154.雪倉岳(ゆきくらだけ) 2,611m
【 雪倉岳 】
・ 雪倉岳(ゆきくらだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の、後立山連峰にある標高2,611mの山。長野県と富山県とにまたがる。
・ 北アルプス最北の静かな山群。日本海から直接吹き付ける季節風による豪雪・豊富な残雪と植物に適した地形のため、多様で豊富な高山植物で有名。
・ 三国境から先に入ると次第にお花畑が目立ち始め、雪倉岳避難小屋付近から雪倉岳~朝日岳周辺にかけてはまさに花の楽園。
・ 日本300名山の朝日岳と合わせたコースでフラワーウォッチングが存分に楽しめる。
・ 登山基地の蓮華温泉は名湯の誉れ高く、上杉謙信の鉱山開発の歴史も残る。
《登山のメインコース》
① 周回コース。 : 蓮華温泉 ~ 朝日岳 ~ 朝日小屋 ~ 雪倉岳 ~ 白馬岳 ~ 白馬大池 ~ 蓮華温泉。
② 三国境からのピストン。
* 白馬岳からの登山道は、小蓮華山へ分岐する三国境を経由し、鉢ヶ岳の東斜面を巻いて雪倉岳に至り、朝日岳へと続く。白馬山荘か朝日小屋を利用することになる。
【山名の由来】
・ 積雪期には雪の間のところどころに岩が顔をのぞかせる。その岩を地元猟師らが「倉」と呼んでいたことから、雪と倉の山という意味で「雪倉岳」と呼ばれるようになった。
・ 点在する岩のことを猟師が倉と呼び、倉と雪の山で雪倉岳と呼ぶようになった。
《花の見ごろ》
6月~8月 : シナノキンバイ、チングルマ、ハクサンフウロウ、ハクサンシャジン、ミヤマムラサキ、ミヤマリンドウ、シラネアオイなど色とりどりの高山植物が咲き競う。
* 三国境~雪倉岳避難小屋 : マツムシソウ、ウルップソウ、ヨツバシオガマ、コマクサ、カライトソウ、ヨツバシオガマ、チングルマ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、等多数。
* 朝日岳周辺 : チングルマ、ハクサンフウロウ、タカネマツムシソウ、キヌガサソウ、ミヤマキンポウゲ、ニッコウキスゲ、キヌガサソウ、ハクサンコザクラ、サナノキンバイ、及び上記の各花々多数。
(~フリー事典等より)
雪倉岳-2
行程 | 2014 平成26年7月22日(火)~23日(水) | 往復路 :マイカー ≫ | :マイカー ≫、他: ⇒ 徒歩:→ | 単独 | 標高差:1,680m |
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① 22日 |
3:20 永福IC ≫(中央自動車道)≫安曇野IC 6:10 ≫8:10 栂池高原P 8:30 ⇒ 8:50 猿倉登山口 9:00 → 10:00 白馬尻 10:10 → 12:10 ネブカッピラ 12:20 → 14:10 村営頂上小屋 14:20 → 14:40 白馬山荘 泊 ⇔ 白馬岳 山頂 | ||||
② 23日 |
白馬山荘 5:00 → 5:20 白馬岳 山頂 5:40 → 6:10 三国境 → 8:30 雪倉岳 8:50 → 11:20 小蓮華山 11:30 → 12:20 白馬大池山荘 12:30 → 乗鞍岳 13:00 → 天狗原 13:30 → 14:20 栂池自然園駅 14:40 ⇒ 16:00 栂池高原P 16:20 ≫ 17:20 安曇野IC ≫ 下高井戸IC |
【コメント】
・ コースは一般的なコースである猿倉から大雪渓を登り、栂池への周回コースとし、途中二百名山で高山植物の宝庫である雪倉岳をピストンしました。
・ 1日目は、白馬山に登り、白馬山荘に泊りました。(詳細は→白馬岳)
・ 翌日は、4時に目覚め、起床、トイレ等を済ませ、外の様子を見ると、上空は晴れていましたが、東の空は暑い雲に覆われて日の出が期待できない状況でした。
・ 一式荷物を持って自炊場へ移動。 4テーブルある自炊場で二人しか使用されていなかったので、ゆとりのスペースでゆっくり朝食を摂る。
・ 食堂の隣に、業務用お湯とお茶のポットが設置されていましたので、お湯をポットに補給し、5時に出発。
・ 強かった風も治まりさほど寒くない、上空は晴れ渡った中、登っていくと、大勢の空身の登山者が一斉に降りてきました。残念ながら白馬岳山頂からの日の出が見れなかった人達でした。
・ 山頂までの登山道脇には、ウルップ草が多数咲いてました。約15分程で山頂に到着、高曇りでしたが、視界は良好で、剱から槍ヶ岳までハッキリパノラマが得られました。
・ 写真撮影・休憩後、これから行く雪倉岳方面がハッキリと北西方向に見渡たせるなか、三国境から雪倉岳を目指して出発。
・ 途中、今回の主目的である、“ツクモグサ”を探しながら三国境へ下ると、期待した通り、まだ咲き残っていたツクモグサを発見。 開花中の花と、咲き終わった花を撮影することが出来満足できました。
・ 更に白馬を代表する花である、ウルップソウの群生もあり、花期終盤でしたが盛りの株もありました。
・ 高山植物の女王“コマクサ”も所々に咲いており、白馬岳方面をバックに写真撮影が出来ました。
・ ほとんど終わりかけの状態で咲いており、小さな
・ やがて三国境(越中(富山県)・越後(新潟県)・信濃(長野県)三国の境)に到着。 真っ直ぐ奥へは小蓮華岳、左下方へは雪倉岳への登山道が延々と続いて見えました。
・ 三国境からの雪倉・朝日岳方面への縦走者は少ないようで、皆小蓮華方面へ進んでいました。
・ 三国境から少し下るといきなりコマクサの大群落で丁度満開状態でした。 ウルップソウも多数咲いており、お花畑を満喫しながらの素晴らしい登山を味わえました。
・ 鉢ヶ岳を巻いて雪倉岳へ向う登山道は、途中5個所、雪渓を横断、最後の一個所はやや急な登りでしたので軽アイゼンを装着して登りました。
・ 雪渓前後の登山道脇には、チングルマやヨツバシオガマ、フジバカマなどが多数咲いたお花畑を見ることが出来ました。ただ以前より花の密度がかなり薄くなっていました。
・ 広くて綺麗な避難小屋に泊った一組の夫婦の話では、今日今までに僅か約5人程の雪倉岳・朝日岳への登山客だそうです。
・ 直ぐに最後の登りを終え、山頂に到着。 パノラマを満喫、静かな爽やかな空気を胸いっぱい吸いながら一休憩。 以前朝日岳ねの縦走した記憶が僅かに蘇りました。
・ 休憩後、往路を引き返す。 最初の雪渓の実軽アイゼンを装着、周囲のお花畑を眺めながらの、予定の時間どおりのペースで進み、三国境の手前で、トラバース、雪渓下を迂回して、小蓮華山へ到着。
・ 小蓮華山から白馬大池にかけての登山道周辺も所々お花畑が広がっており、楽しませてくれました。
・ 雷鳥坂を下り、白馬大池へ到着する直前には、チングルマ等のお花畑が広がっており、雪渓の冷風の影響で花期が他より遅く、まだチングルマの満開状態が見れました。
・ 白馬大池で休憩後、乗鞍岳へ出発、白馬大池わきの道は安山岩の岩塊で足場の悪い、大きな岩だらけの道で歩きにくい状況です。
・ 乗鞍岳は広く平らな山頂でケルンがなければ分からないようで、乗鞍岳から下りとすぐ下には2ヶ所まだ大きな雪渓が残ってましたが、アイゼンなしでストック補助で問題なく通過出来ました。
・ (池塘が点在する天狗原(標高2204mの高層湿原)、を通過、天狗原~栂池間は足場が悪い岩の急坂、泥んこだらけのぬかるみや滑りやすい部分が多いので注意して進み、やがてゴール地点の栂池自然園に到着。
・ ここは広大な高層湿原である栂池自然園の散策を楽しむ観光客の方が登山客よりかなり多い。
・ 後は、このロープウェイとゴンドラで下りるのみで今回の実質的な歩きは終了。
・ 栂池高原「栂池高原駅」(標高839m)から栂池自然園まで、標高差1,000m、全長5,320mの長大な空中散歩を楽しめる。スキー場の中を貫くゴンドラリフト「イヴ」で4,120m・20分、栂池ロープウェイで200m・5分を乗り継ぐ。
・ 栂池自然園からは、ロープウェイとゴンドラリフトを乗り継いで約40分で栂池高原駐車場に到着。
①: 栂池ロープウェイ ・・・ 栂大門駅-自然園駅 全長:1,200m:5分。
②: 栂池ゴンドラリフト・・・ 栂池高原駅-白樺駅-栂の森駅 全長:4,120m:20分。 ①+②=片道1,920円。(H26年)
栂池ロープウェイは、各時00、20、40分に自然園駅発(下り)
・ 栂池高原駐車場の売店でお土産を購入後、東京へ向けて出発、途中渋滞は全くなく、予定どうり21時過ぎには自宅に到着。
・ 天候に恵まれ、目的の花にも会え、無事有意義な山旅を終えることが出来、感謝です。
【注意箇所】
・ 大雪渓。 雪面上の落石に注意すること。 誘導路(ベンガラコース)を忠実に進む。 クレパスに注意。 落石を発見した場合は、大声で“落石”と叫ぶこと。
落石が多発!常に落石に注意(雪の上を転がる石は音がしない)。 雪渓上ではなるべく休憩をしないこと。
・ 大雪渓ではアイゼン着用のこと。ストックも必要。 雪渓以外の場所は、特に危険箇所はありませんでした。
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栂池高原 ゴンドラ駅前 | 〃 | 猿倉登山口 |
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猿倉登山口 → 白馬尻 | 〃。 ミヤマカラマツ、(モミジカラマツ、カラマツソウ?) | |
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コケ | シシウド | サンカヨウの実 |
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オオレイジンソウ(大伶人草) | オタカラコウ。 (キンコウカ アサギマダラ(南西諸島・台湾からの渡りチョウ) | |
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モンシロチョウ&オタカラコウ | 白馬尻 キンポウゲ | ニリンソウ |
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白馬尻 | キヌガサソウ | 〃 |
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キヌガサソウ | エンレイソウ | 〃 |
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大雪渓 取付入口 | 〃 落石 | |
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大雪渓&落石 (距離≒3.5k 標高差≒600m) 〃 〃 | ||
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クルマユリ | 雪渓底部空間。 背景は天狗菱 | キンポウゲ |
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イワオウギ(マメ科) | ミヤマカラマツ | ミヤマオダマキ |
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ミヤマタンポポ(シロウマタンポポ?) | ミヤマキンポウゲ | ハクサイイイチゲ |
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2,333m地点 | ヨツバシオガマ | キンコウカ |
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ヤマオダマキ | ミヤマタンポポ | イワカガミ |
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フジバカマ | タカネツメクサ | ミヤマダイコンソウ |
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ハクサンイチゲ | ウルップソウ | 村営白馬山荘前 |
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イワヒバリ | オヤマノエンドウ | 白馬山荘 |
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イワカガミ | ヨツバシオガマ | タカネハズハハコ |
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ツクモグサ | 〃 開花終了後の穂 | 〃 花 |
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ミヤマダイコンソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲ。 ウルップソウ | ヨツバシオガマ | |
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白馬岳 山頂より小蓮華方面 | 白馬岳 山頂より、大雪渓方面 | |
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白馬岳 山頂 2,932m | ブロッケン | 夕焼け雲 |
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飛行機雲 | 夕焼けの杓子岳 | 槍ヶ岳 |
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自炊場 | 7月23日 5:19 槍ヶ岳 | 〃 |
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ミヤマキンポウゲ | 大雪渓方面 | 杓子岳方面 |
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白馬岳 山頂 | ツクモグサ | |
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ツクモグサ | 〃 | イワベンケイ & ミヤマアズマギク |
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(イブキジャコウソウ) | ワベンケイ & ウルップソウ | |
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コマクサ | 〃 | イワギキョウ |
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ミヤマムラサキ | ハクサンコザクラ | シャクナゲ |
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ツガザクラ (アカモノ | ツクモソウ | ミヤマアズマギク |
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タカネツメクサ | ミヤマアズマギク | ハイマツの雌花 |
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ゴゼンタチバナ | イワオウギ(マメ科) | ミヤマコウゾリナ |
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ヨツバシオガマ | ||
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ハクサンコザクラ | シャクナゲ | デカタチドリ |
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ツクモグサ | イワギキョウ : | 〃 |
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ウルップソウ | ミヤマタンポポ | ハクサンイチゲ |
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シナノキンバイ | 〃 | |
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(シシウド) | クルマユリ | ツクモグサ |
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雪倉岳避難小屋 | オオタカネバラ | ウルップソウ |
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雪倉岳 2,467m | イワカガミ | ツクモグサの穂 |
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マイズルソウ | ミヤマキンポウゲ | 雪倉岳 → 小蓮華山 |
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雪倉岳 → 小蓮華山 | 〃 | 〃 |
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雪倉岳 → 小蓮華山 | 〃 | 〃 白馬方面 |
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小蓮華山登り | 小蓮華山 : 鉢ヶ岳方面 | 〃 : 雪倉岳方面 |
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雪渓 | ゴゼンタチバナ 大群生 | アオノツガザクラ |
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シャクナゲ | シナノキンバイ | ミヤマキンポウゲ |
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槍ヶ岳方面 | 杓子岳譜面 | 船越ノ頭 |
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船越ノ頭 | ミヤマキンポウゲ | クルマユリ |
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ハクサンコザクラ | イワギキョウ | チングルマ |
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チングルマ | アオノツガザクラ | ハクサンコザクラ |
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白馬大池 & ナナカマド | ハクサンイチゲ | ヒオウギアヤメ |
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白馬大池 | 乗鞍岳 山頂 | 天狗原分岐 |
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ミズバショウの実 : 天狗原 | 〃 ガク | ワタスゲ |
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天狗原 | アカモノ | 〃 |
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カラマツソウ | ミヤマキンポウゲ | |
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ヒオウギアヤメ | タテヤマリンドウ | ツクモグサの穂 |
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マタタビ | 山麓駅 | 足湯 |
雪倉岳-1
行程 | 2009 平成21年8月19日(水)~20日(木) | 往復路 :マイカー ≫ | :マイカー ≫、他: ⇒ 徒歩:→ | 単独 | 標高差:790m |
---|---|---|---|---|---|
① 19日 |
3:30 永福IC ≫(中央自動車道)≫豊科IC 6:30 ≫8:15 栂池高原P 8:40 ⇒ 9:10 猿倉登山口 9:20 → 10:10 白馬尻 10:20 → 12:45 ネブカッピラ 13:00 → 14:15 村営頂上小屋 14:25 → 14:50 白馬山荘 泊 ⇔ 白馬岳 山頂 | ||||
② 20日 |
白馬山荘 6:00 → 6:15 白馬岳 山頂(2,932m)6:30 → 三国境 6:50 → 鉱山道分岐 7:30 → 雪倉岳避難小屋 8:10 → 8:50 雪倉岳 9:10→ 三国境 11:00 → 11:35 小蓮華山 11:45 → 12:45 白馬大池山荘 13:00 → 乗鞍岳 13:20 → 天狗原 14:00 → 14:35 栂池自然園駅(1,820m) 14:40 ⇒ 14:45 栂大門駅 → 14:55 栂の森駅 15:00 → ⇒ 15:20 栂池高原P 15:40 ≫ 17:20 豊科IC ≫ 18:40 甲府南IC ≫ 甲府 泊 |
【コメント】
・ いつも秋の山行でしたので、今回花のシーズンを狙って梅雨の晴れ間に出かけ用としましたが、天気の良い日がほとんどなく、休暇休日と天候が一致しないまま、お盆が過ぎてしまいましたが、まだ花が十分見られるとの情報を得て、天候が安定してきた8月19日に出かけました。
・ コースは一般的なコースである猿倉から大雪渓を登り、栂池への周回コースとし、途中二百名山で高山植物の宝庫である雪倉岳をピストンしました。
・ 早朝4時前に八王子料金所を通過、深夜割引で半額の1,800円(軽)で豊科ICまで行き、147号線を北上、栂池高原ゴンドラリフト前の大駐車場に到着(2日分で600円)。
・ 平日の為、タクシー乗り場には誰もいないので地元のタクシー会社へ連絡し、約10分後に配車され、約30分強、5,300円(実際は5,000円)で猿倉登山口に到着。
・ マイカーでの猿倉拠点の登山の場合は、猿倉近くの無料駐車場はいつも満車、最盛期は白馬駅周辺の駐車場に停めてバスかタクシーで猿倉バス終点まで行くことになるようです。
・ 白馬岳登頂後、雪倉岳を目指す。 ※ 白馬岳山行記録はこちら ⇒ 白馬岳
・ 日本最大の宿泊収容数の白馬山荘に宿泊、翌朝ほぼ快晴のもと、白馬岳を経由して三国境で空身になって、雪倉岳をピストンしました。
・ 三国境(越中(富山県)・越後(新潟県)・信濃(長野県)三国の境)に到着。真っ直ぐ奥へは小蓮華岳、左下方へは雪倉岳への登山道が延々と続いて見えました。
・ 三国境からの雪倉・朝日岳方面への縦走者は少ないようで、皆小蓮華方面へ進んでいました。
・ 三国境(2,720m)から鉱山道分岐(2,504m)までの歩きやすい道を下る。周囲はコマクサの小群落があり、やがてタカネマツムシソウの群落が現れ、開花の終わったウルップソウがあり、左前方に穏やかに連なる鉢ヶ岳の裾野の巻道を進む。
・ 多種類のお花畑が次々現れるうちに雪倉岳避難小屋(2,390m)に到着。
・ 避難小屋は結構綺麗でした。(水場なし)
・ ここからいよいよ高山植物の宝庫、お花畑の連続になりました。
・ 花の最盛期を過ぎ、開花の早い種類のコバイケイソウなどの花は終わっていましたが、まだ充分楽しむことが出来ました。
・ 次々と顔を見せる花々や、振り返ると白馬方面の素晴らしい山並に見入っているうちに、かなりの登り道も気にならないうちに頂上に到着しました。
・ 大理石に刻まれた雪倉岳山頂標石をアングルに入れて、白馬岳方面を撮影。
・ 山頂からの周囲に見える穏やかな山並が雄大で、北アルプスの凛々しさはなく周囲のお花畑と共に癒されました。
・ 小蓮華、三国境、鉢ヶ岳の稜線、白馬岳方面のひときわ高く連なる尾根、北方の朝日岳までの稜線、富山平野や黒部川も確認できました。
・ 雪倉岳山頂で充分展望を満喫した後、再び三国境へ戻る。
* 以後、登山開始した栂池高原駐車場迄の記録は、白馬岳 訪問願います。
・ 数十年ぶりの今回の雪倉岳登山に満足し、是非来年も7月の花の真盛りの時期に、蓮華温泉からの周回コースで登山しようと思っています。
【注意箇所】
・ 特に危険箇所はありませんでした。
・ 対面者: 5人。
白馬岳 ブロッケン 16:20 | 〃 日の出 20日 4:53 | 〃 〃 5:05 |
白馬岳山頂より杓子岳方面 | 〃 槍ヶ岳方面 | 白馬岳山頂直下 |
白馬岳山頂直下 → 三国境 | 三国境 | 三国境直下より白馬岳方面 |
三国境 → 雪倉避難小屋 | 〃 | 〃 :最後の時期の、満開のチングルマ |
三国境 → 雪倉避難小屋 :タカネマツムシソウ。 雪倉避難小屋。 雪倉避難小屋 → 雪倉岳 :トウヤクリンドウ | ||
雪倉避難小屋 → 雪倉岳 | 白馬岳方面 カライトソウ | タカネナデシコ |
雪倉岳 山頂 | 〃 : 立山方面 | 〃 |
避難小屋 | 避難小屋 → 三国境 | 〃 |
避難小屋 → 三国境 | タカネマツムシソウの群落 : 鉢ヶ岳付近 | 〃 〃 |
避難小屋 → 三国境 : チングルマ | 〃 残雪渓 | 〃 : ハクサンフウロウ |
避難小屋 → 三国境 :クルマユリ | 〃 | 〃 花の時期最後のコバイケイソウ |
避難小屋 → 三国境 | 〃 | 三国境付近 :小蓮華山方面 |
三国境 → 小蓮華山 : 白馬岳方面 | 小蓮華山 山頂 : 白馬大池方面 | ライチョウ : 小蓮華山直下 |
以後、“白馬岳”の記録へ | ||
《 高山植物 》 | ||
チングルマ : 三国境 → 雪倉岳。 ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科) : 〃 | : カライトソウ(バラ科): 〃 | |
タカネヤハズハハコ(キク科) : 〃 | タテヤマウツボグサ(シソ科): 〃 | 花畑 : 〃 |
タカネナデシコ(ナデシコ科) : 〃 | イブキジャコウソウ : 〃 |