関 東 | 139 | 荒船山 | あらふねやま | 1,423 m | 2014年(平成26年) 5月 3日(土) 2008年(平成20年) 6月 7日(土) 1994年(平成 6年)11月 2日(水) |
単独 〃 〃 |
標高差約340m |
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139. 荒船山
【荒船山】
⇒ ・ 長野・群馬県境に位置する妙義荒船佐久高原国定公園に属している、標高1,423mの山。
・ 山頂部は長さ約2キロ、幅約400mの溶岩台地。750万年前に流れ出た溶岩。
・ 南北約2km、東西約400mの溶岩台地で平坦な頂上部がある山容が、荒波を割って進む船を思わせることから、その名が付けられたといわれている。
・ 荒船山は、船の船尾に例えられる高さ200mの大岩壁「艫岩」から舳先にあたる最高地点経塚山まで約1.5kmに渡る大山塊。
・ 二等三角点石柱は南端のピーク行塚山にある。
・ 内山峠から艫岩までの間の急峻な稜線を歩くスリル感、山頂部の静寂な雑木林をゆっくり歩くハイキング気分を味わえる。
・ 一般的な登山ルートは、内山峠から艫(とも)岩を目指すコース。 荒船山の北端にある艫(とも)岩は、荒船山を船に見立てたとき船尾にあたり、高さ200mの岸壁が垂直に切れ落ちる。
頂上部は笹原が続き、緩やかな道が最高地点の経塚山(1,422m)へ続いている。
【山名の由来】
・ 山の形が荒海を行く船に見えることから命名。
・ 行塚山は、弘法大師が経塚を築いたという伝説に由来。
・ 「艫岩」 トモ岩 ・・・ 船の船尾に例えられる高さ200mの大岩壁「艫岩」。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
《 登山記録 》
No−3 2014年、平成26年 5月 3日(土)
行程 | 平成26年5月3日(土) 晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差約340m (累計標高差:約370m) |
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練馬 IC 4:40 ≫ 下仁田 IC ≫ 254号線 ≫ 7:40 サン・スポーツ P(物語山登山口) → 8:50 物語山:西峰(m) → 9:15 物語山:東峰(1019m) → 10:35 サン・スポーツ P ≫ 10:50 内山峠P → 一杯水 11:50 → 12:05 トモ岩・荒船山絶壁 12:20 → 12:40 行塚山(荒船山) 山頂 12:50 → 13:10 荒船山絶壁 → 13:50 内山峠P 14:00 ≫ 練馬 IC 16:00 |
【コメント】
・ 見頃になったアカヤシオを撮りに、昨年登山した“両神山”以外の群生して見頃の関東近県の山として、“物語山”が相応しと判断し、時間的余裕があるので、近くの“荒船山”と一緒の
山行計画を立てましたが、天候や用事で延びてしまい、最後のチャンスとして、連休で混雑が予想されますが5月3日に出かけました。
・ 早朝5時には関越道に入りましたが、自然渋滞と事故渋滞で、予定より1時間以上遅れて、物語山の登山口近くの広い“サン・スポーツランド”駐車場に到着しました。
・ 下仁田ICからは、八重桜やハナミズキ、芝桜、フジ等を眺めたり、新緑の山々を眺めながらの、快適なドライブでした。
・ 満開の“アカヤシオ”と“ミツバツツジ”を堪能出来た“物語山”登山を済ませ、隣の“荒船山”へ移動。
・ 254号線を西進、内山トンネル出口すぐ左に荒船登山口の看板がある林道分岐入口を左折し、約2kmで内山峠に到着。
・ 登山口の内山峠の駐車スペースには約20台、周辺の林道は比較的広く、ほぼ全域で縦列駐車可能で、11時近くになっていたので、駐車場は満車、縦列駐車の最後尾に駐車し、
すぐに登山開始。
・ 沢筋に沿って比較的緩やかな潅木林の登山道、まだ冬景色的な樹木帯が続く登山道を進み、下り坂を登り返したところに山頂まで2.7kmの道標を過ぎ、ジグザグした急登を登りきると
尾根になり、緩やかな道が続く。
・ 途中、アカヤシオが所々に満開の状態で迎えてくれました。 両神山や隣の物語山の群生は無く、数えるほどしかありませんでした。
・ やがて「挟岩(はさみいわ)修験道場跡」の黄緑色した巨大岩壁直下に到着。
・ 右方向へ10分程進むと、“一杯水”という水場に到着。 昔登山者がこの水を一杯飲むとまた元気になるという山頂から湧き出る水だそうです。
・ やがてトモ岩“艫岩展望台・荒船山絶壁”に到着。 北面は200mの大絶壁になっていおり、何の柵もないので、慎重に構えて下界展望を撮影。
・ 特徴のある妙義山を始め、浅間山連山が見え、微かに北アルプスや八ヶ岳が展望できました。
・ 艫岩展望台・トモ岩展望台そばに、避難小屋がありますがトイレは使用禁止。
・ 艫岩展望台から、荒船山の最高地点である経塚山へは、ほぼ平坦なクマザサ原の中を進み、最後に少々登ると“行塚山(経塚山”に到着。
・ 荒船山最高峰の行塚山(経塚山,1422.5m)山頂は潅木に囲まれ、三角点石柱と祠があるだけで眺望はほとんどありません。
・ 僅かに梢の間から西方に奇岩ローソク岩が見える木立があるだけ。
* 後半のゴールデンウイーク初日とあって100名位の登山者で賑わってました。
* 危険ヶ所: 急坂ヶ所にはロープが施されており、崖部分はチェーンが張られ危険表示されており、“艫岩展望台・荒船山絶壁”での身を乗り出しての撮影以外は
特別危険個所はありませんでした。
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254号線 内山トンネル手前より「トモ岩」 | 内山峠 登山口 案内板 | 〃 |
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内山峠 → トモ岩 : ミツバツツジ | 〃 : エイザンスミレ | 〃 |
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内山峠 → トモ岩 : ヘビイチゴ | 〃 中間点 | 挟岩(はさみいわ)修験道場跡 |
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アカヤシオ | スミレの群生 | 崩壊した橋を迂回 |
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一杯水 | サクラソウ | ハルリンドウ |
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荒船山絶壁・艫岩展望台 | 〃 : 山頂方位版 | 荒船山絶壁 → 経塚山 |
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荒船山(経塚山) 山頂 1,423m | 内山峠登山口 駐車場;午後、午前中は満車 | 一杯水 → 内山峠中間点より、「トモ岩」 |
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254号線沿いの山 |
No−2 平成20年 6月 7日(土)
行程 | 平成20年6月7日(土) 晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差約340m (累計標高差:約370m) |
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@ | 練馬IC 4:30 ≫ 富岡IC ≫ 254号線 ≫ 内山峠P 6:50 → 一杯水 → 7:50 トモ岩 8:00 → 8:30 行塚山(荒船山) 山頂 8:40 → 9:00 → 内山峠P 10:00 ≫ 12:00 山口登山口 → 御座山 → 山口登山口 ≫ 韮崎 IC ≫ 下高井戸IC |
【コメント】
・ 梅雨の合間の晴天を見計らって、日帰り山行。
・ 早朝割引を利用して、100k以内の上信越道富岡ICで降り、一般道254号線を西進、内山トンネル出口左荒船登山口の看板がある。ここを左折し、約2kmで内山峠に到着。
・ 登山口の内山峠の駐車スペースには約20台、周辺の林道は比較的広く、ほぼ全域で縦列駐車可能。昼頃には数十台が路肩駐車。
・ 駐車場の奥が登山口。
・ 沢筋に沿って比較的緩やかな潅木林の登山道、少々満開に近いツツジのある道を進み、下り坂を登り返したところに山頂まで2.7kmの道標がある。
・ アカヤシオはほぼ終わり。新緑のブナなどを眺めながら登る。 2ヶ所、崩壊箇所があり、慎重に進む。
・ ジグザグ急登を登りきると、尾根になり緩やかな道が続く。「挟岩(はさみいわ)修験道場跡」の巨大岩壁直下に到着。
・ 一杯水という水場に到着。昔登山者がこの水を一杯飲むとまた元気になるという山頂から湧き出る水だそうです。
・ やがてトモ岩に到着。 北面は大絶壁になっていおり、何の柵もない。
・ 右から妙義山、浅間山連山、佐久平、白馬や槍ヶ岳などの北アルプス、八ヶ岳が展望できる。
・ トモ岩展望台そばに、トイレ付きの避難小屋があった。
・ 荒船山最高峰の行塚山(経塚山,1422.5m)に到着。潅木に囲まれた山頂には三角点石柱と祠があるだけで眺望はほとんどない。
・ 僅かに梢の間から西方に奇岩ローソク岩が見える木立があって眺望はない。
* 平日にもかかわらず、このルートでは約20人のツアーと、約30人位の小グループ、単独も5人位対面、人気のある山でした。
* 危険ヶ所 → 一杯水までに2ヶ所、崩壊箇所があり注意のこと。
254号線 内山トンネル手前より「トモ岩」 | 登山口の内山峠の駐車場 |
ホタルブクロ | 挟岩(はさみいわ)修験道場跡 |
ツツジ | |
「トモ岩」方向 | 一杯水 |
ブナの新緑林 | 「トモ岩」展望台より下界 足元柵なし |
「トモ岩」展望台より下界、 254号線 | 分岐 |
小沢 | 笹原 |
分岐 | 荒船山 山頂 |
No−1
行程 | 平成6年11月 2日(水) 快晴 | 往復路 =マイカー :≫、 徒歩: → | 標高差約m (累計標高差:約m) |
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@ | 練馬IC 5:10 ≫ 松井田妙義IC 7:00 ≫ 7:10 妙義神社前 P → 妙義神社 → 大の字岩峰 → 奥ノ院 → 見晴し → ビビリ岩→白雲山→玉石 → 天狗岳 → タルワキ沢のコル → 相馬岳(妙義山)山頂 → タルワキ沢のコル → 妙義中間道 → 妙義神社前 P 10:45 ≫ 11:15 裏妙義国民宿舎 P → 木戸 → 12:20 丁須の頭 → 13:50 裏妙義国民宿舎 P ≫ 15:00 深山温泉 ≫ 物語山 ≫ 深山温泉 泊 | ||
A | 深山温泉 5:15 ≫ 6:00 荒船不動尊 P → 星尾峠 → 7:00 行塚山(荒船山)山頂 → 星尾峠 → 兜岩山 → 荒船不動尊 P 9:40 ≫ 物見岩 ≫ 神津牧場 → 物見山 → 神津牧場 ≫ 線ヶ滝 → 立岩 → 線ヶ滝 ≫ 大久保 → マメガタ峠 → 四ツ又山 16:40 → 鹿岳 → 大久保 17:30 ≫ 下仁田IC ≫ 練馬IC 20:00。 |
コメント
【表妙義】
・ 上州でひときわ目を引く奇岩の山、“妙義山”は、登山道でも見た目と同様にかなり険しく危険箇所の多い山であった。
・ 今回は、妙義神社前からの周回コースのため、全銃走路の半分。機会があったら、残りの中之岳神社からの相馬岳までのコースをいずれ縦走してみたい。
・ 大の字岩峰からクサリ場が始まる。3連30mの直立のクサリあり。
・ ビビリ岩→白雲山→玉石の岩稜を長いクサリ場が続く。
・ 大のぞき先のキレットへは、約30mのクサリで一気に降下。
・ 相馬岳(妙義山)山頂の展望は少々。
・ 中間道はさすがに観光客が多かった。
【裏妙義】
・ 裏妙義国民宿舎 Pからしばらくは、楽な道。やがて沢筋となり苔の生えた岩場、クサリ場を登る。
・ 約20mクサリを登って、丁須の頭に到着。
・ オーバ−ハング部まで腕力で登り宙吊状態を味わって降りる。
【荒船山】
・ 荒船山への最短コース: 荒船不動尊からのピストン。
・ 荒船山(行塚山)山頂の展望は樹木が少々邪魔。
・ 荒船山は危険な箇所は無し。
1.相馬岳(妙義山)妙義IC出口先より | 2.玉石 | 3.大のぞき |
4.裏妙義国民宿舎からの妙義山 | 5.丁須の頭 | 6.〃 |
7.内山トンネル前より 日の出5分前 | 8.行塚山(荒船山) | 9.ローソク岩 |
10.荒船山方向 | 11.紅葉 | 12.立岩 |