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笠取山 かさとりやま 1,953 m  2020 令和 2年 6月29日 標高差 約 640m

《 笠取山 & 多摩川源流 》

 ※  多摩川河口から青梅迄 ラン は、こちらのHPをどうぞ  → →  多摩川河口から青梅迄 & 源流 : たまリバー50K 

《笠取山》 
 ・ 笠取山(かさとりやま)は埼玉県秩父市と山梨県甲州市の境にそびえる標高1953mの山。奥秩父の主脈の1つであり「日本三百名山」や「山梨百名山」、「新・花の百名山」にも数えられている。
 ・ 笠取山の名物といえば、山頂へと伸びる急坂。 その特徴的な登山道から「心臓破りの急坂」と呼ばれている。
 ・ 標高差=638m。 (作場平橋:1,315m、笠取山:1,953m) 標準登山時間約5時間。 
 ・ 山頂が二つあり、“展望地”の笠取山:山梨百名山の山頂(展望地:標高1,950m?)と、正式な山頂である環境庁と埼玉管理の山頂(1,953m標注あり)がある。 
 ・ 笠取山は危険な箇所もあまりないため、難易度はそれほど高くない。
 ・ 最も利用される登山口の「作業平」にはバスが通っていないため、マイカーのアクセスが一般的。
 ・ 笠取山の登山適期は、4月上旬から12月下旬頃。 特に高山植物が咲く初夏と秋がおすすめ。 紅葉シーズンには、黄金に染まるカラマツが圧巻。 山頂からは、紅葉の絨毯と富士山のコラボレーションを楽しむことができる。

《 登山コース 》 
 ・ 【初級者向け】作場平ピストンコース 

 ・  作業平(35分)→一休坂分岐(60分)→ヤブ沢峠(20分)→笠取小屋(15分)→雁峠分岐(43分)→笠取山(24分)→雁峠(15分)→笠取小屋(50分)→一休坂分岐(25分)→作業平
 ・ 【バス利用者向け】新地平往復コース 
 ・  新地平(180分)→雁峠(15分)→雁峠分岐(43分)→笠取山(24分)→雁峠分岐(10分)→雁峠(130分)→新地平
 ・  
【 丹波山温泉のめこい湯 】 
 ・ 「道の駅たばやま」から吊り橋を渡ると、名湯「のめこいの湯」があります。 のめこいとは、丹波山の方言で、つるつるやすべすべの意味。硫黄泉の源泉に浸かればお肌はつるつる、しっとりして湯上りもポカポカ。 
* 引用HP : 笠取山|奥秩父の隠れた名山!分水嶺を歩く3つの登山ルート紹介
 


《多摩川の源流》
 ・ 多摩川の源流「水干」は、山梨県甲州市塩山の笠取山(標高1,953m)山頂直下にある。
   「水干」(みずひ)とは、沢が山の斜面を登り詰め、水が枯れてなくなる場所「沢の行止まり」を意味する言葉。
 ・ 多摩川は、最初の『一滴』から水干沢を流れ、一之瀬川→丹波川→奥多摩湖に流れ込み、全長138km の長い道のりを東京湾に向かって下っていく。 途中、秋川、浅川、野川など多くの支川を合わせ、河口の羽田沖で東京湾へと流れていく。
 ・ 笠取山の山中にある「分水嶺」は注目してほしいポイントで、このピークの東側に降った雨は荒川となり、西側に降った雨は甲府盆地を南下して富士川となり、南側に降った雨が多摩川となる。
 ・ 山頂の南側は、多摩川の水源であり、南斜面の山林一帯は東京都水道局の水源涵養林(東京都水源林)となっている。
  山頂から南側少し下に水干(水乾)(みずひ)と呼ばれる多摩川の水源があり、「東京湾まで138km」と書かれた看板が立っている。また、山頂から西へ少し離れた雁坂峠への分岐付近に小さな分水嶺(山梨県山梨市・甲州市、埼玉県秩父市の境目に位置)があり、ここから山梨市側は笛吹川(富士川の支流)、秩父市側は荒川、甲州市側は多摩川へと別れている。

【 コメント 】
 ・ 多摩川河口から、支障なくランできる青梅付近まで走り終わりましたので、最後に、多摩川の源流を訪問することにしました。
 ・ 多摩川の最初の一滴は、奥秩父の笠取山(1,953m)直下なので、笠取山登山を兼ねて計画しました。
 ・ ヤマレコなどの情報をもとに、予定通り源流点訪問と、笠取山登頂を無事遂行しました。
 ・ 勝沼ICから411号線、犬切林道経由で、登山口の作場平橋(さくばだいらばし)駐車場(無料約30台)に到着(一ノ瀬林道は通行止め)。
 ・ 犬切林道は、0.5車線のカーブと傾斜がきつく、更に路面のいた所にかなり深い陥没があり、まだ未補修状態という最悪の状況でした。
 ・ 登山より、アクセスに神経を使いました。
 ・ “小さな分水嶺”と、笠取山登頂後に、“水干”を訪問しました。
 ・ 目的の、“最初の一滴”を見ることが出来ました。
 ・ 藪沢迄の渓流と新緑と苔などの景色を満喫出来ました。
 ・ シャクナゲの花は、残念ながら終わってましたが、目に眩しい程の新緑(ナラ、ブナ、ダケカンバ、カエデ類等の広葉樹と、カラマツ、ヒノキ等の針葉樹が少々)と、クリンソウの花を見れました。 
 ・ 登山道で、小鹿と遭遇しました。
 ・ 梅雨の晴れ間の有意義な登山でした。

※※ 引用HP
 ・ 多摩川の最初の1滴を見に行く
 ・ 多摩川の源流 探訪記 - 美しい 多摩川 フォーラム 
 ・ 笠取山|奥秩父の隠れた名山!分水嶺を歩く3つの登山ルート紹介 〜 ヤマケイ   
 ・ 笠取山 | 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ  
参考HP
 ・ 多摩川の源流「水干」探訪記
 ・  笠取山 
参考ユーチューブ
 ・  水干 多摩川源流 最初の一滴 笠取山 - YouTube

【 笠取山 - 1 】 2020 令和 2年6月29日登山  

行程  2020 令和 2年6月29日
 中央道 勝沼IC ≫ 411号線 ≫ 作場平橋P 6:00 → 一休坂分岐 6:30 → ヤブ沢峠 7:20 → 笠取小屋 7:40 → 小さな分水嶺 8:00 → 8:30 笠取山山頂 9:00 → 9:20 水干  → 9:30 水場口 → 一休坂分岐 → 11:00 作場平橋P ≫ 411号線 ≫ 奥多摩湖 ≫ 八王子IC ≫  
  《笠取山 登山記録》 訪問 2020年(令和2年)6月29日(月)
 411号線からの富士山  一ノ瀬林道は通行止め  〃 (写真)
 〃 〃  水源林  水干
 〃  熊注意  作場平橋登山口
 新緑  森林ダム  カラマツの防風効果とヒノキ
 渓流  樹林帯  一休坂分岐
 渓流  源流の道  ヤブ沢
 ヤブ沢峠  新緑  イチリンソウ
 源流の道  笠取小屋前分岐  クリンソウ & カラマツ林
 クリンソウ  笠取小屋  マムシグサ
 新緑:ナラ、ブナ、ダケカンバ、カエデ等。  〃  雁峠峠分岐
 「小さな分水嶺」  〃  〃
 「小さな分水嶺」  前方、笠取山南面の名物:急登  〃 
 笠取山 山頂直下の急登。    笠取山:山梨百名山の山頂(展望地:標高1,950m?))。    笠取山 & アニマル軍団
  笠取山:環境庁、埼玉県の山頂( 1,953m)。   小鹿  多摩川源流地点=水干案内
 多摩川源流地点=水干 案内板  〃  水干(みずひ)
 水干: 最初の一滴  水場口(多摩川の最初の流れ)  〃 岩の下から流水
 渓流  〃  水溜場
 登山道  作場平橋 登山口   奥多摩湖