上信越 | 129 | 荒沢岳 | あらさわだけ | 1,969m | 2018年 平成30年10月 8(月祭日) 2005年 平成14年10月16日(水) |
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129.荒沢岳
《 概要 》
・ 新潟県魚沼市。 急陵な岸壁を従えた山容は極めて男性的で、豪壮な雰囲気。 頂上からの展望が素晴らしく、北に越後駒ケ岳、守門岳、浅草岳。
・ 東に会津の山々が広がり、南に平ケ岳、燧ケ岳、至仏山、西に巻機山、妙高三山、中ノ岳、八海山を望む。
・ 日本二百名山の一峰であるが、日本三百名山にも含まれない。 深田久弥も登ったことがない二百名山。
・ 急陵な岸壁を従えた山容は極めて男性的で、豪壮な雰囲気。 頂上からの展望が素晴らしく、北に越後駒ケ岳、守門岳、浅草岳。 東に会津の山々が広がり、南に平ケ岳、燧ケ岳、至仏山、西に巻機山、妙高三山、中ノ岳、八海山を望む。
・ 越後駒ガ岳と中ノ岳を合わせて越後裏三山と呼ばれてる。
・ 荒沢岳は越後の穂高といわれるほど険しく、クサリとハシゴの連続。
・ 魚沼でも屈指の豪雪地帯なので谷は深く削られ、荒沢岳西本城沢は万年雪を有す。
・ 荒沢岳のある湯之谷村の銀山平に7月始めから10月末の間はキャンプ場がオープンし、奥只見湖の自然を堪能したり、荒沢岳登山の基地として利用される。
・ 山開きは、毎年7月。 前ー付近は岩場や草付の急登で、鉄鎖に頼る登降には注意が必要。
・ 荒沢岳から灰ノ又山、兎岳を越えて、越後三山の中ノ岳への縦走は、只見川水系から尾瀬の山々や、魚野川を巡る中越山群を指呼する雲上の楽園であるが、夏道の刈り払いもされず、ヤブこぎが必要。むしろ晩春、初夏のころ、残雪を利用して登る方が快適。
・ 銀山平から、山地図のコースタイムは登り5時間半。
・ 登山口の標高は770メートル。 荒沢岳は1969メートル。 標高差1200メートル。
・ 前ぐら手前に梯子、鎖場、山頂手前に鎖場がある。 難易度の高い山。 単独登山や初心者の方のみでの登山は遠慮のこと。
・ 6月8日頃、鎖設置。10月中旬、鎖取り外し。
〜 「ヤマレコ、山と渓谷、フリー辞典等より」
※ アクセス
・ 電車: 銀山平登山口 JR浦佐駅からバスで60分、又は小出駅からバスで90分。
・ 車: 銀山平登山口 関越自動車道小出ICからシルバーライン経由で車で40分。小出ICから約24km、40分で荒沢岳登山口の駐車場。
・ 関越道の小出インターチェンジを下りて国道291号線の魚沼(湯之谷)方面へ右折、すぐのつき当たりを県道70号線の奥只見・湯之谷温泉郷方面へ左折、道の駅ゆのたにを過ぎて吉田の交差点で国道352号線の檜枝岐・奥只見方面へ右折する。8.4kmほど先で県道50号線(シルバーライン)の奥只見・檜枝岐方面へ左折し、トンネルの連続する区間を13.3kmほど進んだところで銀山平の出口へ右折、国道につき当たったら右折して450mほど先の左手にある。
《 命名のいわれ 》
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《 登山コース 》
・ コースタイム:9時間30分 歩行距離:9 km、 累積標高差:1,340 m、 山頂標高:1.969 m。 鎖が無い難所も待ち構える岩壁続きの上級者向けコース。
・ 谷深い山容に多くのアルピニストが憧れる秘境の名山。
・ 山頂ではこのエリアでも抜群の360度パノラマを堪能できる。
※ 雲海
・ 枝折峠が有名。
・ 下界は奥只見湖特有の放射霧が立ち込めることが多い。 枝折峠の方から眺めると滝雲となって見える。
・ 枝折峠に駐車し、尾根へ少し上った地点から撮影するのが良い。
・ 道路上に、雲海ビューポイントの表示板&駐車小スペースがある。
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
* 参考HP
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荒沢岳 -2
行程 | 2018(平成30年)10月8日(月祭日) 晴 | 往復路 : マイカー | マイカー: ≫ 徒歩: → |
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練馬IC 4:00 ≫ 6:20 小出IC ≫ シルバーライン 〜 雲海撮影 → 荒沢岳登山口 P 8:20 → 1合目 9:10 → 五合目 10:50 → 6合目 11:30 → 13:00 荒沢岳 13::20 → 16:05 荒沢岳登山口 P ⇒ 小出IC ⇒ 18:20 練馬IC |
【 コメント 】
・ 16年ぶりの荒沢岳。 連続した鎖場があり、標高が約二千mしかないので、夏場は不向き、紅葉シーズンを待っての山行にしました。
・ 新潟県魚沼市の枝折峠(しおりとうげ)での雲海・滝雲を撮るため、寄り道をしました。
・ 条件がイマイチだったため、余り綺麗な雲海は撮れませんでしたが、それなりの山旗雲等が撮れました。
・ 銀山平、荒沢岳登山口に到着。 駐車場は満車状態だったので、近くの空きスペースへ。
・ 20台ほど駐車可能(無料)水洗トイレ完備。
・ 荒沢岳の鎖場は10月上旬を過ぎると取り外し、雪が溶けた頃、取り付けるようです。
・ 30分くらいやや急坂を登って前山(1,091メートル)へ到着。
・ 前グラが見えて、やがて振り返ると未丈ヶ岳が見える。
・ 前山からはゆるやかなアップダウンの登山道となり、奥只見湖も眼下に見えるようになりました。
・ 前グラ下から唐突に鎖場が連続するよじ登り系の険しい道となり、濡れた岩場では慎重に登る。
・ 登山道わきには、ミヤマダイモンジソウが咲いてました。
・ 梯子と鎖場をクリア、西本城沢の万年雪が見え、前ーに到着。
・ 一旦、鞍部まで下降してから、左上へ伸びる鎖場を登り、1,250m程の鞍部まで降りる。
・ ここからが前グラの核心部、長い鎖場の急登、290メートルを一気に登る。
・ 足場はしっかりしてるので、鎖を使わずに登りました。
・ 前ー:1,536mに到着、連続の鎖場は終了、山頂までは直下の短い鎖場一ヶ所のみなので、ストックを取り出し、山頂目指して登る。
・ 山頂直下の最後の鎖場を登り、しばらくして荒沢岳山頂に到着。
・ 荒沢岳、1,969m登頂。
・ 越後駒ヶ岳や八海山、奥只見湖など、周辺の景色を眺めながら、行動食を摂って、小休憩後に下山開始。
・ 前ーの鎖場を急降下、ストックを使いながらの降下、梯子や鎖場では、ストックが引っ掛からないように、逆向きに指に挟んで、両手で、梯子や鎖を?んでの安全下降が出来ました。
・ 二番目の鎖場&梯子も無事通過。
・ 後は緩めの下山道を延々と下り、最後の前山への若干の登りをこなして、ようやく駐車場に到着。
・ 秋になったせいか、駐車場など、どこにもアブや蚊は全くいなかったので、助かりました。
・ 無事、ハードルの高い荒沢岳登頂、 すべてに感謝です。!!
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小出付近より、麓の雲海 | 雲海雲竜ビューポイント | 雲海 |
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雲海雲竜ビューポイントからの雲海 | 〃 | 銀山平の新集落 |
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銀山平、 荒沢岳登山口駐車場 〜 満車 | 10月20日に鎖撤去注意!! | |
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ツルリンドウ | 一号目の表示板 | ナナカマドの紅葉 |
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ナナカマド | カエデ | |
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ツリガネニンジン | ミヤマダイモンジソウ | 急登の鎖場&ハシゴ |
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前ー(クラ) | ||
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五合目。 | 足場のない大岩をロープを?み、腕力のみで登る。 ウツボグサ。 | |
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6合目付近より | 断崖の松。 | ナナカマドの実 |
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6合目 | 水玉。 | 半分「白い」。 |
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5分後、霧散 | 前ー | 〃 |
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ドウダンツツジ | 前山・前ー方面 | 〃 |
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前ー方面 | 荒沢岳 山頂。(1,969m) | 南方 |
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前山方面 | 奥只見湖 | |
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クヌギ | 前山&ミヤマアキノキリンソウ | 荒沢岳無料駐車場。 |
129. 荒沢岳 - 1 (1,969m)
行程 | 2005(平成14年)10月16日(水) 晴、山域雨 | 単独 | 往復路 : マイカー | 標高差 登り : 約 660m 下り 1,500m |
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@ | 練馬IC 5:20 ≫ 8:00 小出IC ≫ 352、 銀山平 9:00 ≫ 登山口 P 9:20 → 11:30 前クラ → 12:15荒沢岳 13:00 戻り → 登山口 15:20 ≫ 15:30 銀山平(荒沢ヒュッテ 泊) |
【 コメント 】
・ 残念ながら、東京は快晴だったが、山岳部へ入ったら、終日 ガスと強風雨。一時的な冬型気圧配置、しぐれ状態の為、写真撮れず。
・ 前クラ直前に長く急なクサリと鉄パイプ梯子あり。冬季・雨天時は特に注意必要。
・ 岩山部分やや多し。下りは注意。滑りやすい部分あり。
・ 紅葉真っ盛り。晴天なら景色を満喫できそう。
・ 全行程対面者 0人。
・ 山頂からのパノラマは良好のはず。
・ 銀山平の全宿が2Km移転。立派な宿群に変身。(石包橋先に温泉が出た為。)ログハウスに貸切。 新築の温泉に満喫。また利用したい。