八ヶ岳 (150) |
150 | 天狗岳 | てんぐだけ | 2,646m | 2012 平成24年 9月26日(水) 2005 平成17年10月13日(木) |
単独 〃 |
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150. 天狗岳 (2,646m)
【概要】
・ 八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)、北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。
・ 山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれ、西天狗岳と東天狗岳と称する。標高が高いのは西天狗岳で2,645.8mである。
・ 北八ヶ岳はなだらかな山容と深い針葉樹林、点在する湖などに特徴があるが、天狗岳はその中にあって唯一、南八ヶ岳に近い険しい山容をしている。日本二百名山のひとつ。
・ 天狗岳は、標高 2646m 長野県にあり、周辺は「八ヶ岳」の領域。
・ 南北に連なる八ヶ岳連峰の中央部に位置するため、北八ヶ岳、南八ヶ岳ともに眺望できる。鋭鋒の東天狗、ドーム型の西天狗という2つの峰が東西に並ぶ双耳峰である。
・ 長野県茅野市にある八ヶ岳連峰の山。 天狗岳は冬山登山の入門コース。
・ 八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)、北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。
・ 山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれ、西天狗岳と東天狗岳と称する。標高が高いのは西天狗岳で2,645.8mである。
・ 北八ヶ岳はなだらかな山容と深い針葉樹林、点在する湖などに特徴があるが、天狗岳はその中にあって唯一、南八ヶ岳に近い険しい山容をしている。日本二百名山のひとつ。
・ 天狗岳は西峰と東峰の双耳峰で一般的に東峰が主峰と呼ばれています。
・ 東天狗は八ケ岳の縦走路のルートになっているので比較的賑わっているが、西天狗は東天狗からルートが少しはずれ、展望も方向限定されるので、登山客は比較的少ない。
・ 代表的な登山口は3ヵ所あり、渋ノ湯登山口、桜平登山口そして唐沢鉱泉登山口。
(〜フリー事典、ヤマレコ等より)
【山名の由来】
・ 天狗の住む山に付けられた名前。 天狗は修験道の守護神、仏教を守る神。岩峰が赤銅色の東天狗を赤天狗、ハイマツで覆われた西天狗を青天狗とも呼ばれる。
【登山コース】
・ @ 桜平(標高1,900m)⇒夏沢鉱泉(標高2,060m)⇒オーレン小屋(標高2,330m)⇒根石岳(標高2,603m)⇒東天狗岳(標高2,640m)⇒西天狗岳(標高2,645m)
・ A 唐沢鉱泉→西天狗→黒ユリヒュッテ→唐沢鉱泉のルート。
・ B 稲子湯→しらびそ小屋→中山峠→天狗岳のルート
* 西側は奥蓼科温泉郷の渋ノ湯から、東側は稲子湯から本沢温泉を経由する登山道がある。また、八ヶ岳の主縦走路が東天狗岳の山頂を通っている。
* 渋ノ湯からの登山道が主縦走路と合流する地点(黒百合平)に、黒百合山荘がある。この黒百合平から山頂までは二本の登山道があるが、その西側の登山道を通ると、「天狗の奥庭」と呼ばれる一帯を通過する。奇形の岩と丈の低い針葉樹、小さな池を配した天然の庭園のような一帯である。
150.天狗岳−2
2012(平成24年) 9月26日(水) 快晴 | 往復路 : マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → |
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永福 ≫ 諏訪南IC 7:00 ≫ 7:45 唐沢温泉 8:00 → 9:00 唐沢鉱泉分岐 9:10 → 9:45 黒百合ヒュッテ 10:00→ 10:05 中山峠 → 11:10 東天狗岳 (2,640m)11:25 →11:50 西天狗岳 山頂(2,646m) 12:10 → 第2展望台 12:40 → 西尾根下降点 13:30→ 14:10 唐沢鉱泉 ≫ 諏訪南IC ≫ 高井戸 | ||
標高差 ・・・ 唐沢鉱泉:1,867m 西天狗岳 :2,646m 差=779m |
【コメント】
・ 西穂高岳→槍ヶ岳縦走の予定でしたが、天候がイマイチのため、急きょ八ヶ岳日帰りに変更。
・ 中央道の諏訪南ICからエコーラインを走り、三井の森の別荘地を過ぎ、夏沢鉱泉、唐沢鉱泉の分岐を左方面の唐沢鉱泉へ入る。
・ ここからの唐沢鉱泉までの道は砂利のダートになりましたが、1車線の広い道で比較的整備され、多少の凸凹を避けながらユックリ走り駐車場に到着。(乗用車でも問題なし)
・ 唐沢鉱泉手前の無料駐車場は約20台位駐車可能、無料のトイレ(各1つ)もあり。
・ 準備後、出発、すぐに右側に西尾根コースの道を見送り広い道を直進、宿のすぐ先に源泉があり、美しい深緑色した水草や水色の温泉生成物が目を楽しませてくれる。
・ 黒百合平までの登山道は北八特有の密集した樹林帯で、苔生した木々や大岩がゴロゴロした状態で、足元を注意しながら登る。
・ 雨天時の下りの場合は、スリップし易いようです。
・ 1時間で黒百合平分岐に到着。 更に30分程で広々とした黒百合ヒュッテ前に到着。テントが2張ありました。 しばらく休憩。 7・8月なら付近でクロユリが見られるようです。
・ 黒百合ヒュッテから、直ぐにハイマツとシャクナゲが自生する岩塊を登り、しばらく進むと、展望が良くなり、東天狗岳方面や蓼科方面の好展望が続く。
・ 黒百合ヒュッテ前を直進、5分程で、中山峠に到着。 ここからは、赤岳方面への縦走路となり、展望のきいた尾根道を進む。
・ 正面の双峰の天狗岳が一段と目に入る。
・ ○マークの大岩を乗越え、東天狗岳へ進むと、尾根道からは、西方面の展望が良く、南アルプス・中央アルプスはもちろん、北アルプスもハッキリと見えました。
・ 峠から1時間程、岩に付けられた目印のペンキに従い登りきると、東天狗岳に到着。
・ 東天狗岳山頂は、360度の大展望が得られ、赤岳・横岳など南八ヶ岳の峰々が目を奪う。 更に奥秩父、南ア、中ア、御嶽、乗鞍、蓼科、美ヶ原、穂高、槍などもハッキリと見え大展望を満喫しました。
・ 休憩後、すぐ真西・真近に見える同じ高さの“西天狗岳”へ向う。
・ 少し下ってから、ハイマツの道を登り返し西天狗岳に到着。
・ 標識が建っている場所から西側へ少し進み、展望が利いた広い場所で休憩。 山頂から雄大な赤岳・横岳、眼下の諏訪盆地等のパノラマを満喫。
・ 休憩後、唐沢鉱泉への帰路につく。
・ 岩がゴロゴロするやや急な西尾根を下りる。 鞍部からの登り返しは樹林になり、ピークの手前に第二展望台があり、ここからも南八ヶ岳の好展望が得られました。
・ 更に下り、第一展望台を過ぎ、西尾根下降点で、右折。40分程の樹林帯を進み唐沢鉱泉へ。
・ シラビソと苔生す原生林をひたすら下ると、目印のテープが目立つようになり、窪地に出て、更に下って行くと唐沢鉱泉の建物が見え、しゃくなげ橋を渡って出発点に到着。
・ 再度、源泉の泉の風景を撮影。
・ 帰路、途中の林道で、山栗を収穫。
・ さほどの渋滞もなく、予定どうりに帰宅。
* 登山道は全域明瞭。危険箇所特になし。 雨天後は一部ヌカルミあり。
* 樹林帯の岩に、苔が生えてる部分があり、雨天時はスリップに注意。
* 唐沢鉱泉。日帰り入浴は700円。
* 樹林帯の歩き難さは、反対廻りでも、同じようです。
日の出 | 八ヶ岳連峰 | 〃 |
朝日に映える八ヶ岳(赤岳) | 編笠岳 | 駐車場、トイレ |
鉱泉源泉 | 〃 | 唐沢鉱泉 |
唐沢鉱泉 → 鉱泉分岐 | シラタマ | シラタマ |
サルオガセ | 白玉の木 | 御嶽山 |
唐沢鉱泉 → 唐沢鉱泉分岐 | 〃 | 唐沢鉱泉分岐 |
シカ防護柵 | 黒百合ヒュッテ | 中山峠 |
中山峠 | 茅ヶ岳方面 | 東天狗岳方面 |
天狗の鼻 | 東天狗岳への登山道 | 東天狗岳(左)&西天狗岳 |
東天狗岳への登山道 | 稲子岳の南壁 | 〃 |
東天狗岳への登山道 | 〃 | 北アルプス方面(右端:槍) |
北アルプス | ナナカマド | 北方:横岳・蓼科山、縞枯れ |
東天狗岳直下分岐 | 〃 北方 | 東天狗岳 |
東天狗岳 山頂直下 | 〃 | 〃 |
東天狗岳 山頂直下 | 東天狗岳 山頂(2,640m)より北方 | 〃 山頂より西方 |
東天狗岳 山頂より東方 | 〃 北東方 | 〃 南東方 |
東天狗岳 山頂より 西天狗岳 | コケモモの実 | 東天狗岳 → 西天狗岳:東天狗岳 |
東天狗岳 → 東天狗岳: 紅葉したウラシマツツジ。 〃 ナナカマドの実 | 〃 | |
西天狗岳 山頂(2,646m)より 北方 | 西天狗岳 山頂より 東方 | 〃 南東方面 |
西天狗岳 → 第二展望台 | 〃 | 第二展望台 |
第一展望台 | アキアカネ | |
樹林帯 | マムシグサの実 | 唐沢鉱泉源泉 |
唐沢鉱泉源泉 | 〃 | 〃 |
色づき始めたモミジ | 稲田&八ヶ岳 | 八ヶ岳&ダリア |
八ヶ岳&ダリア | 稲田&富士山 | 八ヶ岳&ソバ畑 |
ソバの花&実 |
150. 天狗岳−1 (2,646m)
行程 | 2005(平成17年)10月13日(木) 快晴 | 往復路 : マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → |
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@ | 永福 ≫ 諏訪南IC ≫ 9:45 渋の湯温泉 10:00 → パノラマコース上部分岐 10:30→ 唐沢鉱泉分岐 10:50 → 11:25黒百合ヒュッテ 11:35→ 12:45東天狗岳13:00 →13:10 :西天狗岳 山頂 13:20→ 西尾根下降点 14:25→ 唐沢鉱泉 15:00→ パノラマコース下部分岐 15:20→15:35 渋の湯温泉 15:50≫ 渋川温泉 ≫ 諏訪IC ≫ 駒ヶ根SA ≫ 翌日 安平路山へ |
【コメント】
・ 渋の湯温泉での駐車はすべて有料(1,000円)。
・ 黒百合平までの登山道は大岩がごろごろ状態。7・8月ならクロユリが見られる。
・ 黒百合ヒュッテから、東天狗岳 → 西天狗岳 → 第二展望台までは好展望が続く。
・ 両天狗岳山頂は360度の展望。山頂から雄大な赤岳・横岳等のパノラマ満喫。
・ 西尾根下降点 → 唐沢鉱泉 → パノラマコース下部分岐 → 渋の湯温泉登山道のほうが岩が少なく歩き易い。
・ 登山道は全域明瞭。危険箇所特になし。整地なし。
・ 唐沢鉱泉から、パノラマコース下部分岐への入口は、旅館の左側。
・ 紅葉は約2,200m以上ので最盛期例年より約2週間遅れ。カラマツはまだ。
・ 下山後、渋の湯温泉よりよさそうな、隣の渋川温泉の保科館で露天風呂で満喫(800円)。
・ 全行程対面者 :約50人。
1.奥蓼科より | 2.黒百合ヒュッテ→東天狗岳 | 3.天狗の奥庭 |
4.東天狗岳 | 5.東天狗岳 山頂 | 6.東天狗岳 山頂より、西天狗岳 |
7.西天狗岳 山頂 | 8.西天狗岳 山頂より、東天狗岳 | 9.第一展望台より 赤岳・横岳 |
10.渋の湯温泉上部堰の浮き草 | 11.渋の湯温泉→渋川温泉 | 12. 〃 |