登山記録写真  
     

《 (渡島)駒ヶ岳 》

北海道
(110)
  (渡島)駒ヶ岳 こまがたけ 1313m  2,007(平成19年)7月11日(水) 単独
      標高差 ・・・ 標高=1,131m、 標高差:610m 

 【概要】
 ・ 北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山(成層火山)である。渡島国・渡島半島のランドマークとなっている。
 ・ 蝦夷駒ヶ岳(えぞこまがたけ)、渡島駒ヶ岳(おしまこまがたけ)とも呼ばれる。江戸時代の富士山型の紡錘状の山容から谷元旦が描いた絵画が渡島富士(おしまふじ)と呼ばれ、郷土富士となっている。 単に駒ヶ岳とも呼ばれることが多い。
 ・ 山頂部には直径約2 kmの火口原があり、西の剣ヶ峯、北の砂原岳、南の馬の背・隅田盛で囲まれるほか、山腹は、火山噴出物で覆われる地形輪廻の原地形(初期段階)を見せる。山頂直下からガリ侵食が始まり、一部で深いV字谷を形成し始める途上にある。
 ・ 山麓には、堰止湖である大沼、小沼などの湖沼や湿地など豊かな自然環境が形成され、一帯は1958年(昭和33年)7月1日に大沼国定公園に指定された。山麓一帯は函館港の開港後の明治時代からリゾート地として親しまれていて、小松宮と有栖川宮の皇族やドイツやイタリアの皇族が訪問している。
 ・ 明治14年には、皇太子時代の大正天皇が大沼を訪問することにより、いっそうこの地が有名になった。1915年(大正4年)には北海道駒ヶ岳を望む大沼の風景が新日本三景に選定された。
・ 七飯町の大沼方面からみると、横に長く、なだらかで優美な女性的印象を与えるが、森町方面や鹿部方面からみると一変し、荒々しい山肌と傾斜が目に付く男性的な激しい姿を見せる。
 ・ 大沼方面から見た山容が馬がいなないている姿に似ていることが、山名の由来であると言われている。
 ・ 危険箇所無し。 整備された登山道。火山活動で東山ピークまでの登山。
                                                           (〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
 
 登山可能期間 : 6月1日から10月31日まで。 
 登山可能期間 : 午前9時00分から午後3時00分まで。 

 登山コース
  → 赤井川登山道コース 
 ・ 赤井川登山道は、赤井川登山ゲートから簡易舗装道路(約2.2キロ)が続き車両交差のための広場がある。その先未舗装道路(約1.1キロ)で6合目広場駐車場へ到着。
 ・ 6合目広場に第1駐車場(約40台)および赤井川登山口ゲート下に第2駐車場がる。
 ・ 活火山のため、現在は馬ノ背までしか登ることができない。
 ・ 剣ヶ峯、砂原岳、円山、隅田盛への登山は現在、禁止されてる。
 ・ 利用できる登山口も赤井川登山口のみ。
 ・ 登山口には管理人が常駐し、登山届の提出が必須。
 ・ 午前9時から午後3時までの時間帯のみ林道入口ゲート開放。

110.駒ケ岳−1

行程  2,007(平成19年)7月11日(水)  往複路: 航空機 航空機:⇒⇒、レンタカー: ≫  徒歩: → 標高=1,131m
標高差:610m
@ 羽田 7:35 ⇒ ⇒ 8:55 函館空港 9:30 ≫ 11:00 ゲート → 11:40 六合目登山口 → 12:00 旧7合目分岐 → 12:20 馬の背 12:30 → 往路ピストン → 13:20 登山口 ≫ 函館市内観光 ≫ 函館市内 泊

 【 コメント 】
 ・ 平成19年7月11日(水)〜15(日)4泊5日で、北海道中・南部の百・二百名山5山(駒ケ岳、樽前山、羊蹄山、暑寒別岳、芦別岳)を効率よく登る。
 ・ 個人旅行の「出張パック」で函館からレンタカーで巡り、旭川から羽田へ帰る行程。 夏休みを使用。

 ・ 函館からR5号線経由で赤井川のY分岐を右折、駒ケ岳登山道を進み大沼レイクゴルフクラブを進み、上水道ポンプ場までくるとゲートで閉鎖されていたので、ロータリー部の僅かな空きスペースに駐車。
 ・ 火山活動の為立入禁止の表示あり。標高290m地点。
 ・ ここから登山開始。半分程度はゆるやかな登りのアスファルト道。約3kmほどで6合目駐車場跡地(標高490m)に到着。
 ・ 途中、ブルドーザーで整地してるような工事中の音が聞こえる。
 ・ 火山の登山道らしくなった砂礫の登山道を進む。
 ・ 新8合目の表示を過ぎると、旧7合目の銚子口からの分岐に到着。
 ・ 次第に急登になってくる。砂礫でやや登りずらい。
 ・ 登山道は火山性砂礫で噴火後年数が少ないため、下草はなく、高山植物が少し咲いている程度でした。
 ・ ○○合目の真新しい標識が馬の背までありました。
 ・ 馬の背に到着。残念ながらガスっている為、視界がきず。
 ・ 雲が厚くなってきたので、下山は小走りで一気に下山。
 ・ 下山後、函館市内の観光をして(五稜郭タワー等)、市内のホテルに宿泊。
 ・ 五稜郭タワー: 展望台=90m(840円)。函館戦争の詳細資料が分りやすく展示。 土方歳三のブロンズ像、他見学の価値あり。

 ・ 全行程登山者 : 0人。
 * 銚子口登山道だと約2時間(350m)余計にかかる。
 * 1996年に中規模、98年、00年に小規模な3回の噴火を起こし、現在も剣が峰への登頂は登頂禁止中。
   平成8年から平成12年まで続いた8回の小噴火や火山活動の活発化により、「山頂から半径4キロメーター以内の入山規制」が続いている。
 * 火口の西南西4Kmに地震計を設置し、森測候所までテレメトリングして常時観測しているそうです。
 * 駒ケ岳=剣が峰が馬の頭に、火口が馬の背に見えることに由来。

1.5合目付近  2.5合目 → 6合目 3. 〃
4. 〃  マツヨイグサ 5.ゲート6合目登山口 6.新9合目
7.馬の背:新10合目 8.ヤナギラン 9. 〃
10.マツヨイグサ 11.ジョチュウギク 12.ウサギギク