登山記録・写真         
  
 甲州  149  愛鷹山
 (越前岳)
 あしたかやま
 (えちぜんだけ)
 1,504m 5: 2021 令和 3年 1月29日(金) 
4: 2013 平成25年 6月17日(月) 
3: 2007 平成19年 4月26日(木) 
2: 2007 平成19年 1月12日(金) 
1: 1993 平成 5年11月16日(火)
単独
149. 愛鷹山(越前岳)    1,504m
【 愛鷹山 】 
 ・ 愛鷹山(あしたかやま)は富士山南麓にある標高1,188mの山。 広義には、この山から北に連なる愛鷹連峰をいう。
 ・ 愛鷹連峰は最高峰の越前岳(1,504m)をはじめ、黒岳(1,087m)、呼子岳(1,310m)、鋸岳(1,296m)、位牌岳(1,458m)、前岳(1,336m)、袴腰岳(1,248m)、大岳(1,262m)、愛鷹山(1,188m)の9つの峰からな 箱根火山と同時期に形成された成層火山で、位牌岳の西側がかつての火口とされる。
 ・ 愛鷹山は山塊の総称であるが、愛鷹山というピークも一応ある。しかしながら最高峰は越前岳の 1504mであり愛鷹山より300m余り高い。そのため、越前岳が愛鷹山の主峰とされる。
 ・ 富士山の南に広がる愛鷹山塊は、富士市・沼津市・長泉町・裾野市の4つの行政区域にまたがっています。フォッサマグナ地域に含まれ、特有な植物が生育している他、環境庁の選定した特定植物群落であるブナ林が分布し、多様な生物相を観察することができます。
 ・ シーズンによって標高800m以上の地域ではピンク色の愛鷹ツツジや、白いヤマボーシが見事な花を開き登山者の目を楽しませます。
 ・ ピークは9つ(黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山)あり、愛鷹山は山塊の南端にある山です。沼津で最も高い山で(標高1,187m)一等三角点を有するため、全国からマニアが訪れる山でもあります。
 * 五拾銭紙幣の富士山
  → 昭和13年発行の五拾銭紙幣の図柄に岡田紅陽が撮影した写真は、越前岳頂上から愛鷹登山口方面に降った富士見台から撮ったものだという。

 《登山のメインコース》
 @ 十里木高原から越前岳へ。
 A 愛鷹山登山口 〜 山神社 〜 富士見台 〜 越前岳へ。 

  【山名の由来】
 ・ 足柄山や足和田山とともに「富士三脚」のひとつ。古くは足高山とも記された。連峰最南端の愛鷹山に愛鷹明神が祭られている。

 《花の見ごろ》
 ・ 5〜9月:アシタカツツジ、ヤマツツジ・リョウブ、オオカメノキ、ヤマボウシ・トリカブト・アキノキリンソウなど。

          ( 〜 沼津市観光協会、ヤマレコ、ヤマケイ、フリー事典等より)


愛鷹山(越前岳)-5 
行程  令和 3年(2021年) 1月29日(金) 晴  (標高差 約640m)   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、  徒歩: → 単独
@ 東京東名IC 5:00 ≫ 御殿場IC 6:00 ≫ 東山湖 ≫ 十里木高原越前岳登山口 8:15 → 8:40 十里木高原展望台 → 9:15 馬ノ背 9:20 → 9:50 平坦地 → 10:25 勢子辻分岐 → 10:30 越前岳 山頂 10:50 → 11:20 馬ノ背 → 11:40 越前岳登山口 ≫ 朝霧高原 ≫ 東伊豆 泊

【 コメント】
 ・ 朝の“パール富士”を写真撮影を兼ねての登山としました。
 ・ 残念ながら、富士山頂付近だけ、なかなか雲が消えなかったので、パール富士は見られず。 暫くしてから、次第に雲が消え、月が沈んでから富士山全景が見えるようになりました。
 ・ 翌日、再チャレンジ。 無事“パール紅富士”を撮ることが出来ました。
 ・ 8年ぶり、冬山としては、14年ぶりの愛鷹山(越前岳)登山。
 ・ 今回は、昨日の本格的な降雪直後なので、安全な十里木高原越前岳登山口 からのピストンとしました。
 ・ 快晴微風の下、真っ白に輝いた霊峰富士を真近に眺めることが出来ました。
 ・ 駐車場入口迄は凍結箇所はなく、無事到着出来ましたが、駐車場内は若干凍結箇所があり、安全な場所に駐車。 帰り時には、完全に無くなってました。
 ・ 登山道は、完全に雪で覆われていたので、最初から軽アイゼンを装着。 先行者の足跡が3名位あったので、踏み後を忠実にトレース。
 ・ すぐに展望台に到着。 真正面の富士山を眺めながら一休み。
 ・ 次第に浸食された登山道となり、踏み後を外れると難儀しそうなコースになってしまうので、忠実に最後までトレースを追って登りました。
 ・ 山頂手前の平坦地付近から上は、見事な“霧氷”が見れるようになりました。
 ・ 勢子辻分岐を過ぎると、間もなく誰もいない山頂に到着。
 ・ 富士山展望は、周囲の樹木に隠れ、全景は見れませんが、周囲の霧氷が綺麗でした。
 ・ 駿河湾方面の展望がハッキリ見れました。
 ・ 一休み後、往路で下山開始。
 ・ 新雪の為、凍結箇所はなく、軽アイゼン装着のため、安全に面白いように雪道を下山できました。
 ・ 優雅な富士山と、素晴らしい霧氷を見れて、大満足の山行でした。
 御殿場にて  〃   〃
 十里木高原越前岳登山口  駐車場方面  展望台より
 〃  枝に残ってる雪  登山道
 〃  馬の背見晴らし台  〃
 馬の背見晴らし台:富士山 & アニマル & ピカチュウ軍団     平坦地  霧氷出現始まり
 霧氷  〃  勢子辻分岐
 霧氷  〃  頭上の霧氷
  霧氷林  〃  越前岳 山頂 到着
 越前岳 山頂 1,504m  〃 、 アニマル & ピカチュウ軍団  アニマル & ピカチュウ軍団、霧氷
 越前岳 山頂、 アニマル軍団 & ピカチュウ軍団。      〃  霧氷  駿河湾
平坦地  〃  駐車場 ほぼ満車状態
  パール紅富士〜御殿場 当日朝 :6:54   〃 : 6:57   〃
 

愛鷹山(越前岳)-4 

行程  平成25年(2013年)6月17日(月) 晴  (標高差 約640m)   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、  徒歩: → 単独
@  東京 IC 4:20 ≫  御殿場 IC 5:30 ≫ 5:50 山神社 6:00 → 愛鷹山荘先 尾根分岐 6:40 → 6:50 黒岳 7:00 → 8:10 富士見台 8:20 → 8:40 越前岳 山頂 9:00 → 呼子岳 9:50 →  割石峠 → 蓬来山10:15 → 割石峠 10:20 → 東沢分岐 11:10 → 11:40 山神社 ≫ 御殿場 IC ≫ 東京 IC

【 コメント 】
  ・ 久々の 越前岳(愛鷹山)登山。 今回は、梅雨の合間の晴れ間を狙って、登山。
  ・ 御殿場ICから469号線の愛鷹登山口へ、大きな案内板があり、舗装された林道を5分程進むと目的の山神社駐車場に到着。
  ・ 約20台駐車可能で、簡易トイレが隅にありました。 登山ポストは見当たりません。
  ・ 右側の愛鷹山への登山道へ入り、ゴツゴツした岩の多いやや急登を進む。
  ・ 途中、垠明水の表示があり、傍にシシャクとフタがあり、蓋をどけ内を覗くと、綺麗な水がありました。
  ・ その先に、寂れた感じの無人の愛鷹山荘があり、すぐに、分岐点に到着。
  ・ 一旦ここから黒岳(1086m)へ向う。 やや急登を500m進み、急に視界が開けた山頂に到着。
  ・ 富士山方面の展望が開け、正面の雄大な富士山と十里木の裾野が見られますが、今回は残念ながら中腹以上の富士山は雲に隠れてました。
  ・ 休憩後、越前岳目指して出発。
  ・ 途中、鋸岳展望台で愛鷹連山を眺めた後、富士見台で雄大な富士山を眺めながら、小休憩。
  ・ 五拾銭紙幣の図柄に岡田紅陽が撮影した場所で、今度冬季の写真を撮りたいです。
  ・ ツツジやアセビなどの樹木の多い中を進む。 花のシーズンが終わってしまったので、アシタカツツジは、全く残っていませんでした。
  ・ 広くベンチもある、越前岳(1504m)山頂に到着。
  ・ 山頂からの富士山は8合目以下は手前の尾根で遮られ、写真撮影場所としては、先ほどの富士見台からがベスト。
  ・ 山頂での花は、ツツジは終わり、ウツギが咲いてました。
  ・ 呼子岳へ向けて出発。  
  ・ やや急下りで赤土のため、滑り易いので注意して進む。
  ・ 呼子岳に到着。 愛鷹連山方面の展望を眺めた後、石割峠へ向う。
  ・ 石割峠から、一旦鋸山方面へ進むみ、蓬来山に到着。
  ・ この先鋸山方面への登山禁止の看板がありました。 崩壊がひどく絶対進入禁止のようです。  愛鷹連山方面の展望がありました。
  ・ 石割峠から、東沢→山神社へ下山開始。 
  ・ 雲が晴れ富士山の展望があれば、位牌岳へ立ち寄る予定でしたが、一向に晴れ上がる気配が無いので、このまま下山することに決めました。
  ・ 大岩だらけの苔生した歩き難い、リボン、マークの少ない沢道を延々と下る。 あまり利用されていないようで、登山道としては避けたいルートと思いました。 
  ・ 途中、大杉の大木で一息、更に広くなった大沢林道入口で小休憩後、山神社の駐車場に到着。
  ・ 梅雨の合間の山行でしたが、富士山と初夏の花が見れて満足でした。


 山神社 駐車場  案内板   山神社 
 山神社 → 愛鷹  〃 朝日  苔生した岩&樹林帯
 苔生した岩  登山道  銀明水
 愛鷹山荘  分岐点  黒岳山頂より十里木方面
 黒岳付近   黒岳 → 富士見台 : 浸食された登山道  鋸岳方面
 鋸岳方面  富士見台より  〃
 富士見台より  説明板  〃五十銭紙幣
 セミの脱殻  ズミの木 (サンザシ)
きのこ(サルノコシカケ)  〃  お地蔵さん: 越前岳 山頂
 越前岳 山頂  〃  〃
 ウツギ  マムシグサ  オノエラン
呼子岳  〃 呼子岳より愛鷹山方面
 割石峠  蓬来山  警告板  絶対禁止状態!!
 トリアシショウマ  愛鷹ブナ  ベニサラサドウダン
 ベニサラサドウダン  大沢登山道    中間点
 大杉   大岩$大杉  苔生した石
 大沢  松永塚碑

愛鷹山(越前岳)-3 

行程  平成19年(2007年)4月26日(木) 晴  (標高差 約640m)   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、  徒歩: → 単独
@ 永福IC 3:30 ≫  河口湖IC 4:50 ≫  5:30 田貫湖 (撮影) 6:20  ⇒ ⇒  7:50 十里木高原越前岳登山口 8:00 → 馬ノ背 8:30 → 9:10 越前岳 山頂 9:25 → 9:55  馬ノ背 10:10 → 9:25  越前岳登山口 9:45 ≫ 朝霧高原 ≫ ≫  ≫ 高井戸 IC

コメント
  ・ ダブルダイヤモンド富士で有名な田貫湖へ写真撮影するため早朝に出発。約10日ぶりの晴天。
  ・ 来週のウルトラマラソンのトレーニングを兼ねて愛鷹山(越前岳)登山。
  ・ 朝の内は快晴であったが、次第に中腹に雲がへばり付く。中々快晴にならない。(夕方になってから快晴〜よくあるパターン)
  ・ 全行程対面者 : 約 10人。


1.サクラと雲海から頭を出した富士 2.山頂 3.  〃
4.馬ノ背 5.田貫湖のダブルダイヤモンド富士 6.朝霧高原からの鯉のぼり

愛鷹山(越前岳)-2

行程  平成19年(2007年)1月12日(金) 曇り  (標高差 約640m)   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、  徒歩: → 単独
@ 東京IC 5:10 ≫  御殿場IC 6:30 ≫ 7:10 十里木高原越前岳登山口 7:20 → 馬ノ背 7:50 → 8:40 越前岳 山頂 8:55 → 9:30  馬ノ背 9:25 → 9:40  越前岳登山口 9:50 ≫ 10:50 毛無山 P ≫ ≫ 足柄峠 ≫ 金時山登山口 P 12:05 → 13:05 金時山 13:25 → 14:00 金時山登山口 P ≫ 大井松田IC ≫ 東京IC 15:40

コメント
  ・ 久し振りの愛鷹山(越前岳)登山。前日の天気予報が晴天だったが、山間部は曇り。
  ・ 469号線の左側、十里木高原の駐車場に駐車。約30台可。トイレあり。
  ・ 展望台までやや急な階段。残念ながら真正面にある富士山が雲の中。
  ・ 1,200m位から上は、踏み固められた雪で、滑りやすい状態のため、軽アイゼンを装着。以後山頂〜下山まで滑らずに安全に登山完了。
  ・ 1,300m以上からは木々に霧氷。
  ・ 山頂からも雲の為、残念ながら富士山は見られず。


1.十里木高原登山口 先 2.馬ノ背より富士山方面 3.越前岳
4.越前岳 山頂 5.霧氷 6.毛無山 富士農場のヒツジ

愛鷹山(越前岳)-1
行程  平成5年(1993年)11月16日(火) 快晴  (標高差 約800m)   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、  徒歩: → 単独
@ 横浜IC 4:50 ≫  御殿場IC 6:25 ≫ 7:10 愛鷹山登山口 ≫ 大山祇命神社前 P 7:20  → 8:50 越前岳 山頂 9:10 → 9:30 呼子岳 9:40 → 9:50 割石峠 → 10:00 鋸岳 10:05 → 11:00 位牌岳 11:15 → 12:00 袴腰岳 12:10 → 12:40 愛鷹山 12:50 → 戻る → 14:50 位牌岳 16:45 大山祇命神社前 P ≫ 18:00 足柄IC ≫ 19:30 横浜IC

コメント
  ・ 愛鷹山の最高峰“越前岳”を200名山で言う愛鷹山。愛鷹連峰最南端に位置する「愛鷹山」に愛鷹明神が祭られている。
  ・ 裾野からの富士山は素晴らしかった。
  ・ 愛鷹山荘先の鋸岳展望台からの愛鷹連山の眺めが良い。
  ・ 富士見台からの早朝の富士も素晴らしい。
  ・ 越前岳山頂からの富士山・・鋸岳方面の展望も良い。
  ・ 呼子岳から位牌岳間、トラバースの後、クサリ場の直登・急登。体力を消耗しやすい。要注意。
  ・ 袴腰岳から愛鷹山間、背丈以上の密生した竹林が暫くの間続くので注意。
  ・ 愛鷹山からの展望は位牌岳・越前岳が良好、残念ながら富士山は見えない。


1.裾野より 2.愛鷹山荘付近
3.越前岳→呼子岳より 4.越前岳山頂より