北アルプス | 160 | 有明山 | ありあけやま | 2,268 m | 2014 平成26年10月15日(水) 1994 平成 6年 9月16日(金) |
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160 【 有明山 】
・ 大糸線有明駅の西北西 10.2 kmに位置する。その独特の台形の山体が富士山に似ていることから有明富士(信濃富士・安曇富士)とも呼ばれる郷土富士である。
・ 有明山(ありあけやま)は、標高 2,268m 長野県にあります。
・ 山頂部は、北岳・中岳・南岳 の3つのピークからなる。 最高点の北峰には、二等三角点が設置されている。 新生代に 隆起して形成された山であり、山体は黒雲母花崗岩からなる。
・ 麓からの眺めが富士山に似てるので、「信濃富士(しなのふじ)」 とも呼ばれます。
・ 山頂部は、北岳・中岳・南岳の3つのピークからなる。最高点の北峰には、二等三角点が設置されている。風化が進み急峻な地形で、滝や奇石・巨石が見られる。
・ 山岳信仰の山でもあり、山麓に有明山神社が置かれ、地元住民に親しまれている。
・ 山頂の北岳には有明山神社の奥宮がある。日本二百名山に選定されていて、山域の南部は中部山岳国立公園内にある。
・ 「信濃富士」ないし「有明富士」とも呼ばれ、安曇野の人たちに昔から愛されてきた。
それは姿が富士山にそっくりなのと、観天望気で農作業の目安になった山であることが大きく貢献している。
・ 常念山脈の前山とはいえ、全山が岩のかたまりで急峻であり、いたる所に崖、ザレ、ガレ、岩壁を露出させていて、標高の割には手きびしい山である。
・ 北岳から南へ伸びる頂稜は、安曇野を眼下にすることはもちろん、常念山脈の展望にも優れている。
・ 温泉 ・・・ 一般的な入山口の中房温泉。 または国民宿舎有明荘。
《 命名のいわれ 》
・ 天照大神が岩戸にこもった際に、手力男命が岩を投げた時にここに落ち天下が明るくなった山である伝説から。
《 登山コース 》
@ 裏参道 ・・・ 一般的 有明温泉からのピストン。
A 裏参道 ・・・ マニアック 黒沢川入口からの登山。→ 有明山 → 中房温泉。
行程 | 2014年 平成26年10月16日(木) 〜 17日(金) | 往路:電車、路線バス、復路:電車 | 鉄道:≫、 バス:⇒、 徒歩: → |
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@ | 新宿 7:30 ≫ 10:44 穂高駅10:55 ⇒ 11:50 中房温泉 → 中房温泉宿 12:00 → 有明山登山口 12:10 → 12:25 三段の滝分岐 → 14:20 北岳 → 中岳 → 北岳 14:50 → 16:00 三段の滝分岐 → 16:20 タルサワの滝 → 有明山P2 → 16:30 中房温泉宿 泊 | ||
A | 中房温泉宿 5:50 → 燕岳登山口 6:00 → 第一ベンチ → 第二ベンチ → 第三ベンチ → 富士見ベンチ → 合戦小屋 → 燕山荘 → 燕岳 → 北燕岳 → 東沢乗越 → 餓鬼岳小屋 10:30 → 10:35 餓鬼岳 → 餓鬼岳小屋 泊 | ||
B | 餓鬼岳小屋 5:50 → 6:00 餓鬼岳 6:15 → 6:20 餓鬼岳小屋 6:30 → 大凧山 → 魚止ノ滝 → 白沢登山口 → 安曇野自然公園 → 信濃常盤 → 13:37 松本 13:47 → 16:34 新宿 |
【 コメント 】
・ 北アルプスでは例年より10日程早く進んでる紅葉が終わる前に、数年前から予定していた餓鬼岳&燕岳&有明山の山行計画を、この度遂行しました。
・ 都合と天候等がマッチした10月中旬、朝一番の電車で出発、昼から有明山をピストン、中房温泉に泊り、翌朝燕岳を登り、餓鬼岳山荘までの行程。翌日餓鬼岳登山後、信濃大町方面へ下山する計画を実行しました。
・ 新宿から特急あずさ3号空いてる自由席に乗車、穂高駅下車、空いてる路線バスで約1時間で紅葉見頃の終点の中房温泉に到着。
・ 中房温泉の宿に荷物を預け、サブザックを背負って12時過ぎに出発。
・ 有明荘裏のガラ空きの第三駐車場奥の、有明山登山口に到着。
・ 入口にある登山届のポストに計画書を入れ、登山開始。
・ 一昨日の台風後、誰も登った形跡がなく、熊出没注意とのことでしたので、ズズ等の音を出しながらの登山開始。
・ すぐに三段の滝分岐ヶあり、帰りに立ち寄ることで、先に進む。
・ まもなく手をついて登るほどの急登となりましたが、30分程で終わり、一旦平坦になった後、普通の急登が続く。
・ 登山道はさほど荒れてなく要所要所にはピンクのテープがありましたので、最後まで一切迷うことはありませんでした。
・ 部分的に狭く急な斜面の岩場があり、鉄筋ステップやクサリがありますが、一部ない個所もあり、注意しながら進む。
・ やがてアップダウン後、トラバースを越えると稜線に出ましたが、残念ながら視界不良で、展望得られず。
・ 更に進むとピカピカに光った大きな鳥居が現れ、有明神社に到着。
・ 神社と社のある先の三角点のある場所が最高地点の北嶺のようです。
・ 山頂付近のガスが晴れないので中岳の先まで進み引き返し、往路を忠実に戻る。
・ 下山時は、木の根っこが多い個所があり、スリップに注意して軽快に下る。
・ 三段の滝への分岐を右折、すぐに滝前に到着。
・ 終盤近くなった紅葉を見ながら滝前で一服。 直ぐ先にある“たる沢の滝”を撮影後、中房温泉の宿に到着。
* 二日目: ⇒ 燕岳・餓鬼岳 へ続く。
穂高駅 | 穂高駅 → 中房温泉:有明山方面 | 中房温泉到着 |
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合戦小屋荷上用ゴンドラ | 有明荘第三駐車場 : 登山口 | 熊目撃注意 |
ウスヒラタケ | 三段の滝分岐 | 朽ちかけた木製の急梯子 |
カラマツ | 大岩に生えた樹木 | 苔 |
登山道案内板 | 前方、狭い足場の急斜面のクサリ場 | 要所要所にピンクのリボンあり |
ツルリンドウ | ゴゼンタチバナの実 | 急階段 |
八合目 | 北岳山頂: 有明神社 | ピカピカの鳥居は避雷針の役目 |
有明神社の社 | 有明山最高地点:北嶺 | 大岩斜面の補助ロープ |
中岳 | 転がりそうな大岩を支えてるつっかえ棒 | |
三段の滝入口 | 三段の滝 | たる沢の滝 |
たる沢の滝入口 | 下山完了 |