登山記録・写真         
 

甲州
No1. 雁ヶ腹摺山 がんがはらすりやま 1,874 B:2021 令和 3年9月20日(月祭)
A:2016 平成28年11月 7日(月)
@:2010 平成22年5月21日(金)
標高差 314m
No1. 姥ヶ山 うばこやま 1,503 2016 平成28年11月 7日(月) 標高差 57m
      黒岳 くろだけ 1,987 2010 平成22年5月21日(金) 標高差 427m

 * 《 秀麗富嶽十二景 》
  ・ 大月市・秀麗富嶽十二景が選定され、平成4年に公布されました。この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。
  ・ 秀麗富嶽十二景
 →
(しゅうれいふがくじゅうにけい)とは、大月市域内にあり、富士山を望む 優れた景観がある場所として、 山梨県大月市が1992年に定めた12の山域(山頂)。 
  ・ HP ⇒ ⇒ 大月市秀麗富嶽十二景 〜 山頂名をクリックするとその場所から撮影した富士山を見ることができます。

    ・ 秀麗富嶽十二景登山情報 
    ・ 秀麗富嶽十二景 百蔵山〜扇山 登山レポート 登山用品・アウトドア用品の専門店 好日山荘 
    ・ 大月市・秀麗富嶽十二景 

1番山頂 2番山頂 3番山頂 4番山頂 5番山頂 6番山頂
7番山頂 8番山頂 9番山頂 10番山頂 11番山頂 12番山頂
 お伊勢山

《 雁ヶ腹摺山 》
 ・ 五百円札(昭和26年発行)の裏の富士山を描いた場所である山として有名。
 ・ 山梨百名山であり、大月市秀麗富岳12景の第一番目。 標高 1,874メートル。
 ・ 大菩薩嶺から続く小金沢連峰の支脈にある山の一つ。
 ・ 山頂からは富士山の展望に恵まれ、五百円紙幣の裏側に印刷されていた富士山の絵の原画となった写真は、1942年11月3日に名取久作によってこの山頂から撮影された。
 ・ 林道は気象条件などにより通行不可の場合がある。大型自動車、11人乗り以上のバス通行禁止。

 【山名の由来】
 ・ 小金沢連峰と当山との鞍部である大峠は、渡り鳥であるガンがその腹をこするようにしてここを越えていったことから、雁ヶ腹摺と呼ばれた。
 ・ 他にも大月市にはガンが山腹ぎりぎりに越えていくと称される山や峠が多くあり、笹子雁ヶ腹摺山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山という山もある。

 【登山コース】
  @ 大峠まで車で行き、そこから往復2時間ほどのピストン登山が一般的。(314m (大峠1560m→雁ヶ腹摺山1874m))
  A 金山鉱泉からの往復コース。(中級者向)
                                                            (〜フリー事典等より)
 

登山記録

 雁ヶ腹摺山 】 −3
行程  2021 令和 3年9月20日(月祭) 快晴   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、 徒歩: →
  永福IC 3:20 ≫ 大月 IC ≫ 5:10 大峠 登山口 5:25 → 6:20 雁ヶ腹摺山 6:40 → 白樺平→ 7:20 姥ヶ岳 7:30 → 8:40 雁ヶ腹摺山 9:00 → 9:30 大峠 登山口 → 10:50 黒岳11:00 →  川胡桃沢ノ頭  →  12:00 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 12:10 → 13:00 小金沢山 13:10 → 13:50 牛奥ノ雁ヶ腹摺山14:40 → 15:50 登山口 16:10 ≫≫ 16:40 大月 IC ≫ ≫ 22:20 下高井戸IC 

【 コメント 】 
 ・ 5年ぶりに、ようやく秋晴れになった大月市・秀麗富嶽十二景のNo.1:“雁ヶ腹摺山“、”姥子山”と、No.2:“牛奥ノ雁ヶ腹摺山(日本一長い名前の山)”、“小金沢山”を登山してきました。 
 ・ 大峠登山口から、最初に、五百円札の図柄の雁ヶ腹摺山に登った後、その先にある姥子山ピストンとし、大峠から反対側の牛奥ノ雁ヶ腹摺山と、小金沢山のピストンとしました。
 ・ 大月ICを降りてから右折、真木温泉方面へ道なりに走り、「真木・小金沢林道」を走る。 
 ・ 真木温泉を過ぎクネクネとしたやや狭い登坂の舗装路を進み、高度を上げてゆくと、やがて終点の大峠(1,560m)に到着。
 ・ 早朝だったので、数台しか駐車してませんでした。
 ・ 日の出前に登山開始。
 ・ 小金沢シオジの森解説板、雁腹摺山周辺案内板、熊出没注意の看板等あり、トイレ、東屋風の休憩所もあります。
 ・ 西側は黒岳方面、東側は雁ヶ腹摺山方面の案内標識。
 ・ 準備後、雁ヶ腹摺山を目指して出発。
 ・ 良く整備された歩きやすい登山道を登っていき、腐って通行禁止の木橋脇、清水が出る場所を通過、次第に樹木が疎らになり、城壁風の大きな岩を通過、富士山の展望が得られる場所から、雄大な雪のない黒富士を撮影。
 ・ やがて緩やかなカヤトの原に出る。
 ・ 僅かに登りつめると頂上に到着。
 ・ 南方向が開け、真正面眼下の手前に、ちょうど墨絵のような雲海に浮かんだ雄大な富士山が、五百円札どうりの光景を見られ大いに満足。
 ・ 頂上の後ろ側は、ダケカンバの大木等のため、展望なし。
 ・ 休憩後、次の目的地、姥子山目指して僅かに戻り、分岐点を西へ左折。
 ・ 約300mグングン高度を下げる、やがて広々とした白樺平を過ぎ、更に下ると、舗装林道に出る。
 ・ 横断し少し下った後登り返すと、最初のピークがあり、標識の無い狭い西姥子山と思われる岩を通過、少々下り登り返すと標識のある東姥子山に到着。
 ・ 富士山を撮影後、元の道を引き返す。
 ・ 1時間程で雁ヶ腹摺山に到着。再度富士山の展望を味わった後、下山開始。 30分程で大峠に到着。
 * 危険個所 特になし。  
 * 雁ヶ腹摺山〜姥子山間は、ほぼ全域で登山道が不鮮明。 目立ち難い古びたテープ目印をしっかりと確認しながら進む必要アリ。 
 * 展望: 山頂及び、山頂手前の尾根からの富士山や南アルプス方面の展望良好。
 * 大月ICから先にはコンビニ無し。

 ※ 後半の登山記録 → その他の山:富嶽12景2〜3 牛奥ノ癌ガ腹摺山、小金沢山、大蔵高丸、ハマイバ (ssl-lolipop.jp) 

 大峠P  〃   雁ケ腹摺山 登山口
 朝日  足洗石  ダケカンバ林
 登山道途中の展望  〃  雁ヶ腹摺山 山頂 : 1,874m
 大月市 秀麗富岳十二景  雁ケ腹摺山 山頂  〃 旧五百円札の図柄 撮影場所
 雁ケ腹摺山 山頂 & アニマル軍団  倒木の苔  途中の展望台より富士山
 〃  姥子山 山頂 1,503m  〃& アニマル軍団
 林道横断  ダケカンバ林  再度、雁ケ腹摺山 山頂
 〃  〃 見事な雲海  アザミ
 ダケカンバ林  マルバダケブキ  ナナカマド
 倒木の苔  シシウド  トリカブト
 一旦、大峠登山口に戻る


【 雁ヶ腹摺山 】 −2

行程  2016(平成28)年11月 7日(月)   快晴   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、 徒歩: →
  大月 ≫ 8:50 大峠 登山口 9:00 → 9:40 雁ヶ腹摺山 山頂 9:50 → 白樺平 10:30 → 10:40 姥ヶ岳 山頂 10:50 → 雁ヶ腹摺山 11:30 → 12:00 大峠 登山口 ≫ 大月 IC ≫ ≫ 下高井戸IC 

【 コメント 】 
 ・ 今年の夏、お盆以降、悪天続きで、登山計画がことごとく中止。 ようやく安定してきましたが、高山での紅葉登山シーズンは終わってしまったので、低山登山としました。
 ・ 大月市・秀麗富嶽十二景の山を順次登り、最後に残っていた『姥子山』登山としました。 
 ・ 大峠登山口から、五百円札の図柄の雁ヶ腹摺山に登った後、その先にある姥子山ピストンとしました。
 ・ 大月IC通過、4つ目の歩道橋のある信号(真木)を右折、広く走り易い舗装路を道なりに走り、「林道奈良子・真木線」を軽快に走る。
 ・ 真木温泉を過ぎ高度を上げてゆくと、紅葉真っ盛りの輝いた山並が近づき思わず広い路肩に止めて写真撮影。
 ・ 走り易い林道を登りつめると目的の大峠(1,560m)に到着。
 ・ 平日ですが人気のある峠で多くの車が駐車中でした。 
 ・ 小金沢シオジの森解説板、雁腹摺山周辺案内板、熊出没注意の看板等あり、トイレ、東屋風の休憩所も。西は黒岳方面、東は雁ヶ腹摺山方面の案内標識。
 ・ 準備後、雁ヶ腹摺山を目指して出発。
 ・ 良く整備された歩きやすい登山道を登っていき、長目の木の橋を通過、清水が出る場所を通過、次第に樹木が疎らになり、城壁風の大きな岩を通過、やがて緩やかなカヤトの原に出る。
 ・ 僅かに登りつめると頂上に到着。
 ・ 南方向が開け、真正面眼下の手前に、ちょうど墨絵のような雲海に浮かんだ雄大な富士山が目に入り、おもわず感激です。
 ・ 雲海の上に突き出た小島のような山と、雄大な富士山が、五百円札どうりの光景を見られ大いに満足。
 ・ 頂上の後ろ側は、ダケカンバの大木等のため、展望なし。
 ・ 休憩後、次の目的地、姥子山目指して僅かに戻り、分岐点を西へ左折。
 ・ グングン高度を下げると、先ほどの雲海の中に入ってしまい、霧で展望望めず。
 ・ やがて広々とした白樺平を過ぎ、更に下ると、舗装林道に出る。
 ・ 横断し少し下った後登り返すと、最初のピークがあり、標識の無い狭い西姥子山と思われる岩を通過、少々下り登り返すと標識のある東姥子山に到着。
 ・ 上空の薄い雲のため、残念ながら富士山は見られず。
 ・ 晴れ上がらない様子だったので、休憩後元の道を引き返す。
 ・ 1時間程で雁ヶ腹摺山に到着。再度富士山の展望を味わった後、下山開始。30分程で大峠に到着。
 * 危険個所 特になし。
 * 展望: 山頂及び、山頂手前の尾根からの富士山や南アルプス方面の展望良好。


林道奈良子・真木線林道からの景色  〃 黒岳方向  案内板
 案内図  雁ヶ腹摺山登山口  清水
 登山道  〃  〃
 雁ヶ腹摺山 山頂近くからの富士山  〃  雁ヶ腹摺山 山頂直下分岐点
 雁ヶ腹摺山 山頂直下  雁ヶ腹摺山 山頂より富士山   雁ヶ腹摺山 山頂 1,874m
 雁ヶ腹摺山 山頂直下のカヤト  雁ヶ腹摺山 山頂直下より富士山   雁ヶ腹摺山 → 姥子山 : 苔
 雁ヶ腹摺山 → 姥子山 シラカバ&モミジ  〃  姥子山直前の林道横断
 マユミ  雁ヶ腹摺山 山頂より富士山  雁ヶ腹摺山 → 大峠
 雁ヶ腹摺山 → 大峠 :マルバダケブキ   〃  カラマツ林  大峠 → 大月  : モミジ




【 雁ヶ腹摺山 】 −1

行程   2010(平成22)年5月21日(金)   快晴   往復路  :マイカー  マイカー: ≫ 、 徒歩: →
 永福IC 5:20 ≫ 6:30 大月IC ≫ 7:10 大峠 登山口 7:30 → 8:05 雁ヶ腹摺山 山頂 9:10 → 9:40 大峠 登山口 9:50 →  10:40 黒岳 山頂 10:50 → 11:30 大峠 登山口 ≫ 河口湖IC ≫ 13:30 本栖湖 ≫ 河口湖IC ≫ 下高井戸IC 

【 コメント 】 
 ・ ようやく見頃を迎えた本栖湖そばの“富士芝桜”を撮影することを目的に、終日晴天の予報を期待して出かけました。
 ・ 午前中は逆光のため富士山が綺麗に撮れないので、以前から撮影したいと思っていた五百円札の図柄の雁ヶ腹摺山を登山してから向かう予定で出発。
 ・ 大月IC通過、4つ目の歩道橋のある信号(真木)を右折、広く走り易い舗装路を道なりに走り、「林道奈良子・真木線」を軽快に走る。
 ・ 真木温泉を過ぎ高度を上げてゆくと、新緑で輝いた山並が近づき思わず広い路肩に止めて写真撮影。
 ・ 途中の分かれ道は、通行止。更に走り、窓を全開し、爽やかな、おいしい空気をいっぱい車内に入れなが進むと目的の大峠(1,560m)に到着。
 ・ まだ早朝のため2台の駐車のみ。 
 ・ 小金沢温泉の方にぬける道のゲートは、閉鎖中。大峠(1,560M)に到着。
 ・ 小金沢シオジの森解説板、雁腹摺山周辺案内板、熊出没注意の看板等あり、トイレ、東屋風の休憩所も。西は黒岳方面、東は雁ガ腹摺山方面の案内標識。
 ・ 準備後、まず東側の雁ヶ腹摺山を目指して出発。
 ・ 良く整備された歩きやすい登山道を登っていき、長目の木の橋を通過、次第に樹木が疎らになり、城壁風の大きな岩を通過、やがて緩やかなカヤトの原に出る。
 ・ 登りつめると頂上に到着。
 ・ 南方向が開け、真正面眼下の手前に二重に波打つ山の彼方に、雄大な富士山が目に入り、おもわず感激です。
 ・ 少々雲が湧き上がっていましたが、墨絵のような、五百円札どうりの光景に満足。
 ・ 頂上の後ろ側は、ダケカンバの大木等のため、展望なし。
 ・ 雲が完全に消えるのを待っていましたが、1時間たってもあまり変わらず、次の目的へ向かうため、下山開始。
 ・ 途中可憐に咲くスミレが目立ちました。
 ・ 30分程で大峠に到着。小休憩後、黒岳に向けて出発。
 * 危険個所 特になし。
 * 展望: 山頂及び、山頂手前の尾根からの富士山や南アルプス方面の展望良好。


林道奈良子・真木線林道からの景色  〃 黒岳方向  〃  〃
 林道奈良子・真木線林道からの景色  〃  カラマツ  〃  〃
 林道奈良子・真木線林道からの黒岳  大峠 → 雁ガ腹摺山  〃 水場
 雁ガ腹摺山山頂直前からの南アルプス  雁ガ腹摺山山頂 雁ガ腹摺山山頂からの富士山
 〃  〃  〃
 〃  登山道にて : エイザンスミレ  〃  タチツボスミレ
 〃   〃  〃  マムシグサ   〃  スミレ
 〃  (ミズナラ)  〃  シラカバ  大峠登山口付近からの雁ガ腹摺山
 カラマツ林  : 林道奈良子・真木線沿線  新緑に燃える秩父の山並 : 〃  フジ : 〃
 フジ : 〃 花菱草 (はなびしそう)(カリフォルニアポピー) :ケシ科  シロツメクサ(白詰草):マメ科
花菱草 (はなびしそう)(カリフォルニアポピー)  〃  キンギョソウ:ゴマノハグサ科  〃 カーネーション :ナデシコ科

《 黒岳 》
 ・ 大菩薩峠の南に位置する、小金沢連嶺の黒岳。 標高=1,987m。
 ・ 最寄りの登山口は大峠。 林道は気象条件などにより通行不可の場合がある。(4月中旬まで閉鎖)。

 【登山コース】
  @ 大峠まで車で行き、そこから往復3時間ほどのピストン登山が一般的。(標高差 427m (大峠1560m→黒岳 1,987m))
                                                            (〜フリー事典等より)


【 コメント 】 
 ・ 雁ガ腹摺山の登山を終え、引き続き反対側の『黒岳』を目指して出発。
 ・ 最初の僅かな部分のみ展望がありましたが、あとは山頂を含めて全域樹林帯のためほとんど展望はありませんでした。
 ・ 黒岳への道程は熊笹に覆われてはいましたが全体的には歩きやすい登山道。
 ・ 僅かに一ヶ所、登り始めて15分位のクマザサの茂みを過ぎてすこし先で、富士山の展望がきく個所がありました。
 ・ 山頂に近ずくと苔生した密林が続き、ようやく黒岳山頂に到着。
 ・ 山頂は樹林に囲まれ全く展望はありません。
 ・ 往路を引き返し、大峠に到着。


 大峠登山口  〃   大峠登山口付近
大峠登山口 → 赤谷が丸  樹林帯  〃
 〃  黒岳 山頂  途中の展望可能な唯一の場所からの富士山
 〃  大峠登山口付近 大峠登山口付近のミツバツツジ