関 東 | 70 | 大菩薩嶺 | だいぼさつれい | 2,057m | 2012 平成24年11月21日(水) 2010 平成22年 5月14日(金) 2005 平成17年 5月18日(水) |
標高差=457m 上日川峠=1600m |
単独 〃 〃 |
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【 大菩薩嶺 】(だいぼさつれい)
・ 奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。 深田久弥の著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。
・ 塩山駅から北東方向に見えるなだらかな尾根は、最高峰2057mの大菩薩嶺(岳)をもつ大菩薩連嶺。
・ 中里介山の長編小説「大菩薩峠」は広く知られ、深田久弥「日本百名山」にも名を連ね秩父多摩甲斐国立公園。
・ 山梨県甲州市(旧塩山市)と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057 mの山。
・ 奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。
・ 深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。
・ 大菩薩嶺山頂は樹林帯のため眺望はない。そのため、大菩薩嶺のみを目指して登ろうという者は少なく、多くの登山者は大菩薩峠とセットで登っている。
・ 大菩薩の尾根(特に大菩薩峠〜雷岩)からは富士山をはじめ、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々などの展望は四季を通じて見事。
・ 稜線上では笹原、草原になっているところもあり、夏には多くの草花が花を咲かせる。
・ 上日川峠まで車道が伸び、簡単に主稜線に立つことができる。
* 《 大菩薩峠 》
・ 大菩薩峠は山梨県甲州市(旧・塩山市)と小菅村の境にある峠で標高は1,897mです。
皇太子様も登頂されたことがあります。
【登山コース】
@ 唐松尾根往復コース : 大菩薩嶺だけに登頂するのであれば、最短のコースとして唐松尾根がある。
A 大菩薩峠周回コース : 上日川峠 → 唐松尾根分岐 → 雷岩 → 大菩薩嶺 → 雷岩 → 賽ノ河原 → 大菩薩峠 → 唐松尾根分岐 → 上日川峠。
* 上日川峠の駐車場は合計約100台。
* 全般に良く整備された登山道。 大菩薩峠〜上日川峠は歩き易い道。
【山名の由来】
@ “甲斐国史”によれば、源義光(新羅三郎)が奥州を征する“後三年合戦”の際に軍神の加護を願い、この地で草木により道をふさがれ窮地にたち、「嗚呼、八幡大菩薩」と大きな声で唱えたことからその名がついた。
A 745年、登山口にある雲峰寺の行基菩薩が山中で修行をしているとき、霊感があって、ここに寺を建てた。大菩薩はこの寺からの由来。
B 観音菩薩が祀られていることから。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
70. 大菩薩嶺 -3
行程 | 平成24年11月21日(水) 晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → |
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永福 IC 5:00 ≫ 勝沼IC ≫ R20 ≫ R215 林道栖雲寺線 ≫ 上日川峠 7:40 → 福ちゃん荘 8:10 → 大菩薩峠 8:50 → 雷岩 9:20 → 大菩薩嶺山頂 9:30 → 雷岩 9:50 → 唐松尾根・福ちゃん荘 10:20 → 10:40 上日川峠P ≫ R215(上日川ダム、日川渓谷 散策) ≫ 勝沼IC ≫ 下高井戸IC ≫ 帰宅 |
【コメント】
・ 今年の紅葉は、始まりが遅く、一気に紅葉が始まり、すぐに終わってしまう状況の為、紅葉&登山期間が短く、2000m以上の山はすでに冬景色になってしまいました。
・ 寒波到来で高山はすでに真冬の様相、積雪状態の為、約2500mの金峰山・瑞垣山登山の予定を変更して、約2000mのまだ雪のない大菩薩にしました。
・ 勝沼ICから、20号線で東京方面へ戻り、R215:林道栖雲寺線(走り易い)を道なりに進むと、上日川峠に到着。
・ 平日朝の為、約10台程度の駐車状態。
・ 快晴微風の中の、樹林帯は冬景色でカラマツも完全に落葉し、見通しが良く、富士山が見れました。
・ 霜柱を踏みながら、歩き易い登山道を進むと、すぐに福ちゃん荘に到着。
・ ここからの周回ルートの選択:前回、唐松尾根を登りにしたので、今回は大菩薩峠廻りで登ることにしました。
・ すぐに富士見山荘に着き、切り開かれた見晴らしが良い場所から綺麗な富士山が見えました。
・ 歩き易い登山道を進み、やがて左上方に笹山と岩が見え(親不知ノ頭)すぐに、大菩薩峠に到着。
・ 大菩薩峠は広く、遮るものがないので最高の眺めを満喫できました。
・ 真っ白に雪を被った白嶺三山が目前に広がる光景は素晴らしいです。
・ 南アルプス方面の甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥、塩見岳などと、富士山と大菩薩湖がはっきりと見れました。
・ 日差しは暖かですが、風が冷たく、風のない場所で小休止。
・ 賽の河原から雷岩までの稜線は、日の当った部分が溶け始め、泥が靴底にくっつき歩き難くなったので、日影の部分を選んで進む。
・ 富士山を眺めながらの、のびやかな山稜を進み、やがて雷岩に到着。
・ 富士山と大菩薩湖の眺めを思う存分眺めてから、大菩薩嶺へ進む。
・ すぐに大菩薩嶺に到着。
・ 針葉樹林に囲まれてひっそりとした大菩薩嶺、撮影後すぐに引き返す。
・ 雷岩から最後にもう一度富士山を眺めてから、唐松尾根で下山。
・ しばらくはかなりの急坂で大岩が岩がごろごろしており、また部分的に凍っていた土の部分が日差しで溶けだし滑り易い個所がありました。
・ やがて福ちゃん荘に到着。上日川峠駐車場への登山道で戻る。 登山道に並行してる車道のほうがアップダウンが無くよさそうな感じです。。
・ 3時間たらずのあっという間の登山を終了。
・ 紅葉の写真が撮れなかったので、周辺の紅葉している風景を探して、写真撮影に出かける。
・ 林道は走り易く、帰路午後の陽ざしを浴びた紅葉が綺麗でした。
・ 途中にある“上日川ダム”と“日川渓谷”を散策し、まだ紅葉が残っている風景写真の撮影が出来ました。
* 注意
・ 稜線部(雷岩〜大菩薩峠)は日中、ぬかるんで滑りやすいので注意。 泥汚れ防止にスパッツ持参を。
・ 強風時は、防寒対策を。
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6:31 朝焼けの南アルプス(農鳥岳・間ノ岳) | 7:28 〃 農鳥岳・間ノ岳・北岳 | 上日川峠 登山口 |
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上日川峠 登山口 案内板 | 〃 | 上日川峠 → 福ちゃん荘 : 霜柱 |
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福ちゃん荘 : −4℃ | 福ちゃん荘 → 富士見山荘 | 〃 |
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〃 | 富士見山荘前より | 〃 |
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富士見山荘 → 大菩薩峠 | 〃 | 〃 |
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富士見山荘 → 大菩薩峠 :霜柱 | 〃 | 笹原 |
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大菩薩峠 | 〃 | 〃 南アルプス |
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〃 | 〃 | 南アルプス (間ノ岳) |
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富士山&大菩薩湖 | 富士山 | 大菩薩嶺方面 |
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賽ノ河原方面 | 賽ノ河原 避難小屋 | 賽ノ河原 |
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標高 2000m地点 | 雷岩付近より 富士山&大菩薩湖 | 雷岩付近より 南アルプス |
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雷岩付近 | 〃 | 雷岩分岐 |
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大菩薩嶺 山頂 | 〃 | 雷岩 |
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雷岩にて : 富士山&大菩薩湖 | 雷岩 | 福ちゃん荘前のお地蔵さん |
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カラマツ | 上日川ダム:揚水発電。 | 〃 |
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〃 | ||
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日川渓谷 | 〃 : 滝 | |
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日川渓谷 : くもん淵 | 〃 | 〃 |
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日川渓谷付近 | 〃 | 〃 |
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日川渓谷 : カラマツ林 | 〃 | 天目山 栖雲寺 |
70. 大菩薩嶺 -2
行程 | 平成22年5月14日(金) 晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → |
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高井戸 IC 5:00 ≫ 勝沼IC ≫ R20 R308 R411 大菩薩登山口 ≫ 林道嵯峨塩裂石線 ≫ 上日川峠 8:40 → 8:50 福ちゃん荘 → 9:45 雷岩 9:55 → 10::00 大菩薩嶺山頂 10:15 → 10:20 雷岩 10:50 → 唐松尾根 福ちゃん荘 → 11:15 上日川峠P ≫ 林道嵯峨塩裂石線 ≫ R411≫ R139 ≫ 本栖湖本栖芝桜会場 シバザクラ観光 ≫ 帰宅 |
【コメント】
・ 例年より2週間程遅れ、ようやく見頃を迎えた本栖湖そばの“富士芝桜”を撮影することを目的に、出かけました。
・ 午前中は逆光のため富士山が綺麗に撮れないので、金峰山を登山してから向かう予定でしたが、大弛峠への林道が5月末まで閉鎖だったため、急きょ近くの大菩薩に変更しました。
・ 国道411号(大菩薩ライン)の登山口から、山道を走り上日川峠にある「ロッヂ長兵衛」前の駐車場に駐車。平日のため数台の駐車のみ。
・ 上日川峠の駐車場は2ヶ所で約50台位、無料。トイレ完備。
・ 午後からの“富士芝桜”撮影のため、“唐松尾根往復コース”としました。
・ このコースは大菩薩峠経由よりややきついですが、途中から展望も良く、安全な登山道でした。
・ 福ちゃん荘玄関横に、『皇太子様・雅子様、ご休憩場所』と書かれた看板が目を引きました。
・ 唐松尾根コースをたどり、1時間弱で雷岩に到着。この雷岩で大菩薩峠からのコースと合流。
・ 2,040mの雷岩は一瞬で登れてしまう岩山で、南方面の展望が開け、本来なら富士山の大展望や南アルプス等の展望が素晴らしいのですが、寒気の影響で小雪が舞う状況になって、下界の甲府盆地等しか展望出来ない状況でした。
・ 大菩薩嶺山頂は、樹木に囲まれ眺望は全くなく、山頂を示す標識がなければ誰も気がつかない所です。
・ 高山植物はスミレ等少々。ブナ、唐松の新緑間もなくでした。
* 下山後、本栖湖そばの“富士芝桜”会場へ行きましたが、寒気の影響で残念ながら富士山周辺は雲の中、約六分咲きになった真っ赤なジュータンを敷き詰めたような鮮やかに彩る芝桜だけをシャッターに納め、またの機会とし、帰宅。
⇒ 富士芝桜は“富士山と花”をご覧ください。
ロッジ長兵衛前の案内板 | ロッジ長兵 → 福ちゃん荘 | 福ちゃん荘前の案内板 |
福ちゃん荘のメニュー | 福ちゃん荘前のお地蔵さん | スミレ |
カラマツ尾根 | 〃 | 雷岩直前、雷岩 〜 大菩薩嶺 分岐点 |
雷岩 | 〃 | 〃 からの下界 |
雷岩 → 大菩薩嶺 | 〃 コケの上に積もった新雪 | 大菩薩嶺山頂 |
雷岩 〜 大菩薩嶺 : 日陰部分の新雪 | 上日川峠の登山口 | |
林道沿いのアヤメ | 山里の新緑 | 早朝の奥秩父 |
70. 大菩薩嶺 -1
行程 | 平成17年5月19日(水) 晴 | 往復路 :マイカー | マイカー: ≫ 鉄道:⇒⇒、 バス:⇒、 徒歩: → |
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@ | 高井戸 IC 5:00 ≫ 勝沼IC ≫ R20 R308 R411 大菩薩登山口 ≫ 林道嵯峨塩裂石線 7:50 上日川峠 8:10
→ 9:10 大菩薩峠 → 9:50 大菩薩嶺山頂 → 10:00 雷岩 10:20 → 唐松尾根 福ちゃん荘 → 10:45 上日川峠P ≫ 林道嵯峨塩裂石線 ≫ R411、R140 下釜口≫11:50 大平牧場。 ≫ 乾徳山 登山 |
コメント:
・ 上日川峠までの林道嵯峨塩裂石線は、良く整備されていました。
・ 上日川峠の駐車場は約50台位、無料。トイレ完備。ロッジ長兵衛売店。
・ 人気の高い山だけあって、平日にもかかわらず、登山者が多かった。
・ 全コース歩き易く、安全な登山道でした。
・ 大菩薩峠〜雷岩間は展望がよく気持ちよい登山。
・ 雷岩はクサリがありますが、使わずに登りました。
・ 雷岩からの富士山の大展望が望めますが、春霞・雲の為、今回は見えませんでした。
・ 大菩薩嶺山頂の展望はありません。
・ 高山植物・残雪はありません。ブナ、唐松の新緑が綺麗でした。。
・ 全行程対面者 : 1団体50人、 小グループ 約40人、単独:約10人。
1.福ちゃん荘前の案内板 | 2.大菩薩峠 | 3.親不知の頭 (富士山、上日川ダム湖) |
4.賽の河原 | 5.雷岩 | 6.大菩薩嶺山頂 |
7.鹿の抜け毛、登山道脇。 | 8. |