶景紅葉2014』 [那須]のブログ・旅行   
 ・ 那須岳 登山 三斗小屋温泉 - ビストロきっちょむ登山  
 ・ ロープウェイでお手軽百名山!茶臼岳ハイキングと那須温泉郷散策  
 ・ 茶臼岳(那須岳)の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報] 
 ・ 那須岳 登山 コースデータ 日本百名山 
 ・ 那須岳の天気(夏山天気) - 日本気象協会 tenki.jp  
 ・ 那須ロープウェイ(公式ホームページ) - 東野交通 
 ・ 那須高原(那須岳周辺)の紅葉情報 | 紅葉名所2015 - Walkerplus 
 ・ トレッキング・ハイキング - 那須観光協会  
 ・ 那須岳 の登山、地図、天気 
 * 北陸 高原・山の天気 - てんきとくらす [天気と生活情報] 
 *
 関東・甲信地方道路情報提供システム
 
《 登山記録 》

24.那須岳−4 】 

行程  2021(令和 3年) 6月 1日(火)  往複路 : マイカー マイカー: ≫、 徒歩: →  晴
 浦和 IC 3:40 ≫ 那須 IC 5:40 ≫ 6:10 峠の茶屋駐車場 6:15 → 峰の茶屋跡避難小屋 7:00 → 7:30 朝日岳分岐 → 7:40 朝日岳 → 朝日岳分岐 8:00  →  清水平 8:20 → 9:00 三本槍岳 9:20 → 10:20 大峠 → 11:50 三斗小屋温泉 12:10 → 沼原分岐 12:30  → 峰の茶屋跡避難小屋 14:00 → 14:10 茶臼岳山頂 14:30 → 14:45 峰の茶屋避難 小屋 → 15:30 峠の茶屋駐車場 ≫ 展望台 ≫  殺生石 ≫ 那須 IC ≫ 浦和 IC


【コメント】
  ・ 非常に撮影が難しい、スケルトンになる神秘の花“サンカヨウ”を撮りに、梅雨入り前、前日降水が確実な晴れ間のタイミングを狙っての登山を計画し、ようやくチャンス到来。
  ※ サンカヨウ
   ・ シンデレラのガラスの靴のよう…神秘の花。スケルトンになる花。 花言葉は、“幸せ”。 「山荷葉」。
   ・ 花期は5月から7月で、花は小さく約2センチ。 白色・花弁は6枚で中心に黄色い雄しべと、黄緑色の雌しべ。開花期間は約5日。
   ・ ゆっくりと時間をかけて(数時間)濡れることで透明になる。 霧吹きでさっと水をかけても透明にはならない。乾くと白く元に戻る。 
   ・ 透明になる仕組みは未解明。
   ・ 青藍色に熟した液果を生食する、ブドウのように甘くて食べられる。
 ・ 雲が湧き始める前に写真を撮るため、早朝出発としました。
 ・ 6時に非常に広い峠の茶屋駐車場(無料)に到着。 約20台駐車中。
 ・ トイレを済ませ、登山開始。
 ・ 遊歩道を登るとすぐにある、登山指導所で登山届を投函。
 ・ 快晴の真っ青な空に映える新緑と、聳え立つ茶臼岳を時折眺めながら、火山特有のガレた火山岩登山道を進む。
 ・ 今日は、快晴・微風でシャツだけで丁度良い気温で、汗もかかず気持ち良く中の茶屋跡、更に登って、峰の茶屋跡避難小屋に到着。
 ・ 大峠から三都小屋温泉への間にある、三ヵ所の沢の渡渉は、雨天等後の増水時渡渉困難で、引き返す必要が生じるので、2時間程度余裕を持ちたいので、茶臼岳は帰りに登ることにし、先に三本槍へ向う。
 ・ 朝日岳への登山道は、一部岩場のクサリ場がありますが、シッカリ整備され、特に危険個所もなく、順調に朝日岳の肩に到着。
 ・ 200m先の朝日岳に寄ってから、三本槍へ向う。
 ・ 一旦清水平へ下ると、短い区間木道の湿地帯となり、登り返し、所々に咲いているシャクナゲや、ミネザクラ、イワカガミ等を見ながら進むと、やがて三本槍に到着。
 ・ 平日にもかかわらず、数名が休憩中でしたので、充分離れて休憩。 
 ・ ここから更に北進、甲子山、大峠分岐点から、いよいよ本日の最高花街道コースを緩やかに下っていく。
 ・ 非常に歩きやすい道で、四方の展望が開け、登山路脇には、イワカガミの群生が続きショウジョウバカマ、ミツバオウレン、マイズルソウ、シャクナゲ、ミネザクラ等、多種類の高山植物が見れました。
 ・ 途中、団体さんが登ってきたので、沢の渡渉状況を尋ねると、大丈夫とのことで一安心。 昨夜の豪雨は、県南部以南の関東地方だけだったようで、降水の形跡はなかったので、水量が少ないようです。
 ・ 半面、降水がなかったなら、目的のスケルトンになった、サンカヨウが見れないので、残念との思いで、しっかり探しながら進んでいく。
 ・ 少々下った場所に、お目当てのサンカヨウ発見。 喜び勇んで何枚も写真撮影。
 ・ しっかり確認すると、幾つかの花の花弁先が、透明になっていたのを確認。目的達成、バンザイ!! 
 ・ 危惧していた三ヵ所の沢の渡渉も難なくクリアー。 但し、最初の峯沢は、靴を濡らさずに渡るのには、バランス必要。増水時の渡渉は、かなり危険と思われます。 
 ・ 中ノ沢の渡渉は、一つ目は並のレベル、二つ目は簡単でした。
 ・ 三斗小屋温泉に到着、昼食休憩。 機会があったら泊まってみたい宿の雰囲気でした。  
  (* 三斗小屋温泉 : 会津中街道 戊辰の秘湯、平安末期の1142年に発見された。 江戸時代には会津に向かう人々や那須の山岳信仰の行者でにぎわったそうで、明治の初めには5軒、今は2軒の温泉旅館)。
 ・ 那須岳目指して出発、登り基調の登山道を登ると、“延命水”に到着。
 ・ 手と顔を洗いましたが、痛いほど冷たかったです。
 ・ “サンカヨウ”の自生地が近くにあるとの情報で、丹念に探しましたが、株は見つかりましたが、開花した形跡はありませんでした。
 ・ 1,471mの三斗温泉から、約250m登って、那須岳避難小屋先の1,720mの「峰の茶屋跡避難小屋」に到着。
 ・ 残念ながら、ガスってきて、展望は期待できませんが、時間の余裕があったので、最初の計画通り、茶臼岳へ向けて出発。
 ・ お釜巡り一周、数人しか登山者はいませんでしたので、のんびり休憩。
 ・ 目的完了で、駐車場へ約1時間で峠の茶屋駐車場に到着、下山完了。
 ・ 帰路途中、「殺生石」で散策。 千体地蔵や温泉神社のさざれ石などを回った後帰路に就く。
 ・ 平日で高速道路等、空いており、疲労なく自宅到着でした。
 * 花の百名山ではないので、高山植物自体は三本槍岳迄は少な目でしたが、大峠の穏やかな好展望の尾根道は、予想以上の花街道で、最高の気分でした。
 * 今回の主目的の「サンカヨウ」撮影、達成、大満足でした。 
 * 次回は紅葉の時期に、“姥ヶ平”のヒョウタン池での真っ赤に染まる写真を撮りに出かけたいと思います。

 恋人の聖地  〃 那須岳方面  那須岳駐車場 & 那須岳
 駐車場付近のタンポポ  新緑(ダケカンバ)  〃
 登山口、山の神様の鳥居  オオカメノキ(ムシカリ)  ムラサキヤシオ
 〃  イワカガミ  位置N0.3の案内板
 中の茶屋跡、  奇岩  ヒメイワカガミ(白色のイワカガミ)
 峠の茶屋避難小屋と茶臼岳  茶臼岳斜面  イワカガミ
 奇岩  〃  朝日の肩
 朝日岳(1,896m)、会津駒方面連山  茶臼岳  ミネザクラ
 満開のミネザクラ  アズマシャクナゲ  隠居倉
 ハンノキの雄花  アズマシャクナゲの蕾  清水平
 三本槍岳 山頂(1,917m)  三本槍岳山頂からの会津駒方面連山 三本槍岳 山頂 & アニマル・ ピカチュウ軍団
 朝日岳方面  ミツバオウレン  ショウジョウバカマ
 イワカガミ  〃  オオカメノキ
 イワカガミ  ハルリンドウ  大峠尾根道
 キスミレ  雪渓  スミレ
 大峠: お地蔵さん  コバイケイソウの蕾  サンカヨウ発見!!
 サンカヨウ  花弁先端が透明、スケルトン!!  〃 〃
 ショウジョウバカマ  エンレイソウの開花終了後  ニリンソウウ
 ブナ等の新緑  最初の渡渉: 峠沢  苔
 二番目の渡渉: 中ノ沢@  三番目の渡渉: 中ノ沢A  ど根性、立ち上がった木
 ミズバショウ  三斗小屋温泉  ミツバツツジ
 イワカガミ  延命水  ミヤマエンレイソウ
 ムシカリ(オオカメノキ)  那須岳避難小屋   茶臼岳 三角点(1,898m)
 茶臼岳 山頂(1,915m)  〃  茶臼岳 山頂 & アニマル・ ピカチュウ軍団
 峠の茶屋避難小屋と朝日岳  マイズルソウ群生 : 駐車場にて  駐車場からの那須岳
 殺生園地の千体地蔵


24.那須岳−3 】 

行程  2017(平成29年)10月5日(木)  往複路 : マイカー マイカー: ≫ 、ロープウエイ:⇒ 
徒歩: →
 晴
 浦和 IC 3:40 ≫ 那須 IC 5:40 ≫ 6:10 峠の茶屋駐車場 6:20 → 7:10 峰の茶屋跡避難小屋 7:20 → 8:00 牛ヶ首前分岐 → 8:25 姥ケ原  → ひょうたん池 8:45 → 牛ヶ首 9:25 → 10:00 山頂駅前分岐 → 10:40 茶臼岳山頂 → 11:20 峰の茶屋避難 小屋 → 12:20 峠の茶屋駐車場 ≫ 展望台 ≫ 12:50 殺生石 13:10 ≫ 那須 IC ≫ 浦和 IC

【コメント】
 ・ 7月末に巻機山山頂付近で、滑落、肋骨4本骨折の全治3ヵ月の診断書、2か月経過検査で順調に回復中とのことで、無理をしない軽めのハイキングなどでの運動で回復増進はOKどの診断でしたので、先週高尾山へ、リハビリハイキングしてきました。
 ・ 全く快調でしたので、今週は以前から予定していた、紅葉最盛期の“姥ヶ平”のヒョウタン池での真っ赤に染まる紅葉と湖面に映った茶臼岳の写真を撮りに出かけることにしました。
 ※  ⇒  巻機山滑落記 をご覧ください。≫ ≫  巻機山滑落事故 レポート
 ・ シーズン中の週末は大混雑で5時前には峠の茶屋駐車用は満杯になるようで、昨日HNKで紅葉真っ盛りの姥ケ原の中継をしていたので、平日でも遅くなると駐車場が満杯になりそうなので、超早目の3時前に自宅を出発。
 ・ 6時10分頃に非常に那須岳駐車場(無料)に到着。すでに満車状態で、かろうじて4台分の空きスペースがあり無事駐車、僅か1分後には、完全満車状態で、次々にやってくる車は皆Uターンして路上駐車スペースがないためロープウエイ周辺の駐車場へ。
 ・ トイレを済ませ、登山指導センターで登山届を出し、ゆっくり登山開始。
 ・ 気温は5℃位、しかもかなりの強風なので、非常に寒い中、登山開始。
 ・ 薄曇りながら、紅葉真っ盛りの山肌を赤く染めた素晴らしい風景を眺めながら進む。
 ・ 樹林帯を抜けてからは急に強風となり、時折20m位の向かい風にあおられながら、顔の寒さを堪え、二重の手袋でも指先が冷えるのを我慢しながら登るとやがて、峰の茶屋跡避難小屋に到着。
 ・ 10名ほど休憩中で、風除け位置を見つけて休憩。
 ・ 風が強すぎるので、茶臼岳山頂予定を後回しに変更して先に、姥ケ原の紅葉写真を撮りに出発。
 ・ 牛ヶ首への巻道は、風も弱く眼下に箱庭のように見下ろせるひょうたん池周辺の、紅葉真っ盛りの風景を眺めながら、足元の岩にも注意しながら、起伏の無い巻道を進む。
 ・ 途中、“無間地獄”と呼ばれる噴気孔から勢いよく水蒸気を噴き上げてる場所があり、硫化水素の臭いが鼻をつく。
 ・ 牛ヶ首直前の姥ケ原のへの分岐点で、展望の開けた広目の登山道を、標高差約130mを下る。
 ・ 薄日の陽射しに照らされた真っ赤な紅葉風景を撮りながら、下っていくと30分弱で姥ケ原の広い広場に到着。
 ・ 標識を入れて、紅葉と茶臼岳を撮影、残念ながら逆行気味と薄曇りの為、空が映えない写真となりました。
 ・ ここから更に進むとすぐに右側に、有名なひょうたん池への分岐道があり、狭くて高い木道を、対向者と交互通行しながら進むと行止りの、3m四方位しかない展望所に到着。
 ・ すぐ下へ降りて、数m先の池岸へ進み、湖面に映ったダブル紅葉写真を、風が収まり波が消えて鏡のようになるのをしばらく待って、ほんの一瞬だけのチャンス到来で撮影。
 ・ 次に、茶臼岳山頂目指して、元の道を引き返す。
 ・ 30分ほどで牛ヶ首に到着。大勢の登山客とすれ違いながら、ロープウエイ山頂駅方面への、ほぼ水平の巻道を、山麓の紅葉を眺めながら進む。
 ・ ロープウエイからの登山道との合流点のお鉢巡りの道標に到着。
 ・ 分岐点から山頂へのやや急坂を登り、20分程で三角点に到着撮影後、すぐ先の山頂へのお鉢道を、火口を覗いたりしながら進み、平日ですが、人気の山とあって多くの登山者で賑わってた山頂に到着。
 ・ 強風だった風も弱まり、一休憩。展望はやや霞んでイマイチでした。
 ・ 時計回りでお鉢をほぼ一周後、峰の茶屋跡避難小屋へ下り、ほぼ無風状態になって暖かくなったので、ここで昼食休憩。
 ・ 下山開始。ストックを使い、患部に衝撃が加わらないように、最小限の段差になるように着地位置を確認にながら慎重に下る。
 ・ 途中、薄曇りだった空の一部分が真っ青に晴上がったタイミングがあったので、改めて茶臼岳山頂を狙って撮影。
 ・ 1時間ほどで、無事那須岳駐車場に到着。 30台程順番待ちの車がいましたが、昼の時間なので下山者が多く、毎分1 〜 2台の車が出ていくので、さほど待たずに駐車できてたようです。
 ・ 予定より早く峠の茶屋駐車場に到着したので、帰路途中、展望台のある「恋人の聖地」で写真撮影、「殺生石」で散策。 千体地蔵や温泉神社のさざれ石などを回った後、帰路に就く。
 ・ 平日で高速道路等、空いており、疲労なく自宅到着でした。
 * 患部の違和感も特になく、紅葉を十分堪能、一安心のリハビリ登山ができました。
 * 欲を言えば、湖面に映った青い空と白い岩肌から水蒸気を噴き上げる茶臼岳と周辺の燃えるような鮮やかな錦絵模様の紅葉構図の写真撮影が出来なかったことですが、また来年の楽しみにしたいと思いました。
 ※ 峰の茶屋跡避難小屋付近は風の通り道のようで、充分な防寒対策を。
 ※ 強風時は、すぐにロープウエイの運行停止があるようです。
 ※ 紅葉シーズン中は、平日でも非常に多数の登山・観光客が訪れるので、駐車場確保が重要。終末は数時間待ちの覚悟が必要。


 恋人の聖地  〃 那須岳方面  那須岳駐車場
 駐車場付近からの那須岳  〃  登山口
 登山口  登山口 → 峰の茶屋避難小屋  峰の茶屋避難小屋
 峰の茶屋避難小屋  茶臼岳山頂方面
 峰の茶屋避難小屋 → 牛ヶ首 : 姥ケ原方面      〃 ひょうたん池  姥ケ原広場
 姥ケ原  無間地獄  〃
 〃  姥ケ原分岐点  姥ケ原方面
 シラタマノキ  姥ケ原方面  無間地獄・那須岳方面
 姥ケ原方面  シラタマノキ  (ヒイラギ)
 姥ケ原  姥ケ原  〃
 ひょうたん池&W紅葉  ナナカマド  エゾリンドウ
 (ガマズミ)  牛ヶ首  姥ケ原方面
 (ミツバツツジ)  (シロヨメナ)  イワカガミ
 エゾリンドウ  山頂方面  お鉢巡り 火口淵
 〃  那須岳三角点:1,898m  那須岳山頂:1,915m
 最高最低温度計:キャリア下部:現在温度=4℃   お鉢巡り 火口淵  避難小屋
 硫黄鉱泉跡  避難小屋  →  駐車場  〃
 登山口  リンドウ  アザミ
  紅葉望遠  山頂望遠 駐車場付近より  〃
  恋人の聖地より茶臼岳方面  〃   殺生石園地
 千体地蔵(平成26年:815体)  教伝地蔵尊  殺生石
  殺生石園地


24.那須岳−2 】 


行程  2015(平成27年) 6月29日(月)  往複路 : マイカー マイカー: ≫ 、ロープウエイ:⇒ 
徒歩: →
 晴れ・山頂 曇り
 浦和 IC  3:50 ≫  那須 IC 6:20 ≫ 6:50 峠の茶屋駐車場 7:00 → 峠の茶屋 7:50 → 朝日岳分岐 8:15 → 朝日岳 山頂 8:30 → 清水平 8:55 → 9:45 三本槍岳 山頂 10:05 → 清水平 → 朝日岳 山頂 11:20 → 峰の茶屋跡避難 小屋 11:50 → 12:30 茶臼岳山頂 12:45 → 峰の茶屋避難 小屋 → 13:40 峠の茶屋駐車場  13:50 ≫ 殺生石 ≫ 那須 IC 14:50 ≫   16:30 浦和 IC

【コメント】 
  ・ 初夏の花の「シャクナゲ」と「ウラジロヨウラク」を見に、梅雨の晴れ間を狙っての登山を計画し、ようやくチャンス到来。
  ・ 雲が湧き始める前に写真を撮るため、早朝出発としました。
  ・ 7時に非常に広い峠の茶屋駐車場(無料)に到着。 約10台駐車中。
  ・ トイレを済ませ、ゆっくり登山開始。
  ・ 遊歩道を登り直ぐに、登山指導所で登山届を記入。
  ・ 上空の雲が切れ始め真っ青な空が急速に広がり始める中、満開を迎えたウラジロヨウラクの群生を堪能。
  ・ ナナカマドとマルバシモツケの白い花が、真っ青な空に映えて、素晴らしいコントラストの景色を味わえました。
  ・ 高度が上がるにつれ風が強く寒くなり、ウインドブレーカを着ての登山で、汗もかかず気持ち良く峰の小屋跡に到着。
  ・ 茶臼岳は雲に覆われてるので、帰りに登ることにし、先に三本槍へ向う。
  ・ しばらくは強風でしたが次第に弱くなり、好天となり、展望を楽しみながらの登山となりました。
  ・ 朝日岳への登山道は、一部岩場のクサリ場がありますが、シッカリ整備され特に危険個所もなく、順調に朝日岳の肩に到着。
  ・ 200m先の朝日岳に寄ってから、三本槍へ向う。
  ・ 一旦清水平へ下ると、短い区間木道の湿地帯となり、登り返しやがて三本槍に到着。
  ・ 休憩後、すっかり晴れ渡った初夏の光り輝く緑の山肌の展望と、所々に咲いてるシャクナゲなどを見ながら、往路を戻る。
  ・ 快晴になったので、再度朝日岳へ立ち寄ってから、茶臼岳へ向う。
  ・ 多くの登山客がいる峰の茶屋跡避難小屋に正午前に到着。 中学1年生の大集団が周辺で休憩してました。
  ・ 休憩後、目の前に聳える茶臼岳目指して出発、白い湯気を噴出、硫黄の匂いが時々する中、高度を上げていくとやがて、ロープウエイからの登山道との合流点のお鉢巡りの道標に到着。
  ・ 直ぐに茶臼岳の山頂に到着。 平日ですが、人気の山とあって多くの登山者で賑わってました。
  ・ 噴火口の見える見晴らしの良い場所へ移動し、ユックリ休憩。
  ・ お鉢巡りをしての下山、途中中学生の集団を追い越して、予定より早く峠の茶屋駐車場に到着。
  ・ 帰路途中、「殺生石」で散策。 千体地蔵や温泉神社のさざれ石などを回る。 展望台のある「恋人の聖地」でも写真撮影後、帰路に就く。
  ・ 平日で高速道路等、空いており、疲労なく自宅到着でした。

  * 5月までは残雪があったとのことです。
  * 山頂付近は風の通り道のようで、ロープウエイの運行停止時は、駐車場からの登山も危険と思われます。
  * 花の百名山ではないので、高山植物自体は少な目でしたが、青空に映えたウラジロヨウラクの綺麗な色をした姿が見事で気に入りました。
  * 三山各山頂からのパノラマ展望は素晴らしく、特に1,900m峰(那須ブチケ岳)付近からの三本槍方面の展望が穏やかで雄大。 
  * にせ穂高と呼ばれる、荒々しい岩肌の朝日岳の景観は迫力大。 
  * 次回は紅葉の時期に、“姥ヶ平”のヒョウタン池での真っ赤に染まる写真を撮りに出かけることにします。


  那須岳登山指導所 登山口  登山口 → 峰の茶屋    ウラジロヨウラク
 自然観察案内板〜エゾチンドウ  〃
 ウラジロヨウラク & 那須ヶ岳連山  マルバシモツケ  アカモノ
 アカモノ  ウラジロヨウラク  駐車場 → 峰の小屋  中間点
 峰の茶屋跡  峰の茶屋 → 朝日岳  マルバシモツケ
 朝日岳の肩  朝日岳 山頂 1,896m  熊見曽根付近から清水平方面
 清水平  ナナカマド  清水平 → 三本槍
 北温泉分岐  ハンノキ  ウラジロヨウラク
 ナナカマド  シャクナゲ  ウラジロヨウラク
 シャクナゲ  〃  三本槍 山頂 
 三本槍 山頂 1,917m  モミジ  ノアザミ
 三本槍方面  〃  〃
 茶臼岳方面  ハイマツの実  清水平
 ウラジロヨウラク  シャクナゲの蕾  ウラジロタデ
 三本槍方面  1,900m峰(那須ブチケ岳)  1,900m峰からの茶臼岳
 1,900m峰付近からの茶臼岳  朝日岳山頂 1,896m  朝日岳周辺ンのガレ場
  朝日岳周辺ンのガレ場  朝日岳直下の岩場  〃
 〃  剣ヶ峰のオベリスク   朝日岳&マルバシモツケ
 朝日岳周辺の奇岩  峰の茶屋跡  峰の茶屋跡 避難小屋内部
 峰の茶屋跡 → 茶臼岳  〃  那須岳 山頂
 那須岳三角点  那須岳 山頂 1,897m  お鉢巡り
  お鉢巡り : 那須岳 山頂方面  〃    那須岳 山頂方面
 那須岳 : ガス噴出  那須岳 & ウラジロタデ  モンシロチョウ
 タニウツギ  遊歩道に咲く花暦  那須温泉郷 〜 恋人の聖地
 殺生石  千体地蔵(平成26年:815体)  〃
 教伝地蔵尊  殺生石   〃  俯瞰
 温泉神社  大和さざれ石  黄葉したサクランボ




24. 那須岳−1

行程  2006(平成18年)8月14日(月)  往複路 : マイカー マイカー: ≫ 、ロープウエイ:⇒ 
徒歩: →
 晴れ・山頂 曇り
 浦和 IC  5:30 ≫  那須 IC 7:30 ≫ 那須ロープウエイ駐車場 8:10 山麓駅 8:30 ⇒ 山頂駅  8:40 →  9:10 茶臼岳山頂 9:30 → 峰の茶屋避難 小屋 10:00 → 10:30 朝日岳 山頂 10:40 → 清水平 → 11:30 三本槍岳 山頂 12:00 → 13:10 峰の茶屋避難 小屋  →  13:50 那須ロープウエイ駐車場   ≫ 那須 IC 15:00 ≫   18:00 浦和 IC

【コメント】 
  ・ 「那須岳」という山はありません。茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の三山をまとめて、「那須岳」と呼ばれている。
     ですから、茶臼岳だけでなく、最高峰の三本槍岳を含めた三山を登頂しなければ「那須岳」を登頂したことにはならないようです。
    狭義では主峰の茶臼岳をいうようです。
  ・ お盆のUターンラッシュが始まるので、早帰りの予定で行動。
  ・ 来週の北海道二百名山(カムイエク他)のための足慣らしを兼ねた登山。
  ・ お盆休み中の為、ロープウエイ駐車場(無料)はすでに満車に近い状態でした。満車の場合は約500m先の那須岳駐車場へ。
  ・ 那須ロープウエイの始発8:30に搭乗。(111人乗り片道650円)。
  ・ 混雑時は随時臨時便を運行してました。
  ・ 山頂駅からはすぐに山頂までやや急登。
  ・ 噴煙を少々あげているため、周辺は植物があまり生息していなく、高山植物の数種類で、やや少ない。
  ・ 茶臼岳だけの観光客が大部分でした。
  ・ 茶臼岳、朝日岳の登山道は岩が多くやや歩きにくい。
  ・ 清水平付近は非常に歩きやすい。花は少な目。
  ・ 三山各山頂からの展望はパノラマ良好。
  ・ にせ穂高と呼ばれるだけあって、荒々しい岩肌の朝日岳の景観は迫力あり。
  ・ 多種多様な高山植物が咲く季節にもう一度、コースから登山してみたい。
  ・ 展望はパノラマ素晴らしい。
  ・ 近くに“日帰り温泉”や観光施設が多数ありました。次回は1泊したい。
  ・ 全コース特に危険箇所無し。
  ・ 全行程対面者 : 茶臼岳:数百人、 朝日岳、三本槍岳:約50人。
  ・ 山頂付近の携帯 (ドコモ) : アンテナ 1 

1.那須ロープウエイ 2.茶臼岳 途中  ガレ場。  3.茶臼岳直下 足元からイオウ臭い熱風あり
4.茶臼岳 山頂 5.茶臼岳 → 朝日岳 6.朝日岳 山頂
7.三本槍岳 山頂 8.朝日岳 〜 三本槍岳 9. 清水平
10.朝日岳 11.朝日岳 12.朝日岳
13.朝日岳 14.朝日岳 15.オンタデの花
16.オンタデ。    17.ヒメシャジン。    18.左:キオン、右:タカネイブキボウフウ、後方:エゾリンドウ