T |
呼吸 とは | W |
究極的な呼吸法 | ||
---|---|---|---|---|---|
1. 呼吸 | 4−1 ヨーガの呼吸法 | ||||
2. 呼吸のメカニズム | −1 : 完全呼吸法 | ||||
3. 正しい呼吸 | −2 : プラナ呼吸法 | ||||
U |
呼吸法 | −3 : 称名 | |||
2−1 呼吸の重要性 | −4 : ソーハム呼吸 | ||||
2−2 呼吸法の効果 | −5 : ウジャイ呼吸法 | ||||
−6 : 4−7−8 呼吸法 | |||||
2−3 呼吸の最新医学 | −7 : その他の呼吸法 | ||||
V |
一般的な呼吸法の種類 | 4−2 宇宙呼吸法 ※ 詳細 紹介は → 「 超細胞革命 」 |
|||
3-1 胸式呼吸 | −1 : 準備運動 | ||||
3-2 腹式呼吸 | −2 : 基本メソッド | ||||
3-3 腹圧呼吸 | −3 : 留意点 | ||||
3-4 鼻ヨガ呼吸 | 4−3 呼吸法統一 | ||||
3-5 腹筋呼吸法 | 4−4 宇宙究極の呼吸法 | ||||
3−10 火の呼吸 | |||||
3−11 浄化の呼吸 | X |
呼吸法による唱名 | |||
5−1 呼吸法の唱名 |
今日、個人においても、国家においても、目まぐるしく変化していく状況の中、様々な問題を抱えている状態で、ストレス要因に溢れ、ストレスを発散解消出来ずに、多くの人々が、健康面で問題を抱えているようです。 日々の忙しい、ストレスの多い生活の中で、健康を維持していくうえで、世界的に国民の多数が半病人的な状況になりつつある今日、健康を維持・増進していく容易な方法として、正しい呼吸法の実践があります。
呼吸は、東洋を中心に古来から多種多様な種類があり、今日まで引き継がれてきましたが、一般庶民にとって、多忙な現代社会においてはあまり関心が向けられていませんでしたが、本格的な地球世界のアセンションが始まりつつある今日、呼吸の大切さを理解して、正しい呼吸を実践していくことが、今日の厳しい時代を乗り切る効果的な重要なことだと思います。
健康の最大の基盤である呼吸を重要視する必要があります。
日々、少しの努力と意識を持って、正しい呼吸法を実践してけば、心身共にリフレッシュ状態を維持し、体調も、頭脳の働きも、心の状態も快調になり、日々感謝の想いが自然に湧き上がってくる充実した生活を営めるようになれることと思います。
各種の資料・情報をまとめてみました。 活動的健康状態で、生き生きした人生を歩んでいくうえで、参考になれば幸いです。
T.【 呼吸 とは 】
呼吸という生理機能は、生きているうちは片時も休むことのできない「生きている」を規定する最も大事な生理機能といえます。
体内に取り入れた酸素は、血液によって全身の細胞内に取り込まれ、エネルギーとして消費される。 不要になった二酸化炭素は肺に戻り、呼気として排出される。
呼吸には単なるガス交換という働き以外にも、生命エネルギーを循環する働きがある。
私たちの身体は、約60兆個の細胞でできています。
細胞は、養分と酸素を用いて、細胞内で生命活動に必要なエネルギーを化学変化によって得て、二酸化炭素などの不要物を組織液に捨てています。
1.《 呼吸 》
* 息を吸うことで酸素を体内に取り入れ、息を吐くことで不要になった体内の二酸化酸素を体外に排出する身体活動。
* 呼吸=
有機物を分解してエネルギー(ATP)を獲得する活動。
(酸素を吸って二酸化炭素をだすことではない。)
特に酸素を用いるのを酸素呼吸(好気呼吸)とよぶ。 有機物が分解されて二酸化炭素になり、酸素は水になる。
・ 呼吸=生命力。
・ 呼吸=魂と肉体を結ぶ架け橋。
・ 呼吸=呼吸により、生命素・生命エネルギー・プラナを取り入れ、肉体内で物資エネルギーに変換し、日常活動を営む。
・ 無意識に行っている呼吸≒17回/分(80歳までに約8億回)。成人呼吸数:15〜17回/分。
〜 一生涯に呼吸できる数はある程度決まっているという説があります。(カメは万年)
・ 物質的な酸化現象を生じさせる“酸素”及び、霊的生命エネルギー、プラナを吸収。
・ 呼吸により、生命エネルギーを取込み、生命活動を維持する。
・ ゆっくりした呼吸がよい
10回/分程度以下で呼吸すると頭脳の活動が冴えてくる。
長い息 ⇒ ⇒ 長生き。
・ 普段一回の呼吸で、吸う酸素の量は、実際の肺活量の 10分の1も吸収されない。
・ 呼吸と自律神経は深い関係にある。深くゆっくりと息をしていれば、リラックス時にはたらく副交感神経がスムーズに動き、ホルモンの分泌や免疫のはたらきが正常になる。
・ 浅い呼吸は脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスをますます増幅させる。
2.《 呼吸のメカニズム
》
・ 安静時の正常呼吸は、成人の場合、1分間に12〜20回
の頻度。
・ 約450 ml の空気の吸息
と、呼息を無意識のうちに周期的に繰り返す。
・ 肺の組織自身には肺胞を拡げたり縮めたりする筋肉はなく、横隔膜の収縮や外肋間筋の収縮によって、胸腔が広げられた時に肺は膨らみ空気を取り込み、これらの筋肉が弛緩したときには縮まり空気が排出される。
・ 呼吸とは、生体が生命の維持に必要な酸素を外界から取り入れ、代謝の結果生じた炭酸ガスを外界に排出すること。
・ 肺胞内の空気とそこを流れる血液との間で行われているガス交換を「外呼吸
」(肺呼吸)、血液と抹消組織との間で行われるガス交換を「
内呼吸
」(組織呼吸)という。
* 酸素分圧
・ 肺胞近くの静脈血の酸素分圧は40mmHg、二酸化炭素分圧は46mmHg。
・ 肺胞内の酸素分圧は100mmHg、二酸化炭素分圧は40mmHg程度。
・ 酸素は分圧100mmHgの肺胞から分圧40mmHgの静脈血に向かって移動し、肺胞と同じ圧の100mmHgになるまで拡散して動脈血になる。
・ 二酸化炭素は分圧46mmHgの静脈血から分圧40mmHgの肺胞に向かって移動し、肺胞と同じ40mmHgになるまで拡散して動脈血になる。
・ 一酸化炭素は、酸素よりも約250倍赤血球に結合しやすく、一酸化炭素が肺胞内に入ってしまうと、酸素とヘモグロビンの結合が妨げられて酸欠状態を引き起こす。
・ 肺胞換気量は1回換気量の70%がガス交換に関与できることになる。浅い呼吸で1回換気量が250mLしかなくても死腔量は150mLなので肺胞換気量は100mLとなり、1回換気量の40%しかガス交換に関与できないことになる。
・ 深呼吸では、1回換気量が1,000mLのときでも死腔量は150mLなので肺胞換気量は850mLとなり、85%がガス交換に関与することになる。
* 脳は15秒の無酸素状態が続くと失神を起こし、3分以上では回復不能な障害をもたらすといわれています。無酸素状態が5分続くと、いわゆる脳死に至ります。
3.《 正しい呼吸 》
・ 正しい姿勢で、ゆっくり・深い呼吸。
・ 吸う、吐く共に鼻から行う。
・ エネルギー的には吐く息が大切、吸う時より吐く息に意識を集中し出来るだけゆっくり吐く。
・ 腹式呼吸。
・ リラックスした状態を保つ。
・ 長い呼吸 → 長生き。
〜 1分間に3回以下の呼吸。
≫≫ 脳の活性化、アルファー波出現、エンドルフィン、セロトニン分泌量増加、瞑想状態等を体得。
人体約60兆個の細胞の活性化。
10万個×60兆個のDNAのスイッチが“OFF”→ “ON”状態になる。
生命エネルギーの増大。ネガティブ思考の消滅、ポジティブ思考の増大。
血液が浄化される。
∴ 1日1回約3〜5分間、1分間に3回以下のペースの呼吸が出来るように練習しましょう。継続していくと次第に効果が表れます。
【 吐く息の重要性 】
・ 肺臓の奥に滞ってしまう残存空気の増加を出来るだけ減らすため、吐く息を多くした後、新鮮な空気を吸い込み易くするのに吐息が重要。
⇒ 残存空気を減らす。
⇒⇒ 腹式呼吸で充分息を吐き切る。
・ 肺臓の一つ一つの肺胞における酸素と炭酸ガスの交換効率を高める。
肺胞の数 −−− 約3〜8億個。 内表面積 : Wテニスコート(約11×24=264m2)の1/4程度。
肺胞数≒2億5千万 〜 7億5千万。肺胞の総断面積は50 〜 70平方メートル。テニスコート半面の半分。
ガス交換に要する時間 −-- 約1秒間
・ 浅い呼吸の継続で、肺胞中の酸素濃度の薄い空気が増加、換気不足による酸素不足に陥る。
・ 無意識状態では、全肺胞の約20%のガスが出入りしない。
・ 呼気中の酸素濃度は、約16%程度。つまり約5%分の酸素を取込んでいます。
【 肺活量 】
・ 男性 ≒ 3〜4,000 ml。
女性 ≒ 2〜3,000 ml。
・ 普段の呼吸量 ≒ 500 ml/回。
・ 〃 呼吸回数 ≒ 12 〜 15回/分。
・ 〃 酸素取入量 ≒ 250 ml/分。
・ 〃 肺残気量 ≒ 150 ml。
U.呼吸法
・ 正しい呼吸を実行し続けていけば、やがて完全な健康を達成、潜在能力の顕現等の成果が得られる。
・ 呼吸は我々が思っている以上に、極めて重要な行為。
・ 呼吸器は我々の生命エネルギーに直結している。
・ 正しい呼吸の継続で、肉体の波動が精妙に高まる。
・ 〃 食物の必要摂取量が減少。熟眠により睡眠時間の短縮が得られる。
・ その他、身・心・霊共に健康が増進され、各種の能力の増進が得られる。
・ 病気の種類に応じた独自の呼吸法によって、ほとんどの病気の完治が可能。
・ 単純に言えば正しい呼吸は、深いゆっくりした呼吸。
※“初めに言葉ありき”の以前に、““初めに息ありき””。
⇒⇒ 呼吸 = マントラ ⇒⇒ ものごとを変容させる力がある。
※ 究極の“呼吸法”は真理に至る王道。
※ 呼吸法は最高の生命エネルギー充電法。世界中で最高の薬や医者よりも効果的。
※ 量子力学の観点からも、氣の科学からも解明されつつある。
※ 究極の呼吸を行い続けてゆけばやがて、神我一体になれる。
2−1《呼吸の重要性》
呼吸は、命を維持、活動を継続して行くための絶対必要な生理的行為。
呼吸は私達の生命線であり、24時間一時も休まず活動しています。
古来から、呼吸の大切さが伝承されています。特に健康維持増進のために重要で、効果的な呼吸法として、丹田呼吸法を初め、多くの呼吸法があります。それぞれ技法・難易度等相違はありますが、基本的には腹式呼吸法ですが、深い胸式呼吸(ウジャイ呼吸)まで高め上げればより効果的です。いずれにしても意識してユックリ呼吸を継続実行していけば、心身ともに生き生きした健康を顕現していけるようになり、多くの効果が期待出来るとおもいます。
何かとせわしく多忙な現代人は、呼吸が浅く速くなっています。そのため十分な酸素などを十分に取り入れることが出来なくなっているようです。
多くの人は、浅く短い呼吸で肺のわずかな部分しか使っていません。またこの姿勢では背骨や首が疲れ、酸素が不足し疲れやすくなります。
意識して、ユックリとした深い呼吸を習慣づけたいものです。
* 肺を構成している「肺胞」という小部屋が約3億個で、総表面積は約60 m2。
* 肺の重さは一つあたり男性が約1,000g、女性は900g。
※ 究極の“呼吸法”は真理に至る王道。
※ 呼吸法は最高の生命エネルギー充電法。世界中で最高の薬や医者よりも効果的。
2−2 《呼吸法の効果》
・ 血液循環の改善。 老廃物の浄化。 免疫力の向上。
・ 肺の中の残気を入れ替えるので、新鮮な空気に満たされる、生命エネルギーが活性化される。
・ 副交換神経を活性化。
・ うつ(鬱)などのストレス、興奮状態での不眠症など様々な自立神経症の解消。
・ 心身を癒す働きがの活発化。精神が安定。
・ 胃腸の働きが活発になる為、便秘などを解消。
・ 冷え性対策(血流が良くなる為、症状の緩和が見込める)
・ 自律神経が調整される(慢性腰痛などの不定愁訴にも効果的)。
・ リラクゼーション効果。
・ 有酸素運動なのでダイエット効果(肥満による背骨への負担減)。
・ 内臓脂肪減量効果 ・・・ 腹式呼吸をしっかりと、横隔膜が上下に動き、これによって内臓の血行が良くなり、新陳代謝も活発となり、内臓脂肪が取れる。
・ 消化機能アップ ・・・ 腹腔の内圧が上がり、胃腸が刺激をしっかりと受け、働きが活発になる。
・ 副交感神経の働きを活発にさせ、リラックスさせる。
・ 自律神経の調整がよくなり、気持ちが落ち着き、ゆったりとした気分になる。 イライラする、短気、ストレスなどの改善に役立つ。
・ 内臓のマッサージ効果、冷え症、便秘、生理不順などの改善に効果。
・ 腹腔内圧のアップ・腹筋の強化。
・ セルトニンの分泌が増加、瞑想状態に誘導され易くなる。
・ 膨大な数のミトコンドリアに、エネルギーを供給することができる ⇒ ミトコンドリア機能障害を克服できる。
・ ヨガなどで行っている各種の呼吸法で、大部分の病気を治癒することが出来る。
・ 息を長く吐くと、雑念が出にくくなる。
・ 緊張・不安・恐怖感、心臓がドキドキした時、気が滅入った時、イライラする時、呼吸法を実行すると、即効果が現われる。
・ 副交感神経が優位になるので、脳波がアルファ波になり、各種脳内ホルモンが生産され、免疫力がアップする。
・ 自己欲望“エゴ”を抑え、感情を鎮め、心がきれいになり幸福が得られてくる。
・ 細胞が活性化され老化防止になる。
・ 体内の器官や内臓、精神や意識、微細な部分にまで大きな変化が起こり、心身ともに生き生きとした命あふれる本来の健康を顕現出来るようになる。
・ 自らの統一された意識は、本来自分を成長させる望みと経験により、新しいDNAを創造することになります。
・ 意識と呼吸のハーモニクスは効率よく空間のプラーナを身体に運びます。
・ 脳内の活性化では医学的にも知られている松果体の働き(メラトニンが分泌され若返りをもたらす)、により細胞が生き生きとしてきて肌に潤いをもたらし張りと透明感がでてきます。
・ 片鼻呼吸では特に血流が改善される。
* 長い息は、“長生き”!。
* 真の呼吸法を実践し続けてゆくと、食べ物を取らなくても、呼吸だけで生きられるようになる。
* 〃 直観力、無限なる能力が沸いてくる。
2−3《 呼吸の最新医学 》
・ 不安が高まると呼吸数が増加し、呼吸が浅くなる。
・ ポジティブな感情を抱くと、深くゆったりした呼吸になる。
・ 感情で呼吸が変わるだけでなく、逆に、呼吸によって感情も変わる。
・ 早く浅い呼吸をしていると、不安、いらいら、怒り、悲しみなど、ネガティブな感情に陥り易くなる。
・ 深くゆったりした呼吸をしていると、喜び、感動、感謝、希望、安らぎ、幸福といったポジティブな感情に満たされ易くなる。
・ 深い呼吸は心の平静を取り戻す。 怒ったり焦ったりすると呼吸は浅くなる。 慌てん坊は浅い呼吸をしている。
・ 呼吸と感情は、脳の中の同じ場所でコントロールされている。
* 無意識に行っている呼吸をコントロールしているリズムは、
@ 生態を維持する為の呼吸。・・・ 脳の「脳幹」。
A 感情と結び付いた呼吸。 ・・・ 「大脳辺縁系」。
つまり、感情と呼吸は、脳の中の同じ場所でコントロールされている。
* 呼吸には、3種類ある。
@ 代謝性呼吸。
・ 無意識の呼吸。 エネルギー代謝を行う、生きるための呼吸。
A 随意呼吸。
・ 意思で変えられる呼吸。
・ 呼吸中枢は、大脳皮質の運動野。
B 情動呼吸。
・ 喜怒哀楽の感情、心の動き(情動)と結び付いてる呼吸。
・ 呼吸中枢は、大脳辺縁系の扁桃体。
* ネガティブな呼吸を抑え、ポジティブな呼吸を湧き起こす方法。
@ 「呼吸筋ストレッチ」を実践する。
呼吸を浅くする大きな原因となっている、“呼吸筋”(呼吸をする時に使う筋肉)を柔らかくしなやかにする方法。
A 自分の好きな音楽や絵、芸術、草花、ペット、大自然等癒される機会を増やす。
∴ 美しい心は、美しい呼吸を生み、美しい呼吸は、美しい心を創り出す。
* 呼吸筋の種類と働き
・ 呼吸筋 ・・・ 呼吸を行うための筋肉群。 胸の骨によって囲まれた「胸郭」と呼ばれるスペースを取り囲むようについている。
@ 息を吸う時の筋肉(吸息筋)。
・ 胸鎖乳突筋、 僧帽筋、 斜角筋、 外肋間筋、 横隔膜。
A 息を吐く時の筋肉(呼息筋)。
・ 内肋間筋、 外腹斜筋。 腹直筋、 内腹斜筋、 腹横筋。
* 呼吸筋ストレッジ
・ 呼吸困難感の主な原因は、「呼吸筋」が硬くなり、その働きが衰えるため。
・ 深い呼吸をするためには、呼吸筋が適切に縮むだけでなく、緩むことも大切。
・ 加齢、ストレス等によって、手足の筋肉と同じように呼吸筋も硬くなる。
・ 息を吐いた時に吐き出しきれない空気(肺の残気量)も増加し、呼吸効率が低下し、呼吸困難感を招く。
・ 「呼吸筋ストレッジ」で、呼吸のアンチエイジングが出来る。
・ 普段から浅い呼吸が習慣になっていると、呼吸筋が運動不足に陥り、若くても呼吸筋が硬くなってしまい、更に浅い呼吸になってしまう。
・ 「息苦しい」→「生き苦しい」に通じ、「息詰まる」は「行き詰まる」に通じる。
* 《肺のストレッチで健康》
・ 加齢により、肺のまわりの筋肉は硬くなり、その結果、「呼吸の回数」が増えて、血圧の低下や冷え性を誘発。
・ 運動不足や加齢で、肋骨筋が弱くなり、胸式呼吸が弱くな浅くなる。
・ 肺のストレッチで、肋骨筋、横隔膜が強化され、呼吸量が増加、呼吸数が減少し、ストレスを感じにくい体質になるほか、血圧の低下や冷え性などの改善効用がある。
* 深呼吸の効果と効能
・ 副交感神経が優位に - 深呼吸でリラックス効果!
・ 血流が良くなる効能 - 冷え性や肩こり、むくみ解消も。
・ 肺の機能を高め、COPDの進行を防ぐ働きも。
・ 横隔膜を刺激することで便秘の解消も!
* 「肺ストレッチ」のやり方・ポイント
A:【吸う筋肉のストレッチ】
@ 足は肩幅に広げ、膝は軽く曲げて立つ。両手を胸の前で軽く組む。
A 鼻から息を吸いながら、組んだ手を前へ伸ばしていく。背中は後ろへそらす。
B 思い切り吸いきったら、今度はゆっくり息を吐きながら手を胸に引き寄せていく。
B:【吐く筋肉のストレッチ】
@ 腰の上で両手を軽く組む(組めない人は指先を合わせるだけでもよい)。
A アゴを上げ、ゆっくり息を吐きながら組んだ手を斜め後ろへ伸ばす。
B 吐ききったら、鼻から息を吸いながら手を腰へ引きつける。
・ 以上を一度に2〜3セット行う。朝昼晩などに毎日行うことをお勧めします。
〜 (ためしてガッテンより)
⇒ ⇒ * 参考HP
・ 呼吸を知る NPO法人 安らぎ呼吸プロジェクト
・ 呼吸筋ストレッチ体操(レッスン編)|パンフレット一覧・申込み|パネルパンフレット|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構
・ 老化予防に効果的な呼吸筋ストレッチのやり方-方法【本間生夫 NHKこんにちはいっと6けん】
・ 呼吸筋ストレッチ のど・はなのお悩み解決サイトで、健康を応援 のど*はな
・ 日本呼吸療法医学会セミナー
* ヨガと呼吸
・ ヨガのポーズを日常繰り返し行うことで、次第に身体の歪みが軽減され、筋肉もほぐされていく。
・ 自然に深い呼吸ができるようになり、内臓全体への無理の無い刺激となる。
・ 同時に全身の血行が良くなり、新陳代謝が活発になり、体内の老廃物もすみやかに排出されるようになる。
・ ヨガの呼吸法によって普通の呼吸よりも約25%酸素を多く取り入れられるようになり、自律神経の副交感神経が優位となることで全身がリラックスしてくる。
・ 自然治癒力や免疫力が高まる。
⇒ ⇒ * 参考HP
* 医学が証明!ヨガが体にいい理由〜若返り、ダイエット、ストレス軽減など★ - NAVER まとめ
* 一般社団法人 日本呼吸療法医学会
* 医療とヨガ ヨガを取り入れた新しい医療 Medical Yoga 【メディカルヨガ】
(〜 ゆほびか2015.4号より)
V.呼吸の種類
( 〜 ヨガの呼吸法からダイエット効果までヨガを分かりやすくご紹介!【ヨガマスター】 より)
呼吸は、消化器系や循環器系などの器官と違い、意識することで操作することができる唯一の身体活動で、呼吸を訓練することによって、健康状態を良好に改善・維持することが出来ます。
呼吸法とは、「呼吸によって、心や身体の機能を向上させることを目指す訓練方法」で、正しい呼吸法で交感神経、副交感神経を良好な状態に保つことが出来るようになります。
呼吸法には古来から多種多様ありますが、自分に適した呼吸法を実践して、心身の健康を維持・増進していきましょう。
* 人間は命を授かった時からその命が尽きるまで、あたりまえのように自然に呼吸をして命をつないでいます。
生きていくために「呼吸」は必要不可欠な生命の営みなのです。
* 『呼吸法』とは、「呼吸によって心や身体の機能を向上させることを目指す訓練方法」。
・ 呼吸は、消化器系や循環器系などの器官と違い、意識することで操作(コントロール)することができる唯一の身体活動。
・ 普段あたりまえのようにしている呼吸ですが、呼吸を訓練することによって、心身を訓練することにつながります。
《 正しい呼吸の効果 》
・ 正しい呼吸を継続していくと、心身への様々な効果も期待できます。
・ 深く正しく呼吸すると血液中の酸素が増え、それによってヘモグロビンの量も増えて新鮮で健康な血液が身体中をめぐり、細胞の代謝が活性化されます。
・ 血液循環が改善されることで、不要な老廃物や毒素が排出されます。 呼吸をすることで、横隔膜が大きく上下に運動するので内臓のマッサージになり、老廃物が浄化されます。
・ 正しい呼吸法を取り入れることにより、呼吸に必要な筋肉が鍛えられ、心肺機能が高まるので、呼吸器系の免疫力もアップします。
・ 脳に多くの酸素が送り込まれるため、疲労物質が分解され、脳が活性化されます。
《 代表的な呼吸法 》
・ 胸式呼吸、腹式呼吸、逆腹式呼吸、片鼻呼吸等がある。
* ヨガの呼吸法
・ 腹式呼吸、胸式呼吸、腹圧呼吸、鼻ヨガ呼吸、腹筋呼吸法、鎖骨呼吸法、丹田呼吸法、ハタ呼吸法、完全呼吸、ウジャイー呼吸、プラーナ呼吸法、ソーハム呼吸法、チベット呼吸法、カパラバティ呼吸、シータリー呼吸、火の呼吸、バストリカ呼吸、マントラ呼吸 等がある。
・ ヨガの呼吸は一般的には腹式呼吸が主流、ピラティスやポーズや流派によっては胸式呼吸。
* ヨガにおいては、呼吸法を「プラーナヤーマ」といいます。
* 「プラーナヤーマ」の語源は、 サンスクリット語で「気息、呼吸」を意味する「プラーナ」と、「制御、制止、延長」を意味する「アーヤーマ」が合わさってできたとされてる。
* ヨガでの「プラーナ」とは、単なる「息」ではなく、あらゆる生物・あらゆる物すべてにおいて 身体内外に存在する「生命エネルギー」のことであり、宇宙に満ちているエネルギーと同じものだとも言われています。
* 「プラーナーヤーマ」も単なる「呼吸法」というよりも、身体内外の生命エネルギーの調節(「調気法」)を意味しています。
* 深い呼吸をすることによって、「プラーナ」をたくさん取り入れ、身体のすみずみまで行きわたらせるのです。
* 全ての細胞を覚醒させ、本来のエネルギーを活用することが「プラーナーヤーマ」にはあります。
下記に代表的な呼吸法をまとめてみました。
3−1.【 胸式呼吸 】
・ 無意識状態の呼吸や、深呼吸する場合の呼吸。 胸を膨らませる。
・ 主に息を吸うことを目的とした呼吸。
・ 肋骨を大きく広げて息を吸う方法。
※ 逆腹式呼吸 ・・・ 吸う時胸を広げお腹をしぼめ、吐く時胸をしぼめお腹を膨らませる呼吸法。
3−2.【 腹式呼吸 】
・ 横隔膜を上下させる呼吸法。胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)をなるべく動かさずに行う呼吸。
・ 胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)をなるべく動かさず、横隔膜を引き下げて息を吸う呼吸。
・ 基本は、鼻からお腹をふくらませて息を吸い込み、口からお腹を引っ込ませるように息を吐き出す。
・ 姿勢は座位。
・ 時間は一日10分位の目安。あまりこだわらず、気軽に。
・ 吐く事を意識して行う呼吸。
・ 肺の中の残気量を減らすことを目的とした呼吸。
・ 横隔膜の上下動を主体にする。
・ 胸式呼吸より換気効率が高い。
・ 内臓が刺激され血液循環が活発化。
・ ベータエンドルフィンの分泌増加、リラックス化。
・ 高血圧者の血圧低下。
3−3.【 腹圧呼吸 】
・ 息を吐く時、横隔膜に下降腹圧(呼気圧)をかける腹式呼吸法
・ 息を吐く時、横隔膜を強く下降させることで、腹圧によって腹膣が押し下げられ、容積が増加し吸気時多量の空気が取り込める。
3−4.【 鼻ヨガ呼吸 】
・ ヨガの基本は鼻呼吸。
・ 丹田(たんでん)と呼ぶおへそのすぐ下あたりに力を入れ、気管支や肺に残っている空気を出すつもりで5秒間、鼻から息を吐く。
3秒間止め、丹田を緩めるようにして5秒間鼻から息を吸い込む。呼吸の回数は1分間に4、5回。これを朝夕20回ずつ繰り返す。
・ 片方の鼻で呼吸することで、心身の活性化、沈静化をコントロールする呼吸。
・ 右鼻呼吸と左鼻呼吸を各 約10回程度、起床時、就寝時等に実施。
・ 片側の鼻で呼吸をすると鼻粘膜で作られた一酸化窒素は一度鼻腔内にたまり、濃度の高い一酸化窒素が体内に取り込めるようになり、一酸化窒素は血管平滑筋という中膜を形成している筋肉を緩め、血管を広げる働きをする。
《右鼻呼吸》
@ 左鼻の孔を指で塞いで、右側の鼻だけで息を吸い込む。
A 口から出来るだけゆっくりと息を吐き出す。
《左鼻呼吸》
@ 右鼻の孔を指で塞いで、左側の鼻だけで息を吸い込む。
A 口から出来るだけゆっくりと息を吐き出す。
※ 《片鼻呼吸》
@ 右手、人差指と中指を眉間にに当て、親指で右鼻を軽く押さえ、左鼻から吸う。
A 薬指でそっと左鼻を軽く押え、親指を離し、ゆっくりと右鼻から吐く。
B そのままで右鼻からゆっくりと吸う。
C 親指で右鼻を押さえ、左鼻から吐く。
以後、@〜Cを繰り返す。
右鼻呼吸 | 左鼻呼吸 | |
新陳代謝 | 活性化 | 沈静化 |
効果 | ダイエット効果 | リラックス効果 |
自律神経 | 交感神経 活発化 | 副交感神経 活発化 |
状態 | 緊張 | リラックス |
体機能 | 活性化 | 沈静化 |
脳機能 | 左脳の活性化 | 右脳の活性化 |
体温 | 身体加温 | 身体冷却 |
【呼吸運動】
・ ヨーガ、東洋健身術等。 有酸素運動より弱い運動量。
⇒⇒ 活性酸素の発生が抑えられる。
横隔膜鍛えられ、深い呼吸が得られる。
換気効率が高まり、換気不良による酸欠防止に役立つ。
新陳代謝が活発になり、肥満解消、予防に効果大。
免疫力が高まり、疾病になり難くなり、健康維持増進に効果的。
精神が安定してくる。
ストレスを感じなくなる。
【呼吸筋】
・ 呼吸運動の円滑化 ← 腹式呼吸で息を吐くことを毎日練習することで、横隔膜が鍛えられる。
・ 呼吸筋の鍛錬
⇒ 1.ストロートレーニング:第一段階:ストローをくわえ、息を出来るだけゆっくり吐き続ける。吸う時は鼻から普通に吸う。
約3分間行う。
第二段階:コップに水を入れ、ストローで息を出来るだけゆっくり水中へ吹き込み続ける。
吸う時は鼻から普通に吸う。
約3分間行う。
2.腕・肩廻し 最初に内側に20回、次に外側に20回廻す。〜 胸式呼吸がし易くなる。
3−5.《腹筋呼吸法》
・ 意識を下腹部に集中して、息を吐ききる呼吸法
・ @ 下腹部に手を当て、意識を下腹部に集中する。
・ A 息をフッフッフー と充分吐ききる。
・ B 収縮した腹筋の力を抜き、自然に息をスッと吸う。
3−6.《鎖骨呼吸法》
・ リラックス状態で限界まで吸気後に、両肩を上げ、更に限界まで息を吸う呼吸法。
@ ゆっくり口から息を吐く。限界まで吐ききる。
A ゆっくり鼻から息を吸う。限界まで吸ったら、両肩を上げ、更に限界まで息を吸いつづける。
B 両肩を下ろしながら、ゆっくりと息を口から吐く。
3−7.【 丹田呼吸 】
・ 「臍下丹田」(せいかたんでん。下腹部にあり、”気”の源とされる部分)で呼吸をする呼吸法。
・ ”気”を取り入れ、丹田に貯め、それをはっきりと体感し、体内に巡らせるという技。
・ 「丹田」 ----- 古来より臍下三寸(約9cm)の位置にあると言われている臍より下の下腹部。
・ 息を吸い込み、下腹部に力をこめてからゆっくりと息を吐き出す呼吸法で、強い腹圧を伴った呼吸型。
・ 自律神経のアンバランスを防ぎ、生体内における各種ホルモン系を調整し、その調和を保ち、すぐれた内臓の強化法。
・ 心身ともにたくましい生活力を湧き出させる源泉であり、原動力。
・ 詰まっている体内の炭酸ガスを吐き出す。
・ シャカの呼吸法 ⇒ 白隠禅師 ⇒ 丹田呼吸法 : 各流派の丹田呼吸法がある。
・ 丹田呼吸法の習得にはかなりの訓練が必要、簡単な呼吸法でも十分な効果が得られる。
・ すべての基本は、口からゆっくりと細く長く息を吐き切り、鼻から吸う腹式呼吸。
・ 丹 ⇒ 不老長寿の薬、不老長寿のエネルギー。 田 ⇒ それを育てる場。
・ 釈迦の呼吸から白隠禅師の丹田呼吸法へ発展。
・ 白隠禅師の丹田呼吸は、医学的見地からも有効性が認められている。
・ 徹底して息を吐き、本当の自分を見つめるという強い想念で、丹田をイメ−ジする。
・ 丹田 ⇒ 生命エネルギー(気)の充電場所。
・ 丹田呼吸は、肺にたまっている二酸化炭素を徹底して外に吐き出す呼吸法。後は自然に新鮮な酸素が入ってくる。
・ @ 息を充分吐ききる。
・ A 下腹部が膨らむように息を吸う。
・ B 胸を広げ、下腹部がややへこむ。
・ C 8割程吸ってから、鼻から少しづつ息を抜き、胸の力を抜く。
・ D 腹に息押込めるようにし、肛門を閉める。
・ E 丹田にエネルギーが充電されるイメージを描く。
・ F 気を腹に押込めながら下腹部をへこます。
・ G 約9割吐息後、息を少し止める。 @へ。
例-1
@ 首・肩・みぞおちの緊張をぬき、心を落ち着けリラックスする。
A 目を閉じ、息をゆっくりと吐く(約8秒)
・・・吐くときに下腹を少しへこませ、同時に心のマイナスの思い、体の不調が出て行くイメージをする。
B 次に息を吸いながら、下腹をふくらませ、宇宙の気(輝いたエネルギー)が呼吸とともに体内に入ってくるイメージをする。(約8秒)
C 次に息を止め、吸い込んだエネルギーによって全身のすべての細胞が元気になり、不調が消えてしまったイメージをする。(約8秒)
例-2
1) 目を閉じて、丹田(たんでん)に片手を置き丹田を意識する。
※ 丹田とは下腹おへその下あたりにあるツボ。
2) ここで一度息を吐き出す。
3) 丹田を意識しながら 深く、ゆったりと大きく呼吸する。
4) おなかの中のもの全てを吐き出すつもりで、おなかがへこむまで息を吐き切る。
以上3)・4)を繰り返し行う。
※ 呼吸中は、プラスの想念(良いこと、自分と周囲がプラスになることなど)を抱き続ける。
3−8.《 プラスイメージ瞑想丹田呼吸法 》
・ プラス思考の心・想念のエネルギーによって、運命が改善される。
・ 潜在意識層まで、プラス思考の心・想念のエネルギーを浸透させるように、気長に継続的に行う。
・ 宇宙法則に叶った、心の浄化のための瞑想を行う。
・ @ 正座、またはイスに浅く腰掛ける。肩・みぞおちの力を抜く。目を軽くつぶる。
・ A 鼻から息を吐きながら、ゆっくり前かがみになり、両手で丹田を軽く押さえ、へこませる。
・ B 吐息中、体中の毒素・業想念が発散し、宇宙空間へと吸い取られるイメージをする。
・ C お腹の皮が腰椎の方へくっ付くイメージを抱きながら、充分吐ききる。
・ D 息を一寸止めてから、自然に息を吸う。
・ E 吸気中、頭から生命エネルギー、宇宙エネルギーが流入してくるイメージを抱く。
暖かな柔らかい太陽光線が全身を包みこんで、体中の全細胞が生き生きしてくる情景を抱く。
・ F A〜Eを約10回繰り返す。
・ できるだけ、自然なリズムで、呼吸のリズムに意識を奪われないように。
・ できるだけ、ハッキリした明るいイメージを脳裏に描写する。
・ 過去完了形でイメージする。 「希望が成就した。天命が遂行されました。有難うございました。」と心の中で唱える。
・ 継続することで、やがて効果が顕れてくるので、気長に焦らず行いましょう。
* 肉体の各細胞・器官に、感謝の想いを伝える。
・ 理想 = 宇宙の根源的意識と繋がっている各人の真我の想い。
・ 実現不可能なことは、思い浮かばない。
3−9.《 幸せ深呼吸 》
・ 朝起きた時に行うと、より効果的。
・ 太陽に向かっての呼吸。 ゆったりとしたリズムで、「今日はいい日だなあ」と声に出して、幸せが満ちてくるイメージで深呼吸を行う。
・ 息を吐く時は、心の中にある悩みや不安を全部吐き出すつもりで、吸う時は幸せやいいことが全身に満ちてくるようなイメージで行う。
・ プラスの言霊を声に出して行う呼吸法。
⇒ ⇒ やがて、幸せ、良いことが現実化してくる。
・ 呼吸に意識を集中する。
・ 何か考えが浮かんできたら、一つずつ手放していく。
幸せを呼び込む呼吸法
※ HAの呼吸法
・ ヒューレン博士の“ホ・オポノポノ(SITH)の呼吸法。ハワイの伝統的な問題解決法。
・ 「HA(ハー)呼吸法とは、聖なるエネルギーを吸い込んでエネルギーを取り戻す、クリーニングの為の呼吸法。
・ HA」には、生命エネルギーを活性化させる働きがある。
・ 体内の様々な部位に残留していた毒素が浄化されて、よどみがなくなり、空気中に遍満している宇宙子を必要な量だけ取り込めるようになる。
・ 「HA]という命を呼び起こす呼吸法を行うことで、ホ・オポノポノのクリーニングプロセスや瞑想などを行う準備ができる。
方法
⇒ @ 7秒間息を吸う。A 7秒間息を止める。B 7秒間息を吐く。
これを1セットとして、1〜3セット、5セット目標。7セットでも可。
正確に7秒でなくても自分のペースで7秒数えてもOK。「鼻から吸って、鼻から吐く」、「鼻から吸って、口から吐く」でもOK。
※ 【 ホ・オポノポノ 】
⇒ ネイティブハワイアンの伝統的な「問題解決」法、ホ・オポノポノ。
これを、ハワイ伝統医療のスペシャリストで「ハワイの人間州宝」(1983)故モーナ・ナラマク・シメオナ女史が現代社会で活用できるようアレンジしたのが「セルフアイデンティティ スルー ホ・オポノポノ(SITH)」。
多様な文化的・社会的背景からなる南北アメリカや欧州で実践されつつ、さまざまな国際会議、高等教育の場へも紹介されてきました。
・ 自己の存在を根源から観て、許し、受け入れ、大切にすること。
・ 問題」の本質を知り、どんなレベルにおいても根本的・日常的に解決する方法を学びこと。
・ ホ・オポノポノの4つの言葉 → 「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」。
* HP⇒⇒ Ho'oponopono-Asia
3−10.《 火の呼吸 》
・ クンダリーニ・ヨガ特有の呼吸法。クンダリニー・ヨガが発祥。
・ 基本的には自然呼吸法をスピードアップしたもの。
・ クンダリニー・ヨガの呼吸法をベースにしたトレーニング法。
・ 悟りを得るために必要なシャクティ(性力)を活性化させるヨガで、生涯をかけて修行を行なうことでクンダリニーが穏やかに活性化し始め、各チャクラが徐々に開発されていくようになる。
・ Breath Of Fire! 『火の呼吸』
・ 浄化の呼吸法です。血液や肺の粘膜、全ての細胞を浄化します。
・ 身体を温め、脳を活性化。火の呼吸は脳への酸素の供給量を増し、脳神経を若返らせる効果があると言われています
・ 滞っているエネルギーを解放し、免疫力を高めて身体の内側と外側を浄化&活性化していきます。
・ 1秒間に2〜3回の速いスピードで行う呼吸法。1分間に30回でも良い。慣れてきたら60回を目指し、更に200〜300回の熟達者もいる。
・ 短期間でエネルギーを高める強力な呼吸法。
* 「究極の呼吸法」実施の場合は、3〜4回/2秒 程度のユックリペース。
・ 浄化呼吸法(痛み、悩み、疲れ、心の苦しみなどの邪気を追い出す)
【 効用 】
・ 短時間で驚異的な速度の腹式呼吸を持続的に行なうことで、脂肪などを燃やす有酸素運動の効果も得られる。
・ 短時間でエネルギーを高めるため、神経系、内分泌系、脳に強く働きかけるとともに、腹筋を激しく動かすため、横隔膜の周辺にある自律神経が刺激され、乱れが整う。
・ 腹筋も鍛えられるため、基礎代謝もあがり、免疫力も強くなる。
・ 3分間の火の呼吸はウォーキング30分の消費カロリーに匹敵する。
・ 免疫力・自然治癒力の強化 体力増強 集中力の高揚。
・ 体内の浄化作用等の効果も得られる。
・ 短時間に神経系、内分泌系、脳に強く働きかける。
・ 身体を内側から暖め、免疫力、代謝を高め、脂肪を燃焼してくれる。
・ クンダリニー・ヨガ 〜 悟りを得るために必要なシャクティ(性力)を活性化させるヨガの効果があり、生涯をかけて修行を行なうことでクンダリニーが穏やかに活性化し始め、各チャクラが徐々に開発されていくようになる。
【 方法 】
1.全身をリラックスさせ姿勢を真っ直ぐに保つ。
2.息を鼻から吐きながらお腹を引っ込め、吸うときは鼻から自然に空気を入れる。意識は吐くことに集中する。
3.はじめは1分間に30回くらいのペースで行い、徐々に速くしていく。
4.慣れたら1分間に200回程度の速さで呼吸を行う。
※ 吸気と呼気の間隔を途切れさせることなく、断続的に力強く行う。
※ 息を吐く時にヘソを背骨の方向に素早く引き、胸部はリラックスして行うことが重要。
* リラックスして基本のポーズで座る。
* 口を閉じて吐くことに意識をおき「フッフッフッフッ」と連続して鼻で吐いて鼻で吸う。
* お腹の腹筋やインナーマッスルを使いながら息を「フッ」と吐くときに強く丹田(おへそから指4本下の辺り)の辺りをお腹の内側に引き込む動きを繰り返して行う。
【 注意点 】
・ 火の呼吸を行なうときは、リラックスした状態で行なう。
・ 必ず空腹時に行う。 食後3時間以上経過後に行い、食事は呼吸法を行った後、30分以上あけること。「火の呼吸」は短時間で意識的に腹圧をかけて腹部深層部(インナーマッスル)の腹横筋や腹筋を使いますので、胃の中に食べ物が無い状態で行うこと。
・ 心臓疾患、高血圧、胃腸トラブル、妊娠中、生理中、手術後の人等は禁止。
* 呼吸の間は、肩と胸の力を抜く。
吸う時は、お腹をリラックスさせ力を抜き、自然に横隔膜が下がるようにする。自然に息が入ってくるようにし、吐息も力を抜き、呼気と吸気のバランスを等しくする。
( 〜 ヨガマスター、みらい書房、フリー事典等より)
3−11.《 浄化の呼吸 》
・ カパラバティ呼吸 〜 浄化の呼吸法。
・ ハタ・ヨガから発祥。
・ カパラバティの意味:「kapalbhati」の「kapal」は「頭蓋」「前頭」、「bhati」は「光」「輝き」や「知覚」「知識」という意味。直訳すると「光る頭蓋骨」。
・ 浄化呼吸法(痛み、悩み、疲れ、心の苦しみなどの邪気を追い出す)
・ ハタ・ヨガで行う浄化法を「シャット・カルマ」と言う。
・ 「シャット・カルマ」は、以下の6つの浄化法を指す。
カパラバティ呼吸法は、そのシャット・カルマの1つに分類される。
@.ダウティ(Dhauti)・・・内臓(食道・胃・歯・ノドなど)の浄化法
A.バスティ(Basti)・・・直腸(肛門)の浄化法
B.ネティ(Neti)・・・鼻孔内の浄化法
C.トラタカ(Trataka)・・・眼の強化法
D.ナウリ(Nauli)・・・腹筋の強化法
E.カパラバティ(Kapalbhati)・・・肺の浄化法
【 効用 】
・ カパラバティ呼吸法は、肺や鼻孔、前頭部分の空気が換気され、スッキリさせる効果があります
・ 浄化呼吸法(痛み、悩み、疲れ、心の苦しみなどの邪気を追い出す)
・ 肉体面:腹筋や横隔膜を鍛える。 腹部の脂肪燃焼、 肝臓や腎臓などの内臓強化、 消化促進(消化器官の調整)、 血行の改善、 鼻孔の浄化、
肺の浄化 等。
・ 精神面:ストレス解消、 マイナスエネルギーの解放、 眠気を覚ましスッキリさせる、 思考力や直感力(洞察力)を鍛える、 心と意識のバランスを保つ 等。
【 方法 】
1.全身をリラックスさせ姿勢を真っ直ぐに保つ。
2.下腹部に意識を集中させ、両鼻から深く息を吸い、お腹(下腹部)を膨らませる。
3.口を閉じ、腹筋に力を入れて瞬間的に引き締め、鼻から「シュッ」と音が出るぐらい強く短く息を吐き、お腹を内側に引き寄せるようにへこませる。
4.強く短く息を吐きだしたら、すばやくお腹をゆるめ、自然に入ってくる息を吸う。
5.吐いて・吸うパターンを1、2秒で1回行う速さで、約10回繰り返す。 最後に深い呼吸をする。
* これを1ラウンドとし、3〜5ラウンド続けます。
1ラウンドの呼吸が10回できたら、吐いて・吸うパターンを1秒で2回行う速さにしていき、
1ラウンドの呼吸を15〜20回に増やす。最高5ラウンドまで行う。
※ 注意:必ず空腹時に。食後は避ける。 完全呼吸や腹式呼吸が自然にこなせるレベルでないと 難しい呼吸法。
( 〜ヨガマスター、みらい書房、フリー事典等より)
参考HP ⇒ ヨガの呼吸法!ダイエットにも効果的な呼吸法とは ? まとログ
・ カパラバティ呼吸法 【ヨガマスター≪Yoga Master≫】ヨガの呼吸法やダイエット効果など気になる情報が盛りだくさん!
・ ヨガの呼吸法まとめ!呼吸法をマスターして心身ともに健康に まなぶーん
・ zentra yoga
・ ヨガの呼吸方法|プラーナヤーマのやり方と驚きの効果
・ ハタ・ヨーガ - Wikipedia
W.究極的な呼吸法
4−1.《 ヨーガの呼吸法 》
* ・ ヨーガ = 究極的な心のやすらぎを創りだす手法の総称。
・ 完全呼吸法 調気法(プラーナ・アーヤーマ)
@ 肺底中心の呼吸で、腹式呼吸(横隔膜呼吸)。
A 胸式呼吸(肋骨呼吸)。
B 肩式呼吸(鎖骨呼吸。
C ウジャイ呼吸(深い胸式呼吸)
・ 呼吸は4つのステップで構成
⇒⇒ @呼気 A止気 B吸気 C保気。 陰陽の気の流れを整える。
⇒ 呼気中の酸素濃度は、約12%程度。つまり約9%分もの酸素を取込めます。
・ 様々な呼吸法(プラーナヤマ)で気の流れを調整。 ⇒ 自律神経の安定化、心のやすらぎを創りだす。
・ 近代ヨーガ: ラージャヨーガ(王道のヨーガ)と、ハタヨガの総合的ヨガの集大成化。
* プラーナ : 「生命のエネルギー」
* アーヤーマ: 「制御コントロール」、「功」
・ 心身調和呼吸法(ナディショーダープラーナヤーマ)
@ 鼻筋に人差し指を添え、右手の親指で右鼻の孔を押え、左鼻の孔穴だけから吸う。
A 中指で左鼻の穴を押え、右鼻の孔だけから吐きます。
B 次に、右鼻から吸って左鼻から吐く。
C 以上のサイクルを繰り返す。
* 吸気の時は、左鼻からエネルギーが脊髄の左側の管『イダ』を通ってクンダリーニ(尾?骨付近)に到達し、右鼻から吐く時は、背骨の右側の管『ピンガラ』を通って出て行く様子をイメージしながら呼吸をする。
4−1−1【 完全呼吸法 】
・ ヨガの完全呼吸法は「吸う」・「息をとめる」・「吐く」の3つプロセスを統合して行う。 自然な一連の流れで出来るようにする。
・ 完全呼吸法とは、腹式呼吸、胸式呼吸、肩(鎖骨)呼吸、クンバク(息を止める)を組み入れた呼吸法。
・ クンバクは、息を止めて、プラーナを身体に留めて身体の隅々に行き渡らせ、細胞を目覚めさせる呼吸。
* 吐く時はお腹、胸、鎖骨の順で、吸う息はお腹、胸、鎖骨の順で行いう。
@ 最初に息を吐ききる。
・ ゆっくりと息を吐いて、自然に下腹部(丹田)がへこんで横隔膜を上げ、お腹をへこませ、息を吐き切る。
A 吸気
・ 「腹式呼吸→胸式呼吸→鎖骨呼吸」 の流れをイメージして、ゆっくりと鼻から一定に吸った息が、「丹田→肺→胸→気管支」の順に流れていくのを意識する。
・ 横隔膜の動きを使って肺の下部に息を満たしていく。
・ 下部肋骨、胸骨、胸部を前に突き出す感じで胸郭を広げながら吸い込み、肺の中部を満たしていく。
・ 肩を少し上げ、胸の上部を突き出しながら息を吸い込み肺の上部を満たしていきます。
B 吐息(クンバク)
・ 息を止める(クンバク)。 丹田に力を集中し、肛門を締めて、肩とみぞおちの力を抜きながら、数秒間息を止める。
・ クムバクで、プラーナを身体に取り入れ、生命エネルギーを全身に行き渡らせ、生命力が満ち溢れてくる。
C 吐息
・ ゆっくりと、胸の位置を維持しながら、腹をへこませながら息を吐いていく。
・ さらに胸を元に戻しながら吐き、続けて肩を下げながら吐き、空気が完全になくなったら、胸とお腹をリラックスさせる。
※ 呼吸の長さは、最初のうちは、「吸気1:クムバク1:呼気1」、
慣れたら、「吸気1:クムバク2:呼気2」、
最終的には、「吸気1:クムバク4:呼気2」を目標とする。
* 〜 (〜 ヨガマスター等より)
4−1−2【 プラナ呼吸法 】
・ 古代インドでは、呼吸や食事により、宇宙に存在している生きるためのエネルギー生命素 = プラナを身体に取り入れると考えられていた。
・ このプラナを効果的に体内に取り入れる方法として、プラナヤーマ(呼吸法)が考えられた。
・ プラナヤーマとは宇宙に存在している生きるためのエネルギー生命素=プラナを体に取り入れる呼吸法。
・ プラナは宇宙に循環しているものであり、身体中にプラナを流すことで気力が充実し、まだまだ眠っている生命力を呼び起こす妙法がプラナ呼吸法。
・ プラーナは生命エネルギーと訳され、プラーナヤーマ(調気法)において呼吸とともに外界から体内に取り入れ、肉体や心,魂に影響を与えるものと説明されています。
・ プラーナは花にも樹木にもあり、滝にも山にもあります。寺にあり神社にあり、人にも宗教団体にもあり、この世のすべて〜小宇宙にも大宇宙にもあります。
・ 呼吸法は息を入れることだけでなく、もう不必要になったものを出すことも大事で、体が浄化されていきます。
・ 呼吸は、「吸う」・「息をとめる」・「吐く」の3つプロセスから成り立つ。
・ ヨガにおいては「吸う」ことよりも、「吐く」ことを長くし重点を置いてます。
・ 吸う息で充満するプラナ(生命エネルギー)を身体の組織を送りこみ細胞を刺激します。
・ 息をとめること(クンバカ)で熱をおこしエネルギーを全身に行き渡らせます。息を吐くことで汚れた空気と毒素を排出します。
・ 例
@ 通常よりも深く息を吸い、全ての息を吐き出す。
A 下腹にまで息を送り込むように、下腹を膨らましながら息を吸う。
B 下腹が膨らんだら、次はあばら骨を膨らます。
C 最後に胸を膨らませ、鎖骨がちょっと上向きになるのを意識する。
D 息を吐く時は、鎖骨が下がり、胸を萎めさせ、肋骨をリラックスさせ、最後にお腹を少し引っ込ますような感じで息を全て出し切る。
E A〜Dを約3分間繰り返す。
・ プラナヤーマを行うことで感情が安定し、自律神経・内分泌系・免疫系のバランスが保たれます。又腹圧が強化され、筋肉や神経が発達し、内臓が強化されます。
・ 胸が広がることで姿勢が矯正され呼吸器が強化されます。緩急含めた自由自在の呼吸法によって血液の浄化や心肺機能を高める効果は絶大です。
・ 微細なプラナは通常の呼吸では少ししか得ることができません。
・ リラックスのもとで心を集中し規則的に行われるヨガのプラーナヤーマは、多くのプラナを取り入れることで活力と強さでその人は輝くようになります。
・ プラナヤーマ(呼吸法)を行うことで感情が安定し、自律神経・内分泌系・免疫系など身体のバランスが保たれるといわれています。
・ 体内には、酸素や二酸化炭素や血液以外にも、プラナという微細な生命エネルギーが流れています。
・ 体内の酸素や血液やプラナの流れが滞ると、精神的、肉体的不調が徐々にあらわれてきます。
・ ヨーガの呼吸法は、普段使っていない肺や呼吸器系全体を意識的に使っていきます。
・ 体内に酸素を豊富に取り込ませ、汚れた二酸化炭素を意識的に吐き出すことにより、呼吸器系全体を掃除し浄化していきます。
プラナヤーマ呼吸法は、
・ 短眠に効果的、副交感神経を活性化しリラックス状態になり脳や内臓が休まる。
・ @力を抜いて、意識的に吐く息を長く深くする。体内にプラナ:生命要素が入るイメージ。(約7秒)
A一旦息を止める。 プラナが全身を駆け巡るイメージ。(約14〜28秒)
B吐く息に意識を集中する。(約14秒)
・ ヒマラヤ聖者は、周囲にあるプラナ即ち霊的質料を食してる。
・ 植物もこのプラナを摂取し、人間はこの植物を食料にしてプラナも同時に取り入れてる。
〜 ヨガ生活、プラナ呼吸法 等より
“呼吸法”は現代のストレス社会にとっては最適な行法であると思います。
《 通勤途中、歩行中の呼吸 》
⇒ (A) 1・2歩で吸う、3・4歩で息を止める、5〜6歩で吐く。
慣れてきたら、(B)1・2歩で吸う、3・4歩で息を止める、5〜8歩で吐く。
次のステップ:(C)1・2歩で吸う、3〜8歩で息を止める、9〜12歩で吐く。
次のステップ:(D)1・2歩で吸う、3〜10歩で息を止める、11〜14歩で吐く。
4−1−3《 マントラ呼吸 》
・「マントラ」とは、サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味します。
・ 漢訳では「真言(しんごん)」と訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指します。
・ 呼吸をしながらマントラ(言葉)を頭の中で唱えます。
・ すべての意識を、言葉の音に集中させることで雑念を追い払い、 心をクリアにする呼吸法です。 呼吸とマントラとを組み合わせながら、深く呼吸し意識を高めていきます。
*『 効用 』
・ より深い瞑想状態に入る。 集中力が高まる。
*『 方法 』
・ 息を吸う時は「アー」、吐く時は「オーム(AUM)」と頭の中で唱えます。
・ 頭の中で唱えたこの2つの音の響きを聞き入れて、己の心の声に耳を傾けます。
・ ポイントは、呼吸よりも音に集中し、 心を一点にとどめる事ができるようになることが大切です。
・ 「オーム(AUM)」とは宇宙の根源的な協和音であり、音さ(おんさ)の響きをまねした音です。
・ 効果的、基本的なマントラが「オーム(AUM)」。
4−1−3〜2《 称名ジョギング、称名登山 》
* 登山やマラソンで、苦しくなった時に、リズミカルに光明の言葉を称名すると、不思議と元気が湧いてきます。
* 日常の歩行の時やジョギングの際に行ってみましょう。
* 慣れるまでは、呼吸に意識します。 慣れてきたら、心の中で、“光明の言葉”を唱えながら呼吸しましょう。
⇒(A)1・2歩で吸う、3・4歩で息を止める、5〜6歩で吐く。
(B)1・2歩で吸う、3・4歩で息を止める、5〜8歩で吐く。
(C)1・2歩で吸う、3〜6歩で息を止める、7〜10歩で吐く。
(D)1・2歩で吸う、3〜8歩で息を止める、9〜12歩で吐く。
* 健康維持のためのジョギングや散歩の時に行っていると、非常に効果的です。是非試しに行ってみましょう。
4−1−4 《 ソーハム呼吸 》
・ ゆっくり息を吸いながら,「ソー」と(心の中で)言い、ゆっくり吐きながら、「ハム」(ハムー)と(心の中で)言う。 腹式呼吸」(深呼吸)。
・ ソーは 私は神ですという意味で、ハムは 私は神と一体です。という意味。
・ 「ソー」は彼。つまり神・ブラフマン、私以外の宇宙の存在全て、何もかもとも言われています。 「ハム」は私。
・ ソーハム(so'haM)は、分解するとサハ・アハム(saH aham)。 この二つを並べると連声して so'ham という音になり『彼は我なり』 の意味になります。
・「ソー」と言いながら、 荘厳で壮大な『愛と光と喜びと平安』以外のなにものでもない・・・と想起します。
・「ハーム」と言いながら、・・・ 端で不純な、悪い感情や想念をぜーんぶ、ぜーんぶ、綺麗さっぱり排出したあとの、『純粋無垢なワタシ』という者は・・・と思念します。
・「純粋性を吸い込んで、不純性を吐きだす」瞑想法。
・「呼吸の(無音声の)マントラ」とも言われている。「ソーハム」という言葉を,口に出しては唱えないからである ,「心の中で」唱えるのである
・「梵我一如」
@ 「ソー」という言葉をイメージしながら、鼻から息をゆっくりと深く吸いこみます。
A 「ハム」という言葉うぃ思い浮かべながら、鼻からゆっくりと息を吐きます。
B 息を吸い、吐くのに合わせて、ソー…ハム…と口に出さずに繰り返しながら、ゆっくりと流れるように呼吸を続けます。
・ よい果実(Phala)愛と光と平安を取り入れて、けがれ(Mala)、悪想念を退けるイメージで行う。
・「真我である私は愛と光と平安である神さま」と意識しながら、呼吸に意識を向ける。
・ 頭頂からお尻まで一本のパイプをイメージして、その中に光の玉をイメージする。
@ ソーと吸う時は、その光の玉が頭頂からお尻の方に下がってくる。
A ハムと吐く時は、その光がお尻から頭頂に上がっていく。
「ソー」で長く息を吸い込みながら、「荘厳・大光明・全能神なり」と唱えます。
「ハーム」で長く息を吐きながら、「肉(欲を)吐き捨てた、裸の私は」と心の中で唱えます。
⇒ ⇒ (〜みんなのヒーリングルームHP 等より)
4−1−5 【 ウジャイ呼吸法 】
・ アシュタンガ ヨガで行う呼吸法.、ヨガを行う上で重要な呼吸法(調気法)の一つ。 「ウジャーイー呼吸法」「勝利の呼吸法」とも呼ぶ。
・ 胸式呼吸で行い、お腹をへこませたまま、鼻だけで呼吸をする。その際、吸う時も吐く時も同じ長さで行う。
・ 呼吸は、鼻から吸って鼻から吐き、吸う、吐くの長さは均等にして、息を吐く時も吸う時もお腹をへこませた状態で行なう。
・ 舌は前歯の裏側に軽く付け、喉の気管を細くするようなイメージを持つ。
・ 気管の中に空気が通るのを感じながら呼吸をすると、喉の中を「スースー」と音を立てながら空気が移動し、その音でアサナに集中することができる。また、内臓を活性化させる働きがある。
・ 鼻だけで呼吸する。 深い胸式呼吸。
・ 喉の後ろを呼吸が通るようにし、呼吸の音ひびきを出し、その音を聞き落ち着くようになる。
・ 呼吸音はマントラと同じ効果がある。
・ 腹筋を常に背骨の方に引き付ける。おへそが背中にくっ付くイメージ。(ウディヤナ・バンダ)
・ 恥骨と尾骨の間の括約筋を常に引き締める。(ムラバンダ)
・ お腹をできるだけ動かさない。
・ 肋骨の中に風船が入っていて、膨らんだり縮んだりするイメージで胸式呼吸を。
・ 体内でエネルギーをコントロールすることができる。
・ 身体が温まる。
・ ウジャイ呼吸”は鼻から空気を吸って胸を膨らませ、鼻から空気を出し胸をしぼめる、胸式呼吸。
* 『 方法 』
@ ジャーランダラ・バンダ(喉の引き締め)をします。
・ 頭頂を天に吊り上げられているように首を伸ばし、首を通っている、空気の管”気管”を長く細く引き伸ばし、アゴを軽く引きます。
A 気管を圧迫コントロールして、逆に声を出す”声門を開きます”。
・ 細くなった気道を速い流れの空気が通り、開いた声門を擦って音が大きくなります。 海の波が浜辺に寄せては、引いて行くような音です。
B 胸を大きく広げ、喉を通る音に意識を向けながら、胸式呼吸を繰り返します。
* 息を吸う時にお尻を締め(ムーラバンダ)、お腹を凹ませて(ウッディヤーナバンダ)、内臓を上に持ち上げる事を加えてみて下さい。
・ お腹を膨らませない分、吸った空気が胸に充満し胸が大きく広がります。
・ 息を出すときも、下腹部の引き締めはコントロールしながら、鼻から出します。
・ 骨盤底筋群やお腹を引き上げることで、肺の残気を押し出し、きれいに空気を吐くことが出来ます
・ この胸式呼吸をしながら、喉に意識を集中し呼吸音を聞いてみましょう。
* ウジャイ呼吸法を繰り返し実践することで、毎呼吸、ノドで空気を吸っていることを感じ、全身の細胞に呼吸が浸透していくことを実感することができます。
初めての練習では、「スゥー」という音を強めにするように行ないますが、無理に音を出して逆にノドを痛めることもあります。
1度ウジャイ呼吸法をマスターした後は、わざと音を出す必要はなく、音を出すということよりも、呼吸を感じることが大切です。
〜 ウジャイ呼吸法より
4−1−6 【 4−7−8 呼吸法 】
(* たった1分で眠くなるという「4-7-8呼吸法」が話題!! リラックス効果が高い、 * 1分で眠れると話題の478呼吸法!夜眠れないときは瞑想が効く! | 睡眠 )より抜粋
* 1分で眠りにつけるという “4-7-8呼吸法”。「1分で眠れる瞑想方法」。
* 呼吸法です。
* リラックス効果が高い呼吸法は古代インドが起源。
* 米アリゾナ州にすむアンドリュー・ウェイル博士が考案。
*
※ 方法
1. 最初に舌の先を口内上側に当て、“フー!” と言いながら肺の中の空気をゆっくりと吐き出す。
2. 口を閉じて、心の中で4つカウントしながら鼻から息を吸い込む。
3. 次に7つ数えながら息を止める。
4. それから8つカウントしつつ、ゆっくりと口から “フー!” と息を吐き出していく。
このサイクルを3回繰り返す。 ポイントは静かに息を吸い込み吐き出す時はフー! と音を立て、舌の先は口内上側に当てておくこと。
※ 効用
・ 副交感神経系を静めてリラックス効果を得られる。
・ 興奮した時や怒りを感じた時に、深呼吸をしたら気分が落ち着くのと同じ効果。
・ 興奮状態でなかなか眠れそうにない人は、この方法だと気持ちが静まり、よく眠れるようになる。
・ 不眠、うつ、疲労感が改善。
・ 実際に瞑想グループのメンバーは不眠、うつ、疲労感などが改善した。
・ 瞑想中の脳内は情報処理が休止している状態!瞑想中はオフライン状態。
・ 瞑想は睡眠障害を改善し、質のよい眠りをむかえる準備を整える。
・ 不眠の原因となる自律神経の乱れや、不安、ストレスなどが瞑想を行うことによって改善されるため、眠りやすくなる。
・ 1日15分瞑想を行うだけで、脳や体がリラックス状態になり睡眠の質も良くなる。
4−1−7 【 その他のヨガの呼吸法 】 ( 〜 ヨガの呼吸法からダイエット効果までヨガを分かりやすくご紹介!【ヨガマスター】 より)
《 ハタ呼吸法 》
* 「ハタ」の「ハ」は「太陽」、「タ」は「月」という意味です。
* ヨガにおいては、右の鼻が太陽の気道、左の鼻が月の気道とつながっていて、左右の鼻からの呼吸バランスを整えることで、体内における「陰(月)」と「陽(太陽)」のバランスを調整できると考えられています。
* ハタ呼吸法は、左右の鼻から交互に息を吸うことで、体内の陰と陽のバランスを調整する呼吸法です。
* 基本のハタ呼吸法は、左右の鼻から交互に呼吸する方法です
* 『 効用 』
右鼻呼吸 ・・・ 身体を温める。 体内の活力がみなぎり元気が出る。
左鼻呼吸 ・・・ 身体を冷やす。 心が穏やかになり、落ち着くことができる。 寝つきがよくなる。
* 『 方法 』
@ 背筋を伸ばした状態で、楽な姿勢で座ります。
A 左手は、手の平を上にして膝の上におきます。右手の親指を右の小鼻、薬指と小指を左の小鼻に当て、人差し指と中指は軽く眉間(第三の目)を押さえます。
・ 右ひじを左手で支えて安定させます。(ここまでが準備)両鼻から息を吐ききります。
B 親指で右鼻をふさぎ、左鼻から息を吸います。
・ 吸いきったら、薬指で左鼻をふさいで(両鼻をふさいだ状態で)2〜3秒間息を止めます(クンバク)。
C 親指を離して、右鼻から息を吐きます。
・ 吐ききったら、そのまま右鼻から息を吸います。
・ 吸いきったら、親指で右鼻をふさいで(両鼻をふさいだ状態で)2〜3秒間息を止めます(クンバク)。
D 薬指を離して、左鼻から息を吐きます。
E この、左鼻(吸う)→右鼻(吐く)、右鼻(吸う)→左鼻(吐く)(5〜10までの流れ)を3回程繰り返します。
* 「ハタ」の「ハ」は「太陽」、「タ」は「月」という意味です。
《 チベット呼吸法 》
* 古来チベットの僧侶が瞑想に入る準備体操として行っていた修行法を一般人が実践しやすいように形を変え、現代の健康・美容法とした体操を、チベット体操という。
* チベット体操の時に行う呼吸法として、チベット呼吸法がある。
* もともと持っているポジティヴな本質を、呼吸法で取り戻そうというもの。
* 苦しみから完全に解放され万物にとって有益な存在になることとされ、ポジティヴな変化を起こすの当面の目標。
* チベット体操では「胸を張る」儀式が多いので深い呼吸が出来てくる。
* チベット呼吸、 聖なる呼吸法、丹田呼吸法。
《 チベット体操 》
・ 人間の身体には7つのエネルギー・センター(チャクラ)があり、健康体の場合にはそれぞれのチャクラが早いスピードで回転し活力に満ちた生命エネルギーを製造している。
・ チベット体操はそのエネルギー・センターの回転を正常にし、若さと健康と活力を回復させるもの。
・ チベット体操は、若返りの秘儀。 呼吸と体操で、ツボ(チャクラ)を刺激して心身を活性させますので、体を鍛えるようなトレーニングではありません。
・ 「チベット体操」の呼吸法(丹田呼吸法)と体操で、自分の心と体の健康と若返りのために、1日わずか15分で効果が現れる。
・ 5つの体操と1つの呼吸法からなる、チベット密教の修行法。
・ 本来は僧が瞑想前に行う準備体操でした。
・ チベット版ヨガとも呼ばれています。 ヨガよりもシンプルでとても簡単。 腹式呼吸でゆっくりと体を動かすことで、血流がよくなり、リンパの流れがスムーズになり、細胞が活性化し、新陳代謝もよくなります」
* 呼吸 = 「丹田呼吸。 おへそから手のひら二つ分下あたり、その辺を丹田という。 そこに、息を 吸い込んで勢いよく吐く呼吸。 腹式呼吸より遙かに下のほうを意識する。 鼻から吸って口から吐く。
・ 【1・大地の儀式】全身の細胞を活性化し、若さを保つ。
1.両足をそろえて立ち、両腕をまっすぐに肩と水平になるように伸ばす。手のひらは下向き。
2.1のまま自然な呼吸で右回りに回る。かかとは上げない。
3.最初は3回回る。慣れてきたら2回ずつ増やす。終わったら、目が回るのが止むまであおむけに床に寝る。手のひらは上向きで目を閉じる。
【2・水の儀式】リンパの流れを整え、生理不順や更年期障害予防に。
1.あおむけに寝ころぶ。足は閉じて両腕は体の脇につけ、手のひらは床に向ける。
2.鼻から息を吸いながら頭を持ち上げる。さらに息を吸いながら両足をそろえたまま、膝が曲がらないように足を床と垂直になるまで上げる。
3.口から息を吐きながら両足を下ろし、頭もゆっくり下ろしながら息を吐ききる。
【3・火の儀式】血液循環・消化器官を活発にし、ホルモンバランスを整える。
1.肩幅に足を開いて膝をつき、足のつま先を床に立てる。
2.首を前に倒しながら息を吐く。胸にあごがつくところで息を吐ききる。
3.鼻から息を吸いながら上半身を後ろにゆっくり反らせて、胸を天井に向けて開く。
4.息を止めて、そのまま上体を起こし1の姿勢に戻る。
【4・風の儀式】気の滞りをなくし、全身のリンパの流れをスムーズに。
1.両足を肩幅に開き膝をまっすぐにして、背筋と足が直角になるように座る。
2.口から息を吐きながら、あごを胸につけるように頭を前に倒す。
3.鼻から息を吸いながら、そのまま頭を後ろに反らせる。足と手の位置を動かさずに体と床が平行になるよう腰を持ち上げて、テーブルの形を作り、息を止める。
【5・空の儀式】エネルギーを体内に送り、臓器の活性化と若返り効果。
1.口から息を吐き、手とつま先に力を入れて、背中を反らせて上半身を起こす。目は天井を向いて、膝と太ももは床から離す。
2.鼻から息を吸いながら、手のひらとつま先で体を支えて腰を上げ、三角形の形を作る。
3.口から息を吐きながら、1の姿勢に戻り息を吐ききる。
【6・宇宙の儀式】下垂した内臓を持ち上げ、骨盤のゆがみを正す呼吸法。
1.肩幅に足を開き、膝を軽く曲げて手は両膝の上に置く。このまま口から息を思いきり吐ききり息を止める。
2.息を止めたまま、上半身を起こし、手は腰に添えて、内臓を上に持ち上げるように意識し、おなかを思いきりへこませ、肛門もギュッと締める。同時に肩を上げて、あごは鎖骨の中央のくぼみにつけて、喉もギュッと締める。
3.息をできるだけ止めたら、肩を下ろして力を抜き、鼻からゆっくり息を吸う。
※ 『 チベット体操 方法 』
・ 5点座法
@ 床に座って足を組みます。
A 背筋をまっすぐに伸ばします。
B 胸を開き両肘を体からわずかに離します。
C 両手をひざにおき、臍下四指の位置で均衡の印を結びます。
D あごを軽く引き背筋を伸ばします。
臍下4指とはおへその指4本分位下のところで、均衡の印は指の形のことで、左の親指を左の薬指の根元に当てて、右手のひらの上にのせます。
《 カバラバティー呼吸法 》
* カパラバティ「kapalbhati」の「kapal」は「頭蓋」「前頭」、「bhati」は「光」「輝き」や「知覚」「知識」という意味です。 直訳すると「光る頭蓋骨」という意味です。 という意味です。
* カパラバティ呼吸法は、肺や鼻孔、前頭部分の空気が換気され、スッキリさせる効果があります。
* ハタ・ヨガで行う浄化法を「シャット・カルマ」と言い、アーサナ(坐法)とプラーナーヤーマ(調気法)と同じく、ハタ・ヨガにおける重要な技法の1つです。
* 「シャット・カルマ」は、以下の6つの浄化法を指します。 カパラバティ呼吸法は、そのシャット・カルマの1つに分類されます。
・ ダウティ(Dhauti)・・・内臓(食道・胃・歯・ノドなど)の浄化法
・ ダウティ(Dhauti)・・・内臓(食道・胃・歯・ノドなど)の浄化法
・ バスティ(Basti)・・・直腸(肛門)の浄化法 ネティ(Neti)・・・鼻孔内の浄化法
・ トラタカ(Trataka)・・・眼の強化法
・ ナウリ(Nauli)・・・腹筋の強化法
・ カパラバティ(Kapalbhati)・・・肺の浄化法
* カパラバティ呼吸法は、必ず空腹時に行いましょう。食後3時間は空け、胃に食べ物が無い状態で行うようにしましょう。
* 『 効用 』
・ 肉体面 ・・・ 腹筋や横隔膜を鍛える。
・ 腹部の脂肪燃焼。
・ 肝臓や腎臓などの内臓強化。
・ 消化促進(消化器官の調整)、血行の改善、鼻孔の浄化、肺の浄化、ぜんそく、肺気腫、気管支炎、結核の改善等。
・ 精神面 ・・・ イダ(※1)とピンガラ(※2)のナディ(プラーナの通り道)を浄化。
・ ストレス解消、マイナスエネルギーの解放、眠気を覚ましスッキリさせる、思考力や直感力(洞察力)を鍛える、心と意識のバランスを保つ 等。
* 『 方法 』
@ 目を閉じて、全身をリラックスさせ、数回ほど呼吸をして準備。
A 下腹部に意識を集中させます。
両鼻から深く息を吸い、お腹(下腹部)を膨らませます。
B 次に、口を閉じ、腹筋に力を入れて瞬間的に引き締め、鼻から「シュッ」と音が出るぐらい強く短く息を吐き、お腹を内側に引き寄せるようにへこませます。
C 強く短く息を吐きだしたら、すばやくお腹をゆるめ、自然に入ってくる息を吸います。
吸う呼吸は意識的に行わず、腹筋の力が解放されお腹が膨らむことで息が自然に入ってきます。
この、吐いて・吸うパターンを1、2秒で1回行う速さで、心の中でカウントしながら8?10回繰り返します。
D 最後に深い呼吸をします。
これを1ラウンドとし、3〜5ラウンド続けます。
E 1ラウンドの呼吸が10回できたら、吐いて・吸うパターンを1秒で2回行う速さにしていき、1ラウンドの呼吸を15〜20回に増やしていきます。
それを最高 5ラウンドまで行ないましょう。
《 シータリー呼吸法 》
* 「シータリー」とは「熱を冷ます」「冷却」という意味があります。
* シータリー呼吸法は、50度近く気温が上がるインドの厳しい環境で生まれた呼吸法です。
* 暑くてほてった体の体温を下げ、のどの渇きを抑える効果があり、即効性を発揮します。
* 日本の蒸し暑い夏にもぴったりな呼吸法です。
* 吐く時にだけに意識をして力を入れ 吸う時は自然に肺が膨らむことで受動的に吸います。
* 効用
・ リラックス効果や血液を浄化し体内をリフレッシュさせる効果もあります。
・ 心身の気を鎮める、イライラを抑える、などのリラックス効果。
・ 体のほてりを抑える、体温を下げる、などの冷却効果。
・ 冷たいものの過剰摂取を抑える、 のどの渇きを抑える。
・ 眠気を覚まし、頭をスッキリさせる。
・ 血液の浄化、 消化力の強化、 活力増進、 夏バテ防止等の効果。
* 『 方法 』
@ 上半身をリラックスさせ、息をすべて吐きだします。
A 口を「うー」と発音すると前に突き出る形にして、そのまま 舌を筒状に丸めて口から出し、ストローで吸うイメージで「シー」と音を立てながら、 ゆっくりと口から胸に吸い込みます。
B 肺の中に冷たい空気が満たされていくのを感じながら、一度、息を溜めます。 舌を元に戻し口を閉じてから、温かい空気を鼻からゆっくりと吐いていきます。
C れを10回ほど繰り返します。
※ 《 シートカリー呼吸法 》
* シータリー呼吸法と効果が同じで、舌を丸めずに行う呼吸法。
・ 舌を丸めるのが難しい人や、外出先でしたい時にはこちらの方法。
* 『 方法 』
@ 舌を下の歯の歯茎に置き、口角を横に広げる。
A シータリー呼吸法と同様に「シー」と音を立てながら、 歯と歯の間からゆっくりと息を吸います。
B 一度、息を溜めて、鼻からゆっくり吐いていきます。
《 バストリカ呼吸法 》
* 「バストリカー」とは、、「ふいご」という意味です。 「ふいご」とは、鍛冶屋が鉄を鍛えたり加工したりする時に火を起こすために使う、 空気の流れを生み出す道具です。
「ふいご」を使うと炎が強くなることから由来しているように、バストリカ呼吸法は、勢いよく吸って吐いてを繰り返すとてもパワフルで元気が出る呼吸法で、ふいごのように体に酸素を送り内臓器官の働きを活性化させるのに効果的。
*『 効用 』
・ 内臓の働きを活性化。 ・ 気管支の強化、喘息・肺気腫・気管支炎・結核などの症状改善。
*『 方法 』
@ 背筋をまっすぐ伸ばし座ります。(できれば安楽座、達人座、蓮華座などの瞑想のポーズ) 頭・首・胸などお腹以外の他の部分は動かさないように、肩はリラックスします。
A 口を閉じて舌を上あごにつけます。軽く自然呼吸で鼻から息を吸ったら、鼻から素早く「フンッ」と鳴らしながら、お腹をへこまして息を強く吐ききり、すぐに、お腹を膨らませながら素早く息を吸い込みます。
B この呼吸を早いテンポで数回繰り返します。 0.5秒で吐き、0.5秒で吸うテンポで、1秒間に1呼吸する速度で リズミカルに30回程度行います。
C その後、ゆっくりと息を吸い、クンバクを入れ、さらにゆっくりと吐いていきます。 これを1セットとし、30秒ほどの休みを入れながら、計4セット行います。
* カパラバティ呼吸法と似ていますが、吸う時に違いがあります。 吐く時も吸う時にも力を入れ、 意識的に横隔膜を上下させて呼吸をします。
以上 ( 〜 ヨガの呼吸法からダイエット効果までヨガを分かりやすくご紹介!【ヨガマスター】 より)
4−2 宇宙呼吸法
大宇宙との一体化、宇宙融合法の柱が“宇宙呼吸法”
※ (超細胞革命)より
−1 準備運動
(1) 背骨のズレを調整
@ 仰向けに寝て両足を真っ直ぐ伸ばす。
A 右足を左足の上に乗せ、組む。
B そのまま両足を持ち上げてから、座布団の上に落下させる。 5回繰り返す。
C 次に同様に左足を右足の上に乗せ、組み、そのまま両足を持ち上げてから、座布団の上に落下させる。 5回繰り返す。
D 最後に1回ずつ左右の足で行う。 足を落とす時は、全身の力が抜けたとイメージする。
(2) 手首・足首振り
@ 手首: 両手首を力を抜いて一緒に上下に振る。 腕も振るが手首だけを早く振動させるように振る。
A 足首: 手を何かにつかまり、片足で立ち、力を抜いて足の付け根から振動するように小刻みに振る。 反対の足も同様に行う。
(3) 腰の上下動(スクワット)
@ 両手を肩幅に広げ、手の力を抜いて立つ。
A 膝を緩めてゆっくり腰を落とす。 しゃがみこむ四分の一位の位置まで下げたら、ゆっくり、手足に力を入れお尻も締めながら、腰を上げていく。
(4) 首廻し
@ 左回し2回・右廻し2回を1セットとし、繰り返す。 首を回しながら、足の裏から力を抜く。 更に全身の力を抜いていく。
(5) 心と体のリラックス
・ 宇宙以上に偉大なものはなく、宇宙以上の真理はありません。 宇宙にすべてを任せたという気持ちになると、心が落ちついてきて、どんなことがあっても腹が立たない。
心配しない。 不安にならない。動揺しない。 リラックスしてくる。常に心は平静で不動心を持てるようになります。 そういう心ができてしまうと、「無心」ということになります。 宇宙に全部任せることです。 とにかく自分でベストを尽くし、あとは宇宙に任せて最善を期待する、確信する。 そうすると、心が一気に楽になっていきます。そしてよい結果が得られるのです。
* すべての出来事はよくなるための前兆。
・ 宇宙を信じるということ。 ・・・ 自分が自分の力で生きているのではなくて、宇宙によって生かされているという認識を持つことです。
・ 宇宙は二重構造になっていて、人間が見たり触ったりできるこの世界(明在系)と、全然見えない世界(暗在系)の二つに分かれているといわれます。
・ 体は見えるが心というものは見えない。それと同じように、宇宙も見えないところと見えるところがあるわけで、その見えない世界に宇宙の心があって、その心を超宇宙意識というのです。
・ その超宇宙意識によってこの世の中はすべてが支配され、秩序づけられています。
・ 自分も宇宙の意識によって生かされているということに気づく必要があります。
・ だから、例えば自分が失敗しても悩む必要はありません。 宇宙意識が決めたことなのです。あなたはそれを経験して、「もっと磨かれなさい」という意昧なのです。
・ 他人のせいでもないし、自分のせいでもない、宇宙意識の中の意味の場のせいだと思っていればよいのです。
・ 大事なことは、宇宙を完全に信じきるということです。 すべてを宇宙に任せることです。 そして最善の結果が出ることを確信し、ベストを尽くす。 すると、不思議なことになにもかもうまくいき始めるのです。
* 留意点
・ 鼻で呼吸する。 → 鼻の奥の空気の通るところに多くの宇宙意識を感じるポイントがあるため。
・ 口と肛門は繋がっており、締りがないのは万病のもとになる。
・ 口呼吸から鼻呼吸に変えるだけで、締りが出て、宇宙意識も高まり健康になれ、集中力も高まり、美しくなる、一石何鳥にもなる。
《 宇宙呼吸法 》
* 宇宙の気を吸い込む方法。
* 息をゆっくりと吸いながら “あいしている”と唱え、吸い切ったら息少し止めた後、息をゆっくりと吐きながら “ ありがとう”と唱える。 これをゆっくりと繰り返す。
* 大宇宙のエネルギーと「本当の自分」とが直結していくイメージを抱きながら、呼吸を続けます。
※ (超細胞革命)より
・ 息を吸っていると思えば、ただの空気の交換。 目に見える、ただの物理的な交換では、本来の「生命エネルギーの充電、心身の活性化、スピリチュアルな霊性・神性のアップ」などの目的が成就されない。
* 宇宙の神秘的な「気」・「プラーナ」・「生命エネルギー」・「宇宙エネルギー」・「宇宙子」を吸っていると意識して“意図”すれば、やがて上述の目的が達成されてゆく。
* 真の呼吸の目的は、空になって宇宙(神、本心)とつながるためにするもの。
* ヨーガでは、呼吸法を「プラーナーヤーマ」と呼ぶ。
「プラーナ」は「気」であり、生命エネルギーを指す。 「アーヤーマ」は「制御、制止、延長」を意味する。 これらを組み合わせた「プラーナーヤーマ」は、「気を調える」という意味になる。
呼吸によって「プラーナ」をたくさん取り入れ、身体のすみずみまで行き渡らせることで全ての細胞を覚醒させ、本来のエネルギーを活用するのが「プラーナーヤーマ」。
* 「わたしとあなた(世界・宇宙)はひとつ」、という真理。 わたしと世界はひとつとなって完成する。
※ 宇宙呼吸瞑想法
* 「吸気時に”神の(あるいは宇宙の)無限の力が常に丹田に収まっている”と想念し、同時に丹田が光り輝くのを心の目で視る。呼吸を止めることなく呼気に移行し、“無限の力が全身に満ち満ちている”と想念し、宇宙無限力が全身に広がり、体全体が光り輝くのを心の目で視る。その際、宇宙無限力は全身から溢れ出て、周囲にまで広がっていくのを視る。」。
・ クラウンから松果体周辺(DNAに関係する器官の全て)を通り、ベースチャクラまで通過するプラーナ(生命元素)管に焦点を合わせ、天上界よりプラチナ光線素粒子(地球にとっての次世代生命素粒子)を降ろすときに、その素粒子は管を通して、新しい生命法則によるデータをDNAとして松果体にもたらすことになります。
あなたはその未来データを内包する超高次エネルギーを受け取りながら、やがてそれが現在のDNAの自己成長を促すために、深く浸透して、飛躍的な活性化を始めるのを感じるでしょう。
・ 宇宙の言霊を伴った腹式呼吸をすることで自分自身の進化だけでなく地球の進化、宇宙の進化に貢献することが出来る。
4−3.《 呼吸法統一 》
* 丹田呼吸法を基本として、吐く息をベースにし想念を空にする呼吸法。
・ 吐き続ける息の音(宇宙のバイブレーション)に意識を集中する。
4−4.《 宇宙究極の呼吸法 》
A 【我類即神也の呼吸法】
・ 人類が神そのものなるために組む“印”の時の呼吸法。
・ 宇宙神(宇宙神・守護霊・守護神との一体感)を意識する。
・ 宇宙の“気”が肉体内に駆け巡り、肉体の“気”と大調和する。人類にも還元される。
・ 腹式呼吸や胸式呼吸の範疇を超越した呼吸。
・ (逆式腹式呼吸、)。
(チャクラを通した呼吸)。
B 【人類即神也の呼吸法】
・ 宇宙神のエネルギーを体内に引き込み、人類に真理、叡智等を運び、人類の意識を浄め真理に目覚めさせる。
・ 宇宙のバイブレーションを発生させる呼吸。
・ 宇宙のバイブレーションを発生させることにより、地球・宇宙の歪、低次元波動を浄化する作用がある。
・ 宇宙のバイブレーションと交流する。
・ 深い胸式呼吸。(ウジャイ呼吸の進化版: 鼻の奥でひびきを発生させる)
・ 自分自身も、チャクラが開花し、各種の能力が開発され、神人になれる。
・ 究極の呼吸法。
・ 呼吸法による印と称名は、自らの人生を切り開いてゆくのに最高の道。
・ 『宣言を伴った“呼吸法の唱名”』が最高に効果的。
・ 呼吸法により、体内毒素を排出する。
・ 呼吸は祈りそのもの。
・ 呼吸法によって人類は真理に目覚めてゆく。
・ 呼吸法は、一人一人にとっての「宗教」。
・ 真理の呼吸法(“我即神也 − 成就 − 人類即神也”)が最高の人間の素晴らしい治癒力を引き出す。
・ 呼吸法(呼吸法による印)によって、DNAに刻印されている究極の真理(すべての生命が神の意思と強く結ばれている真実)に気づく。
・ 「呼吸法による印」 =宇宙の生命力、気、パワーを吸収し、肉体細胞に取り入れることで、調和した肉体を維持してゆくもの。
・ 呼吸とは、魂と肉体を結ぶ架け橋。
・ 呼吸で“生命素”、“宇宙子”、“プラナ”が体内に入り物質エネルギー、物事をなすエネルギーに変換される。
・ 神性開発の行は祈りに始まり、プロセスとして「我即神也」、「人類即神也」の印などが主になり、やがて“究極の呼吸”のみとなる。
※ 宇宙究極の呼吸法
・ 呼吸法は、『宇宙の生命力、気、パワーを吸収する』。 呼吸法を行う時の想い ・・・ 肉体界の物質的願望成就を望むのではく、宇宙神の神聖な贈物を吸い込むことを望むこと。
・ 『宇宙の無限なる生命エネルギーそのものを、自らの体内に直接、しかも十分に取り入れるならば、小さな願望以上の、神性顕現が成就する。
・ 呼吸法により、宇宙根源の力を引き寄せ、宇宙生命力を使いこなしてゆく。 この気(宇宙子)が生命を活かす鍵。
・ 宇宙の生命力、気、パワーとは宇宙子。 宇宙子は宇宙神から出て宇宙神に還ってゆく。 この宇宙子は、物質面に働けば、健康、治癒力、再生力、元気となる。精神面に働けば、愛、叡智、勇気、喜びとなる。 人は元々、この宇宙子の海に包まれている。 これは無限なるパワー、無限なるエネルギー、無限なる能力、無限なる叡智が内に宿っていると言うのも同じこと。
・ 本来は、この本来の姿のまま呼吸で宇宙神と肉体身は強く結ばれ、隙間なく絶え間なく交流していが、自らの神性を否定する自らの固定観念によって、呼吸は酸素と二酸化炭素の代謝の働きに限定されてきた。
・ 呼吸法によって、自らの神性を否定する意識が溶解してしまい、宇宙神から新鮮な光、生命力、気、パワーを全身に取り込むことが出来る。それによって、内なる無限なる能力、神力が溢れ出てくる。
( 〜 白光誌「呼吸法の偉力」等より)
C 【 究極の呼吸法 】
(1) 準備
波動を整える準備の呼吸
1.浄化(HA・火)の呼吸
⇒ ⇒ 前述 : ・ 免疫力・自然治癒力の強化 体力増強 集中力の高揚。 体内の浄化作用。 デドックス。 短時間に神経系、内分泌系、脳に強く働きかける。
・ 身体を内側から暖め、免疫力、代謝を高め、脂肪を燃焼してくれる。
・ クンダリニー・ヨガ 〜 悟りを得るために必要なシャクティ(性力)を活性化させるヨガの効果があり、生涯をかけて修行を行なうことでクンダリニーが穏やかに活性化し始め、各チャクラが徐々に開発されていくようになる。
・ 35回、慣れたら49回 連続して息を吐く呼吸法。(3〜4回/2秒程度のユックリペース)。
2. 宇宙究極(ディバイン・スパーク)の呼吸法
⇒ ⇒ 前述 : ・ 7秒息を吸う、7秒息を止める、7秒息を吐く。
2.A−1 : ステージ ゼロ : (7秒吸、7秒止、7秒吐)の呼吸法 3セット。 (35回の火の呼吸実施後) →