登山記録・写真         
  

北アルプス 59  乗鞍岳 のりくらだけ 3,026m  2011 平成23年10月11日(火)
 1995 平成 7年10月13日
 単独
  乗鞍高原 のりくらこうげん (2,700m)  2012 平成24年 6月24日(日)


乗鞍岳 】
 
 【 概要 】

 ・ 乗鞍岳(のりくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)南部の剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称。朝日岳、摩利支天岳、富士見岳、屏風岳など23の山があり、広大な裾野が広がる。
 ・ 乗鞍岳は、北アルプスの最南端に位置する巨大な独立山塊。
 ・ 乗鞍岳は乗鞍火山群の総称で、最高峰の剣ヶ峰のほか約20峰がある。
 ・ 起点の畳平で標高2702m、ほとんど北アルプス山頂と同じ標高までシャトルバスで上り、最高峰の剣ヶ峰まで高低差はわずか300m。北アルプスで最も容易に山頂を踏める山。
 ・ 乗鞍岳は3000m級の山々が連なる中で、23の峰、7つの湖、8の平原があり、壮大な自然を堪能できる。
 ・ 乗鞍岳からは槍ヶ岳、穂高連峰など、まさに雲上の世界が眺められます。乗鞍岳は高山植物の宝庫でもあり、初夏には、白、黄、ピンクなど色とりどりの花をお楽しみ頂けます。
 ・ 乗鞍岳は国立公園の特別保護地域に指定されています。特別天然記念物のライチョウをはじめ、高山植物など貴重な動植物の宝庫でもあります。
 ・ 日本の道路最高地点でもある畳平までアッという間に駆け上がることができる。
 ・ 富士山、御嶽に次いで火山標高では日本第三位。 短時間で日本百名山の3000m峰を楽しことが出来る山。
 ・ 位ヶ原、畳平には高山植物のお花畑が楽しめる。秋のナナカマドの紅葉もすばらしい。
 ・ 標高3026mの乗鞍岳山頂へは畳平から約1時間30分の登り。
 ・ 標高3000mを超える高所からの山岳眺望は圧倒的なスケールで迫ってくる。
 ・ (乗鞍岳へは長野県側の乗鞍高原から県道乗鞍線で登るルートと岐阜県平湯から乗鞍スカイラインで入るルートの2つがある。いずれもシャトルバス又はタクシーを利用) 乗鞍岳は南北15km、東西20kmにもおよぶ大きな山で、標高2500m以上のピークが23と7つの池、8つの平原があります。この23のピークのうち夏季に登頂が可能なのは以下の8峰に限られています。<剣ヶ峰、蚕玉岳、摩利支天岳、魔王岳、富士見岳、大黒岳、硫黄岳、十石山>池はすべて立ち入り禁止です。 乗鞍岳山頂直下に広がる位ヶ原。緑のハイマツ地帯に点在する真紅のナナカマドの紅葉が見事。位ヶ原により下の乗鞍エコーライン沿いに見られるダケカンバの紅葉も圧巻。
 ・ 「権現池」 → 乗鞍岳主峰の火山壁が取り囲んだ青い湖面を見せる池で、初夏まで池の淵を雪渓が飾る。南の御嶽山にある“二の池”に次いで日本第二位の標高を誇る高山湖。
 ・ 県道乗鞍線位ヶ原、乗鞍岳直下に広がる乗鞍大雪渓は日本で一番標高の高いサマースキーゾーン。8月の中旬ころまでワイルドな滑降が楽しめる。
 ・ 平成15年からマイカー通行規制実施中。
     (〜フリー事典等より)

 《 登山コース  》
  畳平 → 肩の小屋 →剣ヶ峰 往復 

 《 命名のいわれ 》 
  ・ 馬の背に鞍を置いたような山の姿に由来するという。古称は位山、安房山。

  (〜フリー事典等より)


59.乗鞍岳−2

行程  2011(平成23年)10月11日(火)〜12日(水)  往復路 : マイカー  マイカー: ≫ 、シャトルバス: ⇒  徒歩: →
@  首都高(永福IC) 3:00 ≫ 松本IC  → 6:50 乗鞍高原観光センター 7:00 ⇒(乗鞍エコーライン) 7:50 肩の小屋口 8:10 肩の小屋 8:30 → 9:10 乗鞍岳(剣が峰) 9:40 →  肩の小屋 10:20 → 摩利支天岳 11:00→  富士見岳 11:30 → 畳平 12:05  ⇒ 12:50 乗鞍高原観光センター ⇒ 乗鞍高原散策(善五郎遊歩道、まいめの池など) →  17:00 木曽福島 泊
A 木曽福島 6:00 → (御岳スカイライン) 田の原P 7:50 → 御嶽山 →  田の原P  14:20 → 15:00 (御岳スカイライン) ≫ 木曽福島(19号線) ≫ 塩尻IC ≫ 19:30 高井戸IC

 【 コメント 】
 ・ 16年ぶりの乗鞍岳登山。 当時と変わったことは、乗鞍エコーラインが無料化されましたが、通年マイカー規制となったことです。
 ・ 晴天に恵まれ、気持ちの良い登山が出来ました。
 ・ 早朝3時に自宅を出発、松本ICから上高地への158号線(野麦街道)を進み、途中前川渡で左折、乗鞍高原へ向けてひたすら走る。
 ・ 途中から真っ盛りの紅葉が見られるようになり、何回も一時停車して、写真を撮る。
 ・ 夢中に紅葉写真を撮っていたので、、1時間毎にある乗鞍観光センターからのシャトルバスに、僅か5分前に到着。
 ・ 7時発にタイミング良く乗れ、一安心。(1台約30人程乗車、混雑時は追加台数)
 ・ 予定どうり50分で、肩の小屋口で下車。数人下車。
 ・ 肩の小屋目指してやや急な火山岩の登山道を登る。
 ・ 付近はすっかり晩秋の様相、少しある草紅葉や小さくなった雪渓などを眺めながら、約20分程で肩の小屋に到着。
 ・ 休憩後、トイレを済ませ、剣ヶ峰目指して出発。
 ・ 50分程で山頂に到着。朝日大権現と、飛騨側の乗鞍本宮に、感謝の祈りをささげ展望写真を撮る。
 ・ やや霞んでいましたが、南方向に雄大な裾野を広げる御嶽山や、東南の中央・南アルプス、富士山、東の八ヶ岳、北方の北アルプスの峰々等が見れれました。
 ・ 大展望を満喫後、魔利支天岳へ向けて、肩の小屋迄もと来た道を戻る。
 ・ 肩の小屋で小休憩後、畳平方向へ進み、魔利支天岳へ道路を左折、コロナ観測ドームを見上げる場所まで登ると、下界にコバルトブルーの権現池が鮮やかに見られました。
 ・ “権現池”は、南の御嶽山にある“二の池”に次いで、日本第二位の標高を誇る高山湖だそうです。
 ・ 魔利支天岳は、コロナ観測所が占領、立入禁止になっていました。
 ・ 畳平方向へ進み、途中富士ヶ岳(2,817m)へ登りました。
 ・ 畳平12時5分発のシャトルバスに乗り、乗鞍観光センターに到着。
 ・ マイカーで、紅葉真っ盛りの乗鞍高原を散策する為、数か所途中駐車。
 ・ 特に、“善五郎遊歩道”と、“まいめの池”でゆっくり散策しました。
 ・ ダケカンバやもみじの紅葉樹林が 鏡のように“まいめの池”に映った風景は素晴らしかったです。
 ・ たっぷり紅葉を味わってから、今夜の宿“木曽福島”へ向かい、温泉につかり明日の御嶽山登山に備えました。 
 * 今年の紅葉は標高2500m以上は紅葉する前の凍結で葉が枯れてしまい、綺麗な紅葉は見られませんでした。 2500m以下は遅れ気味で、ようやく見頃でした。

 【危険個所】
 ・ 登山道は良く整備され、特に危険な場所はありませんでした。

 乗鞍高原乗鞍高原エコーライン   肩の小屋口バス停 登山口  肩の小屋口 → 剣ヶ峰頂上
 〃  剣ヶ峰頂上小屋  〃
 剣ヶ峰山頂   剣ヶ峰山頂から直下の権現池    剣ヶ峰山頂からエコーライン
 宇宙線観測所と頂上小屋 剣ヶ峰山頂 → 肩の小屋  〃  : 残雪
 〃   : 摩利支天岳  肩の小屋 → 畳平・    寄り道 : → 摩利支天岳山頂にあるコロナ観測所
 〃  権現池  摩利支天山頂にあるコロナ観測所  富士ヶ岳(2,817m)
 不消池  畳平  鶴ヶ池
 善五郎遊歩道  〃  〃
 〃    〃  〃
 善五郎の滝  〃  マムシグサの実
 乗鞍高原  〃  〃
 〃  〃   ナナカマコの実  乗鞍高原
 乗鞍高原 : ダケカンバ  〃  〃  もみじ
 乗鞍高原 : もみじ  〃  : まいめの池  〃 〃
 コロナ観測所


 59. 乗鞍岳−1
     (3,026m)   

行程  1995(平成7年)10月10日夜 〜 10月13日 往路  :夜行 直通バス
復路 : 電車
 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: →
@ 新宿 22:30 (夜行バス) ⇒ 5:20 上高地 6:00  →  霞沢岳 11:45 → 上高地 明神館 泊
A 明神館 5:30 → 焼岳登山口 → 焼岳 → 上高地 バスターミナル 14:30 → 15:50 平湯温泉 泊
B 平湯温泉 9:20 ⇒ 10:00  乗鞍 畳平バスターミナル 10:20 → 乗鞍岳(剣が峰) → 肩の小屋 → 国民休暇村 ⇒ 新島々 ⇒⇒ 松本 16:04  ⇒⇒ 新宿

コメント
   ・ 好天に恵まれ、快適な登山、展望を満喫。
   ・ 紅葉は真っ盛り。
   ・ 焼岳の登山道脇から高熱のガスが少々、吹き出ていました。危険な箇所はありませんでした。
   ・ 乗鞍はほんの1時間登頂。
   ・ 展望は大パノラマ、素晴らしかった。

 肩の小屋より剣が峰  乗鞍岳(剣が峰)山頂より薬師岳方向  乗鞍岳(剣が峰)山頂より槍ヶ岳方向
  肩の小屋より剣が峰  乗鞍エコーライン かもしか平付近  〃


※ 乗鞍高原

 2012(平成24年)6月23日(土)
 ・ 乗鞍天空マラソン参加前日の受付をするため、会場がある乗鞍高原へ出かける。
 ・ 受付前に、午前中に“上高地”、午後に“乗鞍高原”の散策してから、受付を済ませました。
 ・ 晴天に恵まれて、乗鞍高原周辺を散策、“一之瀬園地”、“三本滝”、“善五郎の滝”等を散策しました。
 ・ 乗鞍天空マラソン参加。
 ・ 途中で雪壁等をカメラに収めました。
 ・ マラソン スタート=8時。  ゴール=13時。 

 マラソン スタート地点:乗鞍観光センター  乗鞍観光センター →  三本滝P   三本滝P
 位ヶ原 → 大雪渓  大雪渓 雪壁  〃
 折り返し地点 : 肩の小屋BS  三本滝付近  善五郎の滝見晴らし台より
 善五郎の滝  三本滝の内の最大の滝  乗鞍観光センター付近より
 レンゲツツジ  アカツメクサ  (キンポウゲの仲間)
 レンゲツツジ  シラカバ  マーガレット
アヤメ  〃 ゴゼンタチバナ