北アルプス | 54 | 槍ヶ岳 | やりがたけ | 3,180m | 2,010 平成22年10月1日(金) 2,007 平成19年10月14日(日) 1,994 平成 6年 9月15日(木) |
単独 |
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55 | 穂高岳 | ほだかだけ | 3,190m | 2,007 平成19年10月15日(月) 1,994 平成 6年 9月14日(水) |
〃 | |
※ | 上高地 | 2,012 平成24年 6月23日(土) |
【 槍ヶ岳 】 (3,180m)
・ 槍ヶ岳(やりがたけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部にある標高3,180mの山。中部山岳国立公園内の日本で5番目に高い山。 通称「槍」。
・ 北アルプス南部に位置する槍ヶ岳 3180は、富士山 3776m、南アルプス北岳 3193m、奥穂高岳 3190m、間ノ岳 3189mに次ぐ日本第5の標高。
・ 名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。
・ ピラミダルな山容にふさわしく、槍ヶ岳は四方に尾根と沢を伸ばしている。尾根は東西南北に、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の四稜、沢は東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢。
・ 槍の穂先(山頂)をはじめて極めたのは山岳修行僧・播隆上人。時に1828年7月、42歳だった。播隆上人は5回の槍ヶ岳登山を行ったが、その都度利用した岩屋「播隆窟」が登山道傍にある。1880年に登った英国人ガウランドは、山頂からの景観を「ジャパニーズアルプス」と命名。意外に思えるのは、芥川龍之介が登っていること。その様子が「槍ヶ岳に登った記」「槍ヶ岳紀行」に記されている。
・ 初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。
《 主な登山ルート 》
・ 東鎌尾根(表銀座ルート)
中房温泉-燕岳-大天井岳-東鎌尾根-槍ヶ岳
・ 西鎌尾根(裏銀座ルート)
高瀬ダム-烏帽子岳-野口五郎岳-鷲羽岳-双六岳-樅沢岳-西鎌尾根-槍ヶ岳
・ 槍沢ルート
上高地-明神池-徳沢-横尾-槍沢ロッジ-槍ヶ岳
・ 槍平・飛騨沢ルート
新穂高温泉-右俣谷-槍平-飛騨沢-槍ヶ岳
・ わさび平ルート
新穂高温泉-左俣谷-わさび平小屋-奥丸山-中崎尾根-槍ヶ岳
・ 北鎌尾根(バリエーション・ルート)
高瀬ダム-湯俣-千天出合-北鎌のコル-北鎌尾根-槍ヶ岳、東鎌尾根の貧乏沢のコル及び水俣乗越から天上沢へ下り北鎌のコルに取付く場合もある。
・ 槍穂高縦走ルート
上高地-前穂高岳-奥穂高岳-穂高岳山荘-涸沢岳-北穂高岳-大キレット-南岳-大喰岳-槍ヶ岳
上高地(新穂高温泉)-焼岳-西穂高岳-間ノ岳-ジャンダルム-奥穂高岳-穂高岳山荘-涸沢岳-北穂高岳-大キレット-南岳-大喰岳-槍ヶ岳
上高地へのアクセス : ① 松本駅下車。松本電鉄上高地線25分の新島々からバスで1時間25分。
② 松本から上高地への直通バスもあります。
③ マイカーは長野側なら沢渡、岐阜県側は平湯温泉に駐車してバスかタクシーで。
新穂高温泉へのアクセス : ① 大阪・名古屋・富山方面からJR利用で高山下車。バスで1時間35分。
② 安房トンネルの開通で東京から高山への直バスもあります。
③ マイカーは新穂高温泉の駐車場へ。
【山名の由来】
① 槍の鋭い穂先に似た山容に由来する。 山頂の北西に小槍・孫槍・曾孫槍と呼ばれる鋭鋒がある。
類似の山名の鑓ヶ岳は白馬鑓と通称され、鹿島槍ヶ岳は鹿島槍と略される。
(~フリー事典等より)
【 穂高岳 】 (3,190m)
・ 奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳などの峰々からなる穂高連峰の総称。
・ 富士山・北岳に次いで日本で3番目の高さを誇る。
・ 長野県と岐阜県の最高峰。穂高神社の主祭神「穂高見神」が降臨した場所とされ、嶺宮が置かれている。
・ 南方へ続く稜線には、馬の背、ロバの耳、ジャンダルムなどの難所がある。
・ 北は、大キレットの峻険な登降を経て、南岳、大喰岳の先の槍ヶ岳に連なっている。南は、奥穂高岳より西穂高岳に至る痩せ尾根を経て、焼岳へと連なる。奥穂高岳より吊り尾根を経て、前穂高岳に至り、カール
を下れば、上高地河童橋に至る。また、岐阜県側に穂高岳山荘から白出沢を下るか、あるいは西穂高岳からロープウェーかその下の道を下れば、新穂高温泉。
・ 穂高岳は、剱岳、谷川岳と共に日本三大岩場に数えられている。特に、涸沢岳から南岳の稜線の飛騨側には、谷川岳一の倉沢と並ぶ有数の岩場滝谷を擁する。
・ 穂高岳登山の拠点となる涸沢は、奥穂高岳と前穂高岳に挟まれた吊り尾根よりU字型にえぐられた圏谷で、夏でも雪渓が残る。
・ 穂高岳の主峰。山頂からは、360度の大パノラマが広がる。南にジャンダルムが見える。
・ 奥穂高岳は北アルプスの最高峰。西穂高岳にはロ-プウェイで千石平まで登れる。西穂山荘へ約90分。
(~フリー事典等より)
【山名の由来】
① 穂高岳は最高峰の奥穂高岳のほかに涸沢岳・北穂高岳・前穂高岳・明神岳・西穂高岳などの総称。
② 古い文献に秀高岳と記され、また山容が御幣に似ているので御幣岳の名もあったが、大正中期になって現在の名に落ち着いたという。
※ “ジャンダルム”は仏語で衛兵の事。 奥穂高岳を守るようにそびえる姿からの命名。
《 主な登山ルート 》
① 奥穂高岳 上高地 ― 上高地明神 ― 徳沢 ― 横尾 ― 涸沢 ― 奥穂高岳
② 上高地 ― 明神池 ― 徳沢 ― パノラマコース(屏風のコル) ― 涸沢 ― 奥穂高岳
③ 上高地 ― 岳沢ヒュッテ ― 紀美子平 ― 前穂高岳 ― 奥穂高岳
④ 新穂高温泉 ― 穂高平小屋 ― 白出沢 ― 奥穂高岳
⑤ 縦走ルート : 槍ヶ岳 ― 大喰岳 ― 中岳 ― 南岳 ― 大キレット ― 北穂高岳 ― 涸沢岳 ― 奥穂高岳 ― ジャンダルム
― 間ノ岳 ― 西穂高岳 ― 西穂独標
54.槍ヶ岳-4
【 立山 → 薬師・槍ヶ岳 縦走の旅 】 (百名山:5山、二百名山:1山) | ||||
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行程 | 2.010 平成22年9月25日(土) 晴 | 往路:バス、復路:電車 | 電車: ≫≫、バス:≫、徒歩: → | 単独 |
① | 新宿 23:20 ≫ 5:40 富山駅 ≫≫ 立山駅 ⇒ 美女平 ⇒ 室堂 9:00 → みくりが池 → 地獄谷 → 雷鳥荘 10:15 → 雷鳥平 → 新室堂乗越 → 奥大日岳 → 新室堂乗越 → 室堂:雷鳥荘 泊 |
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② | 室堂:雷鳥荘 5:20 → 一ノ越 6:30 → 7:20 雄山 7:40 → 7:50 大汝山 8:10 → 8:50 一ノ越 9:00 → 獅子岳 10:45 → 12:30 五色ケ原山荘 泊 | |||
③ | 五色ケ原山荘 → 越中沢岳 → スゴ乗越 → 北薬師岳 → 薬師岳 → 薬師岳山荘 泊 | |||
④ | 薬師岳山荘 → 薬師峠 → 薬師沢 → 雲の平山荘 泊 | |||
⑤ | 雲の平山荘 → 岩苔乗越 → 水晶小屋 → 水晶岳 → 岩苔乗越 → ワリモ岳 → 鷲羽岳 → 三俣蓮華岳 → 双六岳 → 双六小屋 泊 | |||
⑥ | 双六小屋 → 縦沢岳 → 左俣岳 → 千丈沢乗越 → 槍ヶ岳山荘 泊 | |||
⑦ | 槍ヶ岳山荘 6:00 → 槍ヶ岳 8:00 → 大曲 10:00 → 槍沢ロッジ 11:00 → 横尾 11:40 → 徳沢 12:20 → 徳本峠入口 13:00 → 14:00 上高地 BT 15:15 ≫ 16:20 新島々 : 16:45 ≫≫ 17:14 松本 17:18≫≫ 19:08 新宿 |
【 コメント 】
・ 立山 → 薬師・槍ヶ岳 縦走の旅16年ぶりの立山と奥大日岳登山。“立山 → 薬師・槍ヶ岳 縦走の旅”
・ 紅葉が見頃を迎えたこの時期に、今までの登山歴で最長の6泊7日の日程で、室堂・立山山域から薬師岳、槍ヶ岳を経て上高地まで縦走登山をしてきました。
・ 期間中、天候に恵まれ、雨天は1日半だけで、他は連日晴天、東京は連日の雨模様。
・ 3年ぶり6回目の槍ヶ岳。いつも秋の山行でしたので、今回花のシーズンを狙って出かけ用としましたが、都合がつかず、ついに花のシーズンが終わってしまい 今回も紅葉が始まった立山登山になりました。
・ 縦走の6日目に双六小屋から西鎌尾根を進み、槍ヶ岳山荘に到着。 曇りの天候で歩行予定時間が最も短いので、途中縦沢岳等からの槍ヶ岳の眺望をユックリ写真を撮りながら、今回で山旅で最もゆったり歩く。
・ 次第に雲が厚くなり槍に到着する前に雨が降り出し、気温も下がってきたので、休憩せずに進む。
・ 早目に槍ヶ岳山荘に到着。
・ 雨は止みそうもないので、槍の穂には登らず、部屋へ移動。
・ 今までの数人しか泊まらなかった小屋と違い、今日は2~30人位の宿泊者。
・ 650人収容でシーズン中は大混雑とのこと。山荘の中は迷路のように各部屋が散らばっている。
・ 一般部屋(2階建てベット)が並んでいるカイコ棚式の部屋に指定され、寝床を準備した後、雨具を乾燥室に干し、床暖房のきいた山荘の談話室などで休憩する。
・ 夕食後、8時まで談話室等で過ごし、寝床に入る。
・ 翌朝、4時に目が覚め、夜空を見上げると、冬の星座がチリバメて輝いていました。
・ 5時頃には東の空が黎明状態になり、写真を撮る。 槍の穂先が入った日の出の写真を撮るため、穂先への登頂は、日の出後としました。
・ 5時40分に太陽が昇り、槍の穂先で撮影していた人達が降り終わった6時から穂先へ向けて出発。
・ 約10分で2ヶ所ある周囲直に近い鉄ハシゴを上がり数人しかいない頂上に到着。
・ シーズン中は、大渋滞とのこと。祠・標識のある記念撮影場所は狭いので、トータル2時間位必要なようです。
・ 360度の大パノラマを満喫、風がないので寒さは感じず、誰もいなくなった山頂でゆっくり思う存分大自然と交流。
・ “影槍ヶ岳”や、立体感のある“西鎌尾根”や延々と連なる“吊る尾根”などを満足するまで、眺めた後、下山開始。
・ 途中までは、下山専用ルートで、約10分で降りる。
・ 今日は小屋から、一路上高地迄下りのみ。
・ 快晴の中、クッキリと聳え立つ槍ヶ岳の穂を時々振り返り見上げながら、槍沢を下る。
・ 今年の紅葉は猛暑・残暑等でいつもより見栄えが悪いようです。
・ 大曲まではどんどん高度を下げましたが、その先は傾斜が緩やかになり。槍沢ロッジ、吊橋を過ぎ林道に入るとほとんど勾配がなくなる。
・ 槍見河原の“槍見”からは、以前はシッカリ槍が見えましたが、現在は苦労してやっと見える状態で、数年先になると、樹木が成長し視界が遮られてしまいそうです。
・ 横尾まで来ると、次第に観光客が現れ始め、徳沢、明神、河童橋に近づくと一気に人出で混雑してきました。
・ 平日にもかかわらず紅葉シーズンを迎え、“奥上高地自然探勝路”を散策する観光客で混雑する中、バスターミナルに到着。
・ 長かった山旅も目的完遂。天候に恵まれ、素晴らしい景色や山小屋でのもてなし等、感謝いっぱいの山行。無事完了し、我が家へ向けて、バスで新島々→松本→新宿へとスムースにすべて座れ、順調に予定時間より早く我が家に到着。
【 注意点 】
・ 特に危険な個所はありませんでした。
・ “槍の穂”への登頂往復は岩場と鉄ハシゴの為、凍結、降雪時はそれなりの装備が必要。
・ “槍の穂”への登頂往復は、シーズン中大混雑するようです。余裕をもった計画を。
5:02 槍ヶ岳からの日の出 | 5:05 〃 | 5:17 〃 |
5:29 〃 | 5:43 〃 | 5:45 〃 |
5:53 〃 | 槍ヶ岳 穂先 | 〃 垂直のハシゴ、 二ヶ所ある |
槍ヶ岳 穂先 頂上 | 〃 祠 | 影槍ヶ岳、 雲海 |
影槍ヶ岳 | 南方、吊尾根:大喰岳・南岳・奥穂高岳 | 〃 右端:槍ヶ岳山荘 |
影槍ヶ岳 | 山頂から覗いた眼下の槍ヶ岳山荘 | 〃 西鎌尾根 |
山荘付近からの西鎌尾根 | 槍ヶ岳 | 〃 シシウド |
紅葉したミヤマキンバイの葉 | 槍沢カールからの槍ヶ岳 | 殺生ヒュッテ分岐点 |
殺生ヒュッテ分岐点 | 槍沢カール ミヤマキンバイ | キオン |
イワキキョウ | 万年雪 | ヤマハハコ |
ヤマハハコと槍 | 坊主岩屋 | 槍沢カールのナナカマド |
槍沢カールのナナカマド | イワカガミの紅葉 | 槍沢のカール |
東鎌尾根 | 紅葉したシナノキンバイの葉 | 東鎌尾根 |
ナナカマド | 天狗原分岐点 | シシウド |
槍沢カール下部 | アザミ | シシウド |
水俣分岐 | 伏流水が一気に湧きでる | ナナカマドの実 |
ナナカマドの実 | 槍沢 | シラカバ |
ナナカマドの実 | 〃 | 〃 |
槍見河原からの槍ヶ岳 | 槍見河原 → 横尾 | 横尾大橋。 屏風の頭、前穂高岳 |
明神岳 | 明神橋前 | カンボクの実 |
清流の水草 明神 → 上高地 | 野生のサル : カンボクの実を食べてます | 明神岳。穂高連山は雲の中、河童橋。 |
54.槍ヶ岳-3 55.穂高岳-3
行程 | 2,007(平成19年)10月12日(金)夜 ~ 10月15日(月) | 往復路 : 直通バス | バス:⇒、 徒歩: → |
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① | 新宿 23:00 ⇒ 6:10 上高地 6:30 → 7:10 明神館 → 7:55 徳沢 → 8:40 横尾 9:00 → 9:40 一の又 → 10:20 涸沢ヒュッテ 10:35 → 11:40 水俣乗越分岐 11:50 → 15:00 槍ヶ岳山荘 泊 ⇔ 槍ヶ岳 穂先 | ||
② | 槍ヶ岳山荘 5:45 ⇔ 6:00 槍ヶ岳 穂先 6:20 → 6:30槍ヶ岳山荘 6:50 → 7:20 大喰岳 → 7:55 中岳 8:05 → 9:00 南岳 9:10→ 12:10 北穂高岳 12:30 → 14:30 涸沢岳 14:40 → 14:50 穂高岳山荘 泊 | ||
③ | 穂高岳山荘 6:00 → 6:45奥穂高岳 7:20 → 8:30 紀美子平 → 8:50 前穂高岳 9:15→ 紀美子平 9:35 → 11:10 岳沢 11:20 → 岳沢登山口 12:20 → 河童橋周辺散策 → 13:30 上高地バスターミナル 14:00 ⇒ 18:50 新宿 |
コメント
・ 久々(13年ぶり)に日本アルプスを代表する山“槍ヶ岳”山行。今回で6回目ですが、何度登っても満足しています。
・ 新宿から直行バスで、上高地へ。週末の紅葉シーズンとあって、バス6台満車状態で出発。(アルピコ:往路7,000円、復路6,000円)
・ 沢渡で、低公害バスに乗り換え、40分かかって上高地バスターミナルに到着。
・ 準備運動完了後、明るくなった景色を見ながら、5分で童橋、いつもの風景。明神岳頂部が雲に隠れていたので休憩せずに、傾斜の少ない沢沿いの道を明神、徳沢園、新村橋、横尾へ。
・ 雲が消え始め、明神岳がはっきり姿を現し、屏風岩が真近に迫る。
・ 横尾大橋までは観光客や登山客で人通りが多かったが、この先、出発する大部分の人が涸沢方面へ向って行った。
・ 標高1,505mの上高地から1,620mの横尾までは緩やかな登り。
・ 屏風岩が対岸正面に見えると横尾。横尾キャンプサイトには10張り程度のテント設営あり。
・ 槍見で突然視界が開け、尖った槍の穂先が見える。
・ 槍沢ロッジに到着、ロッジの温度計は11℃表示。
・ 今年は残暑のため、紅葉がかなり(2W位)遅れていましたが、ここ数日の冷え込みで急速に紅葉が進み、ようやくハバ平付近からは紅葉が真っ盛りとなる。
・ 水俣乗越分岐に到着、休憩。
・ 大曲を過ぎ、やや急になった上り坂を進み、天狗原との分岐点に到着。槍の展望が臨まれる。南岳方面からの下山者・登山者が数名いた。
・ この付近からの槍沢の紅葉のスケールの良さは一流、ななかまどと槍ヶ岳が非常に綺麗。
・ 槍沢は涸沢などとならぶ北ア代表的な氷河圏谷(カール地形)、天狗原はまたの名を氷河公園といい典型的なカール平原。
・ 槍沢カールの坊主ノ岩小屋に到着。
・ 【坊主岩】
~ 坊主岩は、1828年(江戸時代:文政11年)7月20日に槍ケ岳に初登頂した播隆上人僧の名は播隆(ばんりゅう)山岳を寺院とした念仏行者)が籠もると言われる岩穴。 岩の洞穴内部は2段形状で、奥はかなり広いスペースがあるとのこと。
「1825年(文政7年)に笠ケ岳で、ご来光を拝された播隆上人が、天に宙する槍ヶ岳の穂先に金色に輝く如来像をご覧になり、槍ヶ岳開山を生涯の目標として心に誓われた」といわれており、文政九年、坊主岩小屋に達し七十七日間の念仏修行をする。
2年後に中田又重郎等の協力により、槍ヶ岳の尖峰の登攀に成功。
絶頂に銅製の阿弥陀仏・観世音菩薩、木像の文珠師利菩薩の三体を安置した小祠を置き、槍の肩から山頂にかけての岩場に四ヶ所の鉄鎖を取りつけ、悲願の開山を成し遂げる。
播隆上人が登山基地にしたところである。
43歳で初登攀した「播隆上人」こそ、日本初のアルピニストと言える。
・ 殺生ヒュッテとの分岐を過ぎると、槍ケ岳の肩の直下のザレ場のジグザグ急登に取り付き、槍の穂先を右上に見ながら、白いペンキマークが充分過ぎるほどある登山道を登る。 槍ケ岳山荘に到着。
・ 到着する直前から急速に雲が湧き上がり展望が利かなくなったので、槍ケ岳山荘で受付、部屋に入ってガスが取れるまでしばらく休憩。
・ 標高3,080mの槍ケ岳の南下の肩に建つ槍ケ岳山荘は、白馬山荘ほどではないですが、とても立派な建物です。
・ 2時間ほど休息した後16時過ぎ、ガスがやや切れてきたので、穂先登頂に出かける。
・ 渋滞もなく約15分弱で穂先に到着。ピーク渋滞時には通常約30分のところが倍程度かかるようです。
・ 取付きには「浮石が多く、落石の危険があります。」、「完全に自己責任で充分注意して登ってください。」と書かれている。
・ 白マークと矢印に従って急な岩場に取り付き登る。 反対側に廻り込んだ後、垂直に近い岩場に取り付く。
・ 手がかり足場は確実で、取っ付きやすい岩、クサリ、鉄の杭等を利用し、下を見ないで三点確保で登れば問題ない。
・ 途中、下りのルートとの狭い合流点があるのでシーズン中は渋滞する。最後にほぼ垂直な二連梯子を上がると穂先に出る。
・ 槍ケ岳の山頂はゴツゴツした岩の狭い場所で、西側に小さな祠・手前に三角点がある。20~30人ぐらいが定員の広さ。
・ 下山ルートも登りと別のルートで、しっかりしているので、慎重に下ると問題はない。
・ 誰もいなくなった穂先で瞑想後、約10分で小屋に到着。
・ 夕食は17時からで、約30人位づつ、2回に分かれて摂る。
・ シーズンオフのため宿泊者が少なく(定員約600名の1割程度)、比較的静かな夜でしたので、夜行バスの疲れもありすぐに熟睡。
・ 日の出は5時50分頃、あいにく東の空は雲が多くハッキリした御来光は望めませんでしたが、山荘前の槍ヶ岳を望む定番のビューポイントから、日の出前の写真を撮影する。
・ 日の出の時刻が近づき次第に展望がきいてきたので、昨夕に引き続き再度穂先に登る。
・ 約-4℃・5m/sの寒さの中、数人しかいない穂先に登った。
・ 直ぐ真下に槍岳小屋の赤い屋根。東鎌尾根と槍沢、西鎌尾根、後立山方面、白山、笠ヶ岳、大キレットから穂高方面などまで視界が延び、北アルプスの主要な山々がほぼ見渡せた。
・ 小屋に戻り、お湯1リットル200円(水は宿泊者無料)を払いインスタントレモンティーで軽い朝食後、好天の中穂高へ向けて出発。
・ 槍ヶ岳から穂高連峰を結ぶ山々は、岩と展望とスルリに満ちた、日本アルプスの豪快さを見せてくれる。
・ 槍からは標高差約80m30分で大喰岳3,101mに到着。ここは槍ヶ岳を真正面に捉える絶好の撮影ポイント。
・ 中岳山頂3,084m、ここは大喰岳以上の展望、撮影ポイント。槍ヶ岳と、穂高連峰のひときわ目をつく山容。北東方面から大天井岳、常念岳、蝶ガ岳、南に穂高の岩稜群、西に笠ガ岳、北西方面に双六岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳などなどの一大パノラマ。東側真下には紅葉した槍沢も見える。
・ 南岳3,033mで休憩していると、そばのハイマツの中で赤く実のった実をついばんでいる雷鳥を発見、写真を撮る。
・ 南岳小屋からは真南に一気に230m下降し、キレットの最低鞍部2,748mに降り立つ。
・ 大キレットまでの岩場は、断続的に3点支持の急下降が続くので、気が緩めない。
・ 大キレットを通過し、長谷川ピークの急登・降で、下りはナイフエッジの岩稜をクサリを頼りに下りる。
・ さらにA沢のコルを通過、北穂高までの326mのジグザグの浮石の多い急登、飛騨泣きと難所が続く。急峻な岩、手がかり足がかりは何とかあるが部分的に浮き石が多く、特に落石には充分な注意が必要。飛騨泣きは、岩もしっかりしておりホールド、スタンスともに豊富で不安は感じない。
・ 飛騨泣きを過ぎ、涸沢側と滝谷側、両側の谷を覗きながら、危険なガレ場、ザレ場を進んで最後の壁を登り切っていき、北穂小屋に到着。
・ 北穂小屋裏がすぐ北穂高岳3,106m山頂。
・ 涸沢のコルへ170mの下降登り返しで涸沢岳3,110mに到着。
・ 400m下降して穂高山荘に15時前に到着。受付を済ませ、空身で奥穂高山頂まで登り始めるが、ガスってきて展望が望めなくなったため途中で引き返す。
・ 夕食の17時まで小屋内外を散策。約30人位の宿泊者で、揃って食事。
・ 食後、穂高山荘等に関してのビデオ上映を見てから就寝。
・ 翌朝は残念ながら深い霧のため、ご来光は望めず、明るくなってから出発。
・ 小屋の前からいきなりの急登、霧氷が岩に付着して白いマークがほとんど見えない。慎重に確認しながら登る。すぐに鉄梯子が二つあり、これまた凍りついた状態であったので、3点確保で慎重に登る。その後は危険な急登はなく、急速に霧も雲も晴れ上がり、標高差190m、穂高岳3,190m頂上に無事到着。
・ 奥穂高山頂からの展望を満喫する。
・ 特に箱庭のように俯瞰できる上高地と、南西に延びる尾根上のジャンダルムが印象的。
・ 西穂へ下山していた登山者が戻ってきて、凍結で危険な為前穂高ルートに変更したとのことでした。
・ 展望を充分堪能した後、前穂へ向けて出発。
・ 吊尾根は一部クサリと梯子がありましたが、凍結はなく危険な箇所も特にありませんでした。
・ 何度もピークを越えても、まだその先にピークが現われ、ようやく紀美子平に到着。リュックをデポし前穂高岳3,090mをピストン。
・ 白マークを忠実に登らないと直登してしまうので、充分確認しながら登る。
・ 山頂は広く展望の利く北端まで進む。眼下に、涸沢、正面に奥穂高、北穂高の大キレット、南西に西穂高の山並がパノラマ状に展望できた。
・ 展望中に、突然涸沢方向から大量の落石の音が約1分間以上響き渡ったので注視したが、確認できませんでした。
・ 3,000m級の7山を無事登り終え、紀美子平に戻る。
・ 紀美子平の由来 --- 重太郎新道を開いた故今田重太郎さんが、一緒にそのお手伝いをされていた娘の紀美子さんが亡くなられたのをきっかけに名づけられた。
・ 重太郎新道は多少ガレ場と梯子がありましたが、特に危険な箇所はなく、倒壊した岳沢ヒュッテ跡地に到着。
・ 周辺は紅葉真っ盛りで、休憩する。
・ 岳沢登山口に到着、舗装遊歩道を観光客に混じって河童橋へ、紅葉のシーズン到来とあって平日にも関わらず、大勢の観光客で賑わっていました。
・ 直通バスの集合時間まで付近を散策。
・ 上高地バスターミナルでは沢渡行のバス停前が長蛇の列。週末は相当混雑しているようです。
・ 定刻発車で約40分で沢渡着。低公害バスから乗り換え、定刻よりやや早い19時前に到着。
・ 週末は沢渡まで、158号線の渋滞等で1~2時間位かかるようです。
【注意】
* 飛騨泣き~北穂高間は特に浮石が多く落石を起こさないように慎重な歩行を心掛けること。下方に人が居ないことを確認してから歩き、直下に居る場合は通過するまで待ってから歩き始めたい。
* 一部踏み跡が分岐している場所があります。白ペンキマークを忠実に進まないとやや危険な岩場に出る場合がありました。
* 南岳~涸沢岳間は、降雪、積雪、凍結時、暴風雨時等は非常に危険ですので、中止するか、エスケープルートに変更するのが望ましい。
* 初心者が北穂高岳、奥穂高岳双方を目指す場合は、涸沢ヒュッテをベースに各々ピストンするのが安全。
* シーズン中は上高地~沢渡の大渋滞を考慮して、午前中に上高地のバスターミナルに戻って帰らないと帰宅が相当遅くなる覚悟が必要。
* 槍ヶ岳山荘のHP ⇒ ⇒ 日本アルプスの十字路・槍ヶ岳/槍ヶ岳山荘ホームページ
* 穂高岳の辞典 ⇒ ⇒ 穂高岳 - Wikipedia
* 槍ヶ岳の状況のHP ⇒ ⇒ LIVE!槍ヶ岳
⇒ ⇒ 山頂ライブ
1.10.13 明神岳 | 2.横尾キャンプサイト | 3.横尾大橋・屏風岩 |
4.横尾 → 槍沢ロッジ | 5. 〃 | 6. 〃 |
7.槍沢ロッジ付近 | 8. 〃 | 9. 槍沢ロッジ → ハバ平 |
10. 槍沢ロッジ → ハバ平 | 11. 〃 | 12.〃 |
13. 〃 | 14.ハバ平 付近 | 15. ハバ平 → 水俣乗越分岐 |
16.ハバ平 → 水俣乗越分岐 | 17. 〃 | 18. 〃 |
19.ハバ平 → 水俣乗越分岐 | 20. 〃 | 21. 〃 |
22.大曲付近 | 23. 〃 | 24. 〃 |
25. 水俣乗越分岐 | 26. 水俣乗越分岐付近 | 27. 水俣乗越分岐 → 天狗原分岐 |
28.水俣乗越分岐 → 天狗原分岐 | 29. 〃 紅葉したナナカマド | 30. 〃 |
31. 〃 最後のリンドウ | 32. 〃 紅葉したハクサンイチゲ | 33. 〃 |
34. 〃 | 35. 〃 | 36. 〃 |
37.天狗原分岐付近 | 38. 天狗原分岐 | 39. 〃 |
40.殺生ヒュッテ分岐 | 41. 〃 | 42.槍ヶ岳 槍の穂先中間より |
43.槍の穂先頂上直下のハシゴ | 44. 〃 | 45. 10.14 山荘前から、日の出 |
46.11.14 槍ヶ岳山頂、槍穂先の祠、雲海 | 47.雲海 | 48. 笠ガ岳方面 |
49.大喰岳・南岳方向 | 50.山荘前から | 51.大喰岳山頂(3,101m)より槍ヶ岳 |
52.中岳山頂より槍 | 53. 〃 | 54. 中岳~南岳 より槍 |
55.南岳山頂より槍 | 56. 〃 雷鳥 | 57.眼下の大キレット |
58.大キレット | 59. 〃 | 60. 〃 |
61.〃 | 62.北穂高岳山頂 | 63. 〃 |
64.涸沢のコルより槍 | 65.涸沢のコルより涸沢ヒュッテ、テント | 66.涸沢のコル |
67.涸沢岳山頂より奥穂高 | 68.涸沢岳山頂より奥穂高山荘 | 69.11.15 奥穂高岳山頂 全面霧氷 |
70.奥穂高岳山頂 | 71. 〃 | 72.奥穂高岳山頂よりジャンダルム |
73.奥穂高岳山頂付近 | 74. 〃 霧氷のハイマツ | 75.奥穂高岳 →前穂高岳 |
76.奥穂高岳 →前穂高岳 | 77.奥穂高岳 →前穂高岳 | 78. 前穂高岳山頂より 槍方向 |
79. 前穂高岳山頂より涸沢ヒュッテ | 80.前穂高岳 → 岳沢 | 81.岳沢 西穂高方面 |
82.前穂高岳 → 岳沢 | 83. 〃 | 84. 〃 長いハシゴはこの1箇所のみ |
85.重太郎新道より吊尾根 | 86. 岳沢 | 87.風穴 ~ 冷たい風が吹き出していた |
88.遊歩道より明神岳 | 89.河童橋 明神岳 | 90.バスターミナル前にて木の実を食べるサル |
54.槍ヶ岳-2 55.穂高岳-2
行程 | 1,993(平成6年)9月13日夜 ~ 9月16日 | 往路 :夜行 直通バス 復路 : 電車 |
鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: → |
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① | 新宿 22:30 ⇒ 5:20 上高地 5:50 → 7:30 徳沢 → 8:20 横尾 → 10:50 涸沢ヒュッテ 11:00 → 11:50 屏風の頭 12:05 → 12:50 →涸沢 13:10 → 15:00 穂高岳山荘 泊 | ||
② | 穂高岳山荘 5:20 → 5:40 奥穂高岳 6:10 → 6:20 穂高岳山荘 6:30→ 6:50 涸沢岳 7:10 → 8:30 北穂高岳 8:50 → 11:00 南岳 → 中岳 → 大喰岳 → 14:30 槍ヶ岳山荘 泊 | ||
③ | 槍ヶ岳山荘 5:20 → 5:35 槍ヶ岳 5:50 → 6:00 槍ヶ岳山荘 → 8:15 ヒュッテ西岳 → 8:20 西岳 → 9:40 大天井ヒュッテ 9:50 → 10:10 大天井岳 10:30 → 13:00 燕山荘 13:20 → 燕岳 14:15 → 16:30 中房温泉 泊 | ||
④ | 中房温泉 8:00 → 10:30 有明山 → 13:30 キャンプ場 → 14:20 松川 15:40 ⇒⇒ 16:30松本 16:50 ⇒⇒ 19:05 八王子 ⇒⇒ 川崎 |
コメント
・ 日本アルプスを代表する山“槍ヶ岳”は今回で5回目ですが、何度登っても感激です。富士山登頂は一度で満足です。
・ 体力と注意力を維持しながらの、安全登山で縦走です。
・ オフシーズンでも河童橋付近は観光客等で格好にぎやかです。
・ 日本第3位の標高の奥穂高岳からの展望はバツグン。
・ 奥穂高岳→槍ヶ岳の縦走路で、小ピークハントルートがありましたが、メインルートを忠実に縦走したほうが安全で、体力消耗も防げます。一部足が届かず戻った箇所もありました。
・ 槍の穂先への登頂は、クサリとハシゴの連続ですが、慎重に登っていけば、初心者でも登頂可能でしょう。
・ 槍の穂先は狭いので、最盛期には登頂に長時間またされます。
・ 槍の穂先からの大パノラマは、時間の経つのも忘れてしまいます。
1.明神より前明神岳 | 3.涸沢→屏風のコルより 北穂高、槍ヶ岳 | |
2。河童橋より焼岳 | 4.穂高岳山荘より 夕日 | 5.奥穂高岳山頂より |
6.奥穂高岳より涸沢方向 | 7.涸沢岳山頂 | 8.北穂高岳山頂より槍方向 |
9.北穂高岳山頂付近 | 10.大キレット → 南岳 | 11.南岳 → 中岳(氷河公園) |
12.大キレット | 13.槍ヶ岳山頂(北方向) | 14.槍ヶ岳山頂付近より北東方向 |
15.槍ヶ岳山頂(南西方向:笠ガ岳) | 16.槍ヶ岳山頂付近 | 17.東鎌尾根より、槍 |
18.大天井岳 | 19.燕岳 | 20.蛙岩 |
52.~ 54.水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳
行程 | 1,993(平成5年)8月29日夜 ~ 9月2日 | 往路 :夜行 直通バス 復路 : 電車 |
マイカー: ≫ 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: → |
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① | 新宿 22:00 ⇒ 4:45 扇沢 5:15 → 9:10 針ノ木峠9:30 → 10:25 蓮華岳10:40 → 12:00 北葛岳 12:20→ 13:30 七倉岳 13:45 → 13:55 船窪小屋 泊 | ||
② | 船窪小屋 5:30 → 7:15 船窪岳 7:25 → 10:40 不動岳 10:55 → 11:10 南沢岳 → 12:00 鳥帽子岳 12:10 → 12:40 鳥帽子小屋 泊 | ||
③ | 鳥帽子小屋 5:10 → 6:00 三ツ岳 6:10 → 7:20 野口五郎岳 7:40 → 真砂岳 → 9:30 水晶小屋 10:00 → 10:15 水晶岳 10:25 → 水晶小屋 10:45→ 12:00 鷲羽岳 12:35 →13:30 三俣山荘 13:50 → 14:00 三俣蓮華 14:20 → 15:30 双六岳 15:50 → 16:10 双六小屋 泊 | ||
④ | 双六小屋 5:30 → 6:00 縦沢岳 6:10 → 7:30 千丈沢乗越 7:45 → 8:40 槍ヶ岳 9:40 → 13:40 横尾山荘 13:55 → 14:40 徳沢園 14:50 → 15:20 明陣館 15:30 → 16:00 上高地バスターミナル 16:50 ⇒ 18:05 新島々 18:12 ⇒⇒ 18:42 松本 18:49 ⇒⇒ 21:40 新宿 |
コメント:
・ 槍の穂先からの大展望は格別感激です。
・ 各山頂からの展望はパノラマで素晴らしかった。
・ シーズン後半のため登山客は少なかった。
・ 全コース、特に危険な箇所、不鮮明登山道は無し。
1.鷲羽岳→三俣蓮華 : チングルマ | 2.三俣蓮華→双六岳 | 3.左俣岳付近より 硫黄尾根方向 |
4.槍の穂 | 5.槍ヶ岳:槍の穂より南方 | 6. 〃 北方 : 北鎌尾根・硫黄尾根 |
7. 〃 北西方向: 西鎌尾根 | 8. 〃 南方向: 南岳・北穂高 | 9.槍ヶ岳 肩より槍の穂 |
10.槍の穂クサリ場 | 11.12.槍ヶ岳:槍の穂より東方 槍沢 | 13.坊主岩小屋 |
54.槍ヶ岳 -1
行程 | 1,991(平成3年)10月15日(日)夜 ~ 10月17日(木) | 往路 :夜行 直通バス 復路 : 電車 |
鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: → |
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① | 新宿 ⇒ 上高地 → 徳沢 → 横尾 → 涸沢 → 槍ヶ岳 → 槍ヶ岳山荘 泊 | ||
② | 槍ヶ岳山荘 → 涸沢 → 横尾 → 徳沢 → 上高地 ⇒ 新島々 ⇒⇒ 松本 ⇒⇒ 新宿 |
コメント
・ 中腹まで初冠雪。冬山に急変。
・ 翌日は朝から吹雪のため、縦走中止、下山。
1.河童橋、前穂高 初冠雪 | 2.上高地より焼岳 | 3.明神より前穂高 |
4.横尾谷より涸沢・北穂高 | 5.倉沢より中岳方面 | 6.槍ヶ岳山頂より前穂高方面 |
7.槍ヶ岳山頂より | 8.槍ヶ岳山頂(槍の穂先) |
55.穂高岳 56.常念岳
行程 | 平成5年10月19日(火)夜 ~ 23日(土) | 往路 :直通バス 復路 :電車 |
マイカー: ≫ 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: → |
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① | 新宿 22:30 ⇒ 6:00 上高地バスターミナル 6:20 → 8:30 西穂山荘 8:45 → 10:30 西穂高岳 10:45 → 14:00 ジャンダルム → 15:40 奥穂高岳 16:00 → 16:20 奥穂高岳山荘 泊 | ||
② | 奥穂高岳山荘 7:00 → 奥穂高岳 → 奥穂高岳山荘 8:40 → 9:50 紀美子平 → 10:00 前穂高岳 10:20 → 12:10 岳沢ヒュッテ → 14:00 河童橋 → 徳沢ロッジ 泊 | ||
③ | 徳沢ロッジ 泊 5:15 → 7:30 長堀山 7:40 → 7:40 蝶ヶ岳 9:10 → 11:40 常念岳 12:00 → 12:20 常念小屋 12:35 → 14:00 横通岳 14:10 → 15:15 大天荘 15:20 大天井岳 → 17:25 燕山荘 泊 | ||
④ | 燕山荘 5:30 → 5:50 燕岳 6:20 → 9:30 東沢岳 9:30 → 餓鬼岳小屋 10:30 → 10:35 餓鬼岳 → 12;50 魚止の滝 13:00 → 13:20 効用の滝 13:30 → 13:50 白沢登山口 14:00 → 15:30 常盤駅 16:07 ⇒⇒ 16:30 松本 17:17 ⇒⇒ 20:06 新宿 |
コメント
・ ジャンダルム付近のマークが一部不鮮明箇所あり、要注意。
・ 2日目の早朝は、暴風雪の為、急遽槍ヶ岳経由を中止。(北穂以北は一部アイスバーンありとの情報)。一旦上高地に下りて、蝶ヶ岳経由で餓鬼岳山行に変更。
・ 天候は急速に回復、前穂に到着前に快晴となった。以後快適な登山、展望を満喫。
・ 強風・積雪の為2日目の奥穂高岳が一部やや危険な箇所がありました。
・ 上高地付近の紅葉は真っ盛り。
・ 前穂高岳、蝶ヶ岳、常念岳からの大パノラマ、素晴らしかった。
・ 上高地からの前穂・焼岳の風景も素晴らしい。
・ 燕岳 →東沢岳間の紅葉の花畑も見もの。
1.上高地→田代橋 | 2.衣笠池付近より焼岳 | 3.西穂山荘より西方向 ↑笠ヶ岳 抜戸岳 |
4.西穂山荘より北方向 西穂独標 | 5.西穂独標より吊尾根 前穂高 | 6.西穂高山頂より北方 奥穂・南岳・槍 |
7.ジャンダルム | 8.吊尾根より奥穂高 | 9.前穂高山頂より北西方向 |
10.前穂高山頂より北方 涸沢 | 11.前穂高山頂より北東 | 12.岳沢より吊尾根 |
13.前明神岳 | 14.河童橋西岸より前穂 | 15.蝶ヶ岳山頂より槍 |
16.常念岳山頂より槍 | 17.常念岳山頂より、横通岳・大天井岳 | 18.大天井岳山頂 |
19.燕山荘前より 日の出20分前 | 20.燕岳山頂より 日の出12分後 | 21.燕岳 →東沢岳 |
※ 上高地 散策
2,012(平成24年)6月23日(土)
・ 乗鞍天空マラソン前日受付のため、ついでに上高地周辺の散策をしました。
・ 沢渡で、20分毎に出発しているシャトルバスに乗り換え、大正池で下車、自然散策路を明神池迄散策。
・ 残雪がクッキリと見える穂高岳連山や、桂川に映える周囲の山々を撮影。
・ 週末とあって、一般観光客で賑わっていました。
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大正池からの焼岳 | 〃 | 大正池からの明神岳 |
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大正池からの穂高連峰、明神岳 | 〃 | 〃 |
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〃 | 桂川、焼岳 | 田代湿原 |
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田代湿原 | 〃 | 〃 ニッコウキスゲ |
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レンゲツツジ | 〃 | マーガレット |
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ウエストン碑 | 〃 レリーフ | 焼岳 |
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桂川と明神岳 | 桂川と明神岳 | 桂川支流 |
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穂高奥宮 | 明神橋 | 明神池 |
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明神池 | 〃 | 明神池入口の穂高神社の竜 |
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(紅ギンリョウソウ?) | レンゲツツジ | 岳沢湿原 |
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岳沢湿原 ~ ゴゼンタチバナ | 〃 シシウド | 奥穂高岳 ~ 前穂高岳 |